ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「砂上の法廷」

2019年10月16日 | サスペンス映画
被災地のブロ友さんはご無事でしょうか
一日も早い復興を願っています

2016年公開の映画の紹介です

監督はコートニー・ハント。
法廷ものの、サスペンス映画です。
主演・出演は、キアヌ・リーブス、レニー・ゼルウィガー、ググ・バサ=ロー。


弁護士のラムゼイは、知人の息子の弁護の為に法廷に向かいます。
17歳のマイクは、父であり、大物弁護士のラシターを殺害した容疑で逮捕されていました。
裁判の開始に裁判官から、
「被告人は未成年であるが、第一級殺人謀殺の為成人として扱う」
と話されます。
ところが、マイクはラムゼイに対しても黙秘を続けており、ラムゼイは「このままでは負ける」とマイクに囁きます。
しかし証人が数人供述し、マイクに不利な証言が続くのです。
ラシターの妻・ロレッタが証言台に立ち、死体発見当時の状況を促されます。
ロレッタは、事件当日のラシターとの会話は、話せないと断言するのです。
ところが法廷が閉められた後、マイクが突然次の証言台に立つと言い、ラムゼイは愕然とするのです。

*****************************************************
証言によって二転三転し、
ここでマイクが話すんかいっ!!って感じです。

ラムゼイ役はキアヌ・リーヴス。
「ディアボロス/悪魔の扉」(1998)の弁護士役を見て監督が抜擢したようです。
キアヌ・リーヴスが以前からファンだったというレニー・ゼルウィガーとは、意外に初共演です。






いつもお立ち寄りいただき有難うございます
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「愛と哀しみの果て」

2019年10月15日 | メリル・ストリープ
1986年公開の映画の紹介です

監督はシドニー・ポラック。
ヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演はメリル・ストリープ、ロバート・レッドフォード。


20世紀初頭のデンマーク。
貴族の娘のカレンは、外の世界にあこがれ、友人の男爵・ブロアと形上の結婚をしてアフリカのケニアに住みます。
土地はカレンの所有地で、カレンは一人で農場経営者として奮闘し、たくさんの現地の従業員を使います。
ある日列車でナイロビに向かう途中、カレンは荒削りなハンター、デニスと出会います。
一方亭主のブロアは、かってにコーヒー栽培を始めたにもかかわらず、農業を手伝おうともしません。
そんな中、第一次世界大戦が勃発し、ブロアとデニスも戦争に参加してしまいます。
ブロアの伝言で、カレンは慣れない険しい荒野を先住民族と渡ることになります。
そこでデニスと偶然会い、旅のアドバイスを受け、愛用のコンパスをもらいます。
しかし、街に戻ったカレンは謎の体調不良に苦しむのです。

***********************************************
原題は『Out of Africa』
原作はカレン・ブリクセンの小説「アフリカの日々」です。

この映画はアカデミー賞で「作品賞」「監督賞」他5個の受賞があります。
ノミネートは「主演女優賞/メリル・ストリープ」「助演男優賞/クラウス・マリア・ブランダウアー」他。

≪ 数々の名言が登場する映画です ≫
------------------------
カレン「私たちがその道を遠すぎるものと見なさないように、地球は丸く作られたのね」
------------------------
デニス「君がだめにしたんだ」
カレン「何を?」
デニス「僕の孤独を」
------------------------
などなど、まだまだ・・・






いつもお立ち寄りいただき有難うございます
感謝、感激でございます
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「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」

