2週間前の洋裁教室から またたく間に時が過ぎて また次の洋裁日です。
前回 あと少しで完成するチュニックを持ち帰り 先生のご指示通り家で縫って
ま 不満ながら完成とします。


以前縫ったチュニックと同じ型紙を使い 襟のところを ちょい変えたアレンジで
覚えが悪い生徒は 情けないことに 同じものを3枚縫わなければ とても会得
出来ないという そんな頭です。
毎度々々同じものでは これではいけないと さすがに生徒も思うわけで 原型を
少しずつ変えて アレンジするわけです。

前回のものは袖にゴムを入れており 割烹着にも見えるので 今回はそのままで
長ければ 折り返して着るつもりです。
アレンジするとは 原型を元に 少し変えた作品で アレンジとは人間にも ぴたり
当てはまります。
両親がおり その子どもたちは なんにんの兄弟 姉妹でも 顔がよく似ており
親の顔が原型ならば 子どもたちは それぞれに アレンジされた顔となります。
親戚の法事ごとなどでは 親や兄弟 姉妹が一堂に集まるわけで トイメンから
ながめていると アレンジされた作品群が 実によく解り とてもおもしろい。
父親似 母親似の違いはあれども 歳と共に兄弟 姉妹の顔や体つき 声や仕草
までもが似てきて まことに 怖ろしくもあります。
その昔メンデルさんは えんどう豆を使い 遺伝の法則を発見しました。
洋裁教室の覚えの悪い生徒は 原型からのアレンジと聞けば その昔学習した
メンデルの法則じゃねまるでと 縫物とは関係のないことを 連想するのです。