母が入居しているグループホームは 2ヵ月に1度役員会があります。
こちらへお世話になって早くも4年が過ぎて 最初見かけた入居者の
顔ぶれも 少しずつ変わっていきました。
亡くなったり 長期の入院になると退所しますので いつものかわいい
おばあちゃんが見えんね と職員に聞いたら 骨折されて入院となり
出られましたと聞くことも 珍しくはありません。

役員会は正式には 地域運営推進会議 という名前で2ヵ月に1度開かれ 高知市の
高齢者支援センターの職員 地区の町内会長 18名の入居者の中で 唯一の男性と
なるおじいさん そして家族代表(私) 施設長の5名です。
家族代表は1年ずつ持ち回りで務め 昨年の秋から私の番となりました。
施設長から 入居者の生活状況 2~3月のここ2ヵ月の行事 病気や事故についても
報告があり こちらからも要望等を伝え 以上で役員会は終わりです。
行事報告では 誕生会の様子 お好み焼きパーティー おばあちゃんたちに人気の
お化粧会 3月にはお花見の後 わんぱーくこうち へも足を伸ばしお花見したらしく
皆でにっこり写真が 壁を埋めておりました。
1-2階各9人ずつ 入所者18名の施設は 最高齢は102歳 若くはなんと60代もおり
平均年齢87.7歳 平均介護度2.9とのことでした。
そして現在 数十人も入居待機登録者がいて 空きを待っております。
現在どこのグループホームも満杯で 部屋の空く日を待つ家庭が その日を待ちつつ
年々衰えていく老人介護を自宅でしており 老人が多い高知県は そんなケースが
実に多くあると聞きました。
グループホームは基本的に 認知症患者が生活する場所ですが 今回60代の入居者が
いることに 少しショックを受けました。
おびただしい数の我々世代が 年々確実に老いている今 自分たちが入居したい時代
には いくら待っても空きは出んろうなと しみじみ思いながら帰りました。