2019年10月15日 | ドラマ映画
2006年公開の映画の紹介です

監督・主演はトミー・リー・ジョーンズ。
初監督作品のドラマ映画です。
この映画は、時系列が前後して進みます。


アメリカ、メキシコ国境に近いテキサス。
国境近くを車で走っていた2人の男がコヨーテを見つけ、狩ります。
寄ってみると、コヨーテが食べていたのは人間の死体でした。
死体はメルキアデスという男性で、身寄りがない為すぐ埋葬する事になります。
メルキアデスの友人のピートは、状況を詳しく聞き、撃った人間を探します。
-----
国境警備隊員のマイクは、警備の最中に銃声が聞こえ慌てます。
聞こえる方を向けて発砲すると、男性に当たってしまいます。
男性は死に、黙って戻って来たマイクは怯え始めます。
-----
やがてピートは犯人を特定でき、マイクを連れ出します。
メルキアデスと約束したことがあり、マイクに墓を掘り起こさせるのです。

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この映画はカンヌ国際映画祭で「男優賞/トミー・リー・ジョーンズ」「脚本賞」を受賞、パルムドールにノミネートされています。

トミー・リー・ジョーンズと脚本家のギレルモ・アリアガがハンティング仲間で、企画がスタートしたんですね。

大変大変気の毒なマイク役はバリー・ペッパー。
出演作は多く、「ローン・レンジャー」(2013)、「メイズランナー」2・3などがあります。






いつもお立ち寄りいただき有難うございます

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「ドミノ」

2019年10月14日 | 実話をもとにした映画
2005年公開の映画の紹介です

監督はトニー・スコット。
実在した元モデルで賞金稼ぎのドミノ・ハーヴェイの自伝・犯罪映画です。
主演・出演はキーラ・ナイトレイ、ミッキー・ローク、エドガー・ラミレス、クリストファー・ウォーケン、ルーシー・リュー、ジャクリーン・ビセット。


アメリカ・ラスベガス警察の取調室。
傷だらけの賞金稼ぎ・ドミノ・ハーヴェイは、FBIの犯罪心理学専門の捜査官の事情聴取を受けています。
ある事件の容疑をかけられているドミノは、事件の真実と自らの過去を語り始めます。
----------------------------
ドミノは有名な男優の娘として生まれましたが、父の死をきっかけに、母との溝が深まります。
暴力事件で大学を退学になったドミノは、広告でみた賞金稼ぎのセミナーを受ける事にします。
小さい頃から武器の扱いを心得ているドミノは、何とかボスのエドとチョコと共に仕事をする事になります。
ドミノは着実に仕事をこなし、テレビ局ではドミノのドキュメンタリー番組が作られるまでになるのです。
ある日、闇で偽造免許を発行している会社員のラティーシャは、4人分の偽造免許証を依頼されます。
更にラティーシャは、お金が必要な為犯罪に加担してしまいます。
4人の犯罪計画を知ったドミノたちは、確保に動き出します。
しかし、4人が行動を起こした様子がいつまでも確認出来ない事に、ドミノは不審に思い始めるのです。

***********************************************
 ※ 『賞金稼ぎ』の仕事は、逃亡犯や仮釈放中の犯罪者を捕えて懸賞金を受け取るというものなんですね。

モデルとなったドミノ・ハーヴェイ本人は度々撮影を訪れて、作品を気に入っていると語っていたとか。
でも、完成直前に他界されているんですね。

この映画は、斬新な構成と光と影が交錯するまばゆい映像が使われています。
トニー・スコット監督は今までと違った取り方で、6台のカメラを使い、視覚的な技術を使って観客に感触を伝えようとしたんだとか。

ドミノのボスであり父親的なエド役はミッキー・ローク。
「レスラー」(2009)ではアカデミー主演男優賞にノミネートされています。






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「花戦さ」

2019年10月14日 | 日本映画
2017年公開の日本映画の紹介です

監督は篠原哲雄。
鬼塚忠の小説『花いくさ』が原作の、“伝説”に基づいたドラマ映画です。
主演・出演は、野村萬斎、市川猿之助、佐藤浩市、中井貴一、高橋克実、吉田栄作、竹下景子、佐々木蔵之介。


天正元年。京都。
頂法寺の花僧・池坊専好は、あちこちの亡きがらに小石を積み花をさして祈りを捧げています。
ある日執行や兄弟子から、織田信長に花を生けるよう頼まれ専攻は岐阜城に向かいます。
途中信長は気性が荒く「昇り龍のようだ」と聞き、専攻は昇り龍をあしらった生け花を作り、信長に気に入られます。
天正13年。
信長は本能寺の変で命を落とし、秀吉が天下を治め始めます。
専好は頂法寺の執行として多忙な日々を送っていました。
ある日専好が生けた花を見たかけた千利休は、専攻を茶室に招きます。
専好は千利休から暖かいもてなしを受け、本来の生け花の楽しみを思い出すのです。
一方、秀吉は利休に黄金の茶室を作らせ、利休が人々から称賛され始めると面白く思わず、2人は次第に対立するようになるのです。

*****************************************************
この映画は日本アカデミー賞で「最優秀美術賞」を受賞、
優秀賞に「監督賞」「作品賞」「脚本賞」などの受賞があります。

この映画では素晴らしい生け花が堪能できます。
200瓶を超えるいけばなが登場しているようです。
表千家不審菴、裏千家今日庵、武者小路千家官休庵の三千家が協力しています。
オフィシャルサイトでクリック出来るんですね!!

池坊専好役は野村萬斎。
狂言方和泉流の能楽師、俳優です。
「陰陽師」(2001)で日本アカデミー賞、新人俳優賞・優秀主演男優賞を受賞、
「のぼうの城」(2012)では優秀主演男優賞を受賞しています。








いつもお立ち寄りいただき有難うございます

大きな災害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます
一日も早い復興をお祈りしています
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「グッバイ、レーニン!」

2019年10月13日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2004年公開の映画の紹介です

監督はヴォルフガング・ベッカー。
ドイツのドラマ映画です。
主演・出演はダニエル・ブリュール、カトリーン・ザース、チュルパン・ハマートヴァ。


東ドイツの頃、首都東ベルリン。
アレックスが小さい頃、母・クリスティアーネは心の病で入院していました。
退院したクリスティアーネは社会主義に没頭し、政府から表彰されます。
青年になったアレックスは、ある日反体制デモに参加して警官に逮捕されてしまいます。
クリスティアーネはショックで倒れ、意識不明の状態になってしまうのです。
間もなくベルリンの壁は崩壊し、東ドイツから社会主義体制はなくなります。
アレックスも姉も、西ドイツ色が濃い、開かれた生活に馴染んでいくのです。
8か月経った頃、クリスティアーネの意識が戻ります。
危険な状態で、刺激のない生活が必要と医師は話し、寝たきりのクリスティアーネを自宅に向かえたアレックスはベルリンの壁崩壊の事実を伏せようと考えるのです。
家の中も以前に戻し、テレビも職場の同僚の協力で、自作のテープを流します。
ところがある日、アレックスがうたた寝してしまったすきに、母は部屋を出てしまったのです。

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この映画はドイツで公開後大ヒットし、ドイツ歴代興行記録を更新したんですね。
ベルリン国際映画祭の最優秀ヨーロッパ映画賞(「嘆きの天使賞」)ほかドイツ内外の様々な映画賞を受賞しています。

アレックス役はこのころ20代半ばのダニエル・ブリュール。
ドイツ語・スペイン語・英語・フランス語・カタルーニャ語が堪能!!
この映画ではヨーロッパ映画賞男優賞を受賞しています。
「ラッシュ/プライドと友情」(2014)、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016)の出演があります。
公開未定の「キングスマン: ファースト・エージェント」の出演が待ち望まれます。


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「抱きたいカンケイ」

2019年10月13日 | ナタリー・ポートマン
2011年公開の映画の紹介です

監督はアイヴァン・ライトマン。
ロマンティック・コメディ映画です。
主演・出演は、ナタリー・ポートマン、アシュトン・カッチャー、グレタ・ガーウィグ、ケヴィン・クライン。


少年少女時代のサマーキャンプでエマとアダムは知りあい、その後も大学時代など何度か再開します。
彼女を連れているアダムでしたが、かわいいエマに会うとテンションあがりまくりです。
ある日アダムは、コメディアンとして有名な父親に呼ばれて会いに行くと元カノと付き合っているとわかりショックを受けます。
その夜友人とバーで、夜を過ごしてくれる女性を見つけようと電話を架けまくり、アダムは酔い潰れます。
目を覚ましたアダムは素っ裸の状態で長椅子に寝ていて、身に覚えがない女性がコーヒーを入れてくれます。
エマの友人や、エマがやってきて、エマの研修仲間のシェアハウスとやっとわかったアダムです。
エマは電話をかけてきて、部屋に入るなり服を脱ぎだして踊ったり泣いたりしたとアダムに話します。
どうやらエマに電話をしたらしく、話をするうちアダムとエマはベッドインするのです。
ところが、少女時代から付き合う事に興味を示さないエマはアダムを邪険に扱います。
諦めきれないアダムが何とかしようとすると、エマは、
「セックスだけの関係をやってみる?」
即座にアダムはOKし、エマは更に、
「どちらかの心が動いたらカンケイは解消ね」
間もなく2人は短い時間でも連絡を取り合い、処選ばすセックスに興じます。
しかしある日、男性と話しているエマに嫉妬したアダムはメールを送ってしまうのです。

**********************************************************
エマ役は、珍しくコメディに挑戦のナタリー・ポートマン。
インタビューでアシュトンに対して失言してしまい、アシュトンが上手くかわして、この映画さながらの軽妙な掛け合いになったんですね。
(Twitterのヘビーユーザーのアシュトンという事を忘れて、ナタリーは「Twitterやメールで会話しても親密になるのは難しいってことね」と言ってしまったのだ)
この映画の公開の年は他に
「ブラック・スワン」「水曜日のエミリア」「マイティ・ソー」
と目白押しだったんですね~~

アダム役はアシュトン・カッチャー。
多くの人がお薦めの作品にあげる「バタフライ・エフェクト」(2005)の主演でした。
他に「ベガスの恋に勝つルール」(2008)、「スティーブ・ジョブズ」(2013)の主演があります。






大型台風が来ていますが、東京方面のブロ友さんはご無事でしょうか
こちら北海道地区はまだなにごともない静けさです
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「ザ・ギフト」

2019年10月12日 | サスペンス映画
2016年公開の映画の紹介です

ジョエル・エドガートン監督・脚本・出演のスリラー映画です。
主演・出演はジェイソン・ベイトマン、レベッカ・ホール、ジョエル・エドガートン。


サイモンとロビンの夫婦は、見晴らしの良い1軒家を購入し、サイモンの地元に引っ越しました。
引越しの日、2人が家具を購入していると、サイモンの昔の同級生ゴードが声をかけてきます。
サイモンはあまり覚えていませんでしたが、電話番号のやり取りをします。
その夜、玄関先にワインが置かれ、ゴードのメモがありました。
サイモンは住所を知っている事を不審に思いますが、ロビンは喜びます。
翌日サイモンの留守にゴードが訪問してきて、ロビンは戸惑いながらも部屋を案内します。
ゴードを交えて夕食をしますが、高校時代の話など、サイモンはあまり歓迎してはいませんでした。
その後妙なことが起き始めたため、サイモンはゴードに来ないよう話してしまいます。
間もなくロビンは、サイモンの同級生の女性からサイモンの意外な事実を知る事になるのです。

**************************************************
脚本を執筆し、監督をしながら、不気味なゴード役も演じているジョエル・エドガートン。
この映画で、シッチェス・カタロニア国際映画祭(スペイン・バルセロナ近郊)の最優秀男優賞を受賞しています。
「華麗なるギャツビー 」(2013)、「ブラック・スキャンダル」(2016)、「レッド・スパロー」(2018)の出演があります。

ロビン役はレベッカ・ホール。
「それでも恋するバルセロナ」(2009)ではゴールデングローブ賞/ミュージカル・コメディ映画部門の主演女優賞にノミネートされています。






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「フルメタル・ジャケット」

2019年10月12日 | 1990年以前のアメリカなどの映画(西部劇以外)
1988年公開の映画の紹介です

監督はスタンリー・キューブリック。
グスタフ・ハスフォードの小説『ショート・タイマーズ』が原作の、戦争映画です。
主演・出演は、マシュー・モディーン、ヴィンセント・ドノフリオ、 R・リー・アーメイ。

ベトナム戦争時。
アメリカ海兵隊に志願した青年たちが、散髪される様子が映ります。
サウスカロライナ州パリス・アイランドの海兵隊訓練キャンプでは、鬼教官の・ハートマン先任軍曹が、酷い言葉で訓練生達に教訓をたたき込んでいきます。
少し太っていて顔に笑みが浮かんだように見えるレナードは、初日から『ほほ笑みデブ』とあだ名をつけられ事あるごとに罵倒の標的になってしまうのです。
対照的に、ジェイムズは聖母マリアを信じないと言い張った根性を見こまれ、レナードに教え込むよう言われます。
ジョーカーは、のみ込みの遅いレナードに根気よくいろいろ教えて行きます。
しかし、ある事でレナードに激高したハートマンは、連帯責任と怒鳴りレナードのミスでそのたびに全員に罰を与えるのです。
恨んだ訓練生たちは夜中レナードにリンチを加え、仕方なくジョーカーも加担しました。
その日から、レナードは様子が激変していくのです・・

**********************************************
物語の後半は卒業した訓練生たちの戦場のシーンになります。

原題“Full Metal Jacket”の直訳は『完全被甲弾』で、
弾体の鉛を銅などで覆った弾丸のことのようです。

この映画はかなりどぎついスラングがあふれています。
キューブリック監督は自ら字幕をチェックし、戸田奈津子の比較的おとなしい字幕は却下されてしまったんですね。
その後は原田眞人が引き継いだようです。
レビューではあまり紹介したくないので、気になる方は是非ご覧頂いて。

レナード役はこのころまだ20代のヴィンセント・ドノフリオ。
この映画の役どころの為に32kg増量したんですね。
「メン・イン・ブラック」(1997)、「ザ・セル」(2001)、「ジュラシック・ワールド」(2015)などの出演があります。






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「ロンドン、人生はじめます」

2019年10月11日 | 実話をもとにした映画
2018年公開の映画の紹介です

監督はジョエル・ホプキンス。
実話のヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演はダイアン・キートン、ブレンダン・グリーソン。


ロンドンのハムステッド地区。
 高級マンションに暮らす未亡人のエミリーは、亡き夫の借金や建物の修繕費に困っていました。
 更に同じ住民の付き合いも迷惑なことばかりです。
ある日、遺品整理中に双眼鏡で外をのぞくと、掘立小屋と公園の池で泳ぐ男性を見かけます。
数日後、また覗いてみると男性は暴漢に襲われていて、エミリーは慌てて警察に連絡します。
チャリティーの最中にエミリーは小屋に寄り、男性・ドナルドと話をします。
何故警察に電話したかと聞かれ、エミリーは双眼鏡で、と躊躇しながら白状します。
 ドナルドが不法占拠で立ち退きを迫られていると知ったエミリーは、守る運動をチャリティ仲間と起こします。
しかし、そんな必要はないとドナルドは怒りだしたのです。

************************************************************
HPより
『実話に基づく、大人たちの幸せ探しを描く物語』

≪ ハムステッド 高級地区 ≫

ロンドン中心部にある地区で、広大な公園ハムステッド・ヒースと、お洒落なショップなどが並ぶハムステッド・ハイ・ストリートを中心にした緑の多い住宅地なんですね。
古くから作家や詩人が暮らし、今でも著名な俳優やミュージシャンが多数住んでいるとか。
映画『ノッティングヒルの恋人』(99)のロケ地の一つとしても有名なんですね。






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「グリーンブック」

2019年10月11日 | 実話をもとにした映画
今年3月公開の映画の紹介です

監督はピーター・ファレリー。
黒人差別がまだ厳しい頃のアメリカの伝記映画です。
主演・出演は、ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニ。


1962年、ニューヨーク。
高級クラブで用心棒として働くトニー・リップは、店の改装のため数ヵ月仕事が無くなってしまいます。
妻・ドローレスと子供2人を養う為仕事を探していると、友人がドクターが運転手を探していると話し場所をトニーに教えます。
トニーがスーツを着てその場所を訪ねると、カーネギーホールの上に住む黒人の有名ピアニスト・シャーリーでした。
2ヶ月間のツアーの為の運転手で、雑用も込みの為トニーは早々に断ります。
ところが、トニーの用心棒としての腕を買っているシャーリーはトニーの自宅に電話をかけ、ドローレスに2ヶ月間旦那を留守にする断りをしたのです。
クリスマスまで戻ると家族に約束をして、トニーは後部座席にシャーリーを乗せ出発します。
シャーリーは地図と共に『グリーンブック』と書かれた本をトニーに渡します。
『グリーンブック』は、黒人専用の宿泊施設が載せられている本です。
コンサートのシャーリーのピアノは素晴らしく、皆拍手喝さいします。
ケンタッキー州に入ると、
「ケンタッキー州のケンタッキーだ!!」
とトニーは喜んでたくさん買い込み、シャーリーに渡します。
食べたことがないシャーリーは手で持って、恐る恐る食べ始めます。
南部に入ると黒人施設は粗末なものになり、トニーは別の宿に泊まります。
すると、シャーリーと一緒に演奏している白人のチェロ弾きがトニーのドアをけたたましく叩き、シャーリーがバーで袋叩きにあっているというのです・・

*******************************************************
シャーリーとヴァレロンガ(トニーの本名)のインタビューや、ヴァレロンガの妻宛ての手紙に基づいて作られたようです。
脚本は、トニー・リップの実の息子・ニック・ヴァレロンガも担当しています。

この映画はアカデミー賞で「作品賞」「脚本賞」「助演男優賞/マハーシャラ・アリ」を受賞、
「主演男優賞/ヴィゴ・モーテンセン」「編集賞」にノミネートがあります。

シャーリー役はマハーシャラ・アリ。
「ムーンライト」(2017)でもアカデミー助演男優賞を受賞しています。
ピアノ演奏は、スコア作曲家のクリス・ボウワーズが指導しているようです。

トニー役はヴィゴ・モーテンセン。
大食漢の役作りのため、20キロ、増やしているんですね。
撮影中に
「昨日より痩せている」
と衣装部から指摘され、増やすためひたすら食事を摂り続けたんだとか・・・








いつもお立ち寄りいただき有難うございます
この映画は、レンタルをひそかに心待ちにしていました
期待を裏切らない作品でした
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「ちょっと今から仕事やめてくる」

2019年10月10日 | 日本映画
2017年公開の日本映画の紹介です

監督は成島出。
電撃小説大賞受賞作の北川恵海の小説が原作のドラマ映画です。
主演・出演は、福士蒼汰、工藤阿須加、黒木華、小池栄子、吉田鋼太郎。


オーストラリア東のバヌアツ共和国。
青年とひとりの少年がこの国の言葉で人生について会話しています。
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日本・東京。
部屋の中は散らかり放題で、段ボールの野菜は傷んでいます。
電話が鳴って山梨の母からの電話を受けた隆は、苛立ちながら応対します。
その日、どんよりと出勤した隆は、ノルマが達成できない事で皆の前で営業部長から罵声を浴びます。
残業も度を超え、不眠が続いている隆は、電車のホームでよろめき、レール側に倒れそうになります。
すると、隆の体を抱えてホームに引っ張る男性がいて、隆を見ると
「久しぶりやん。俺、ヤマモト」
と、派手なシャツのヤマモトは陽気に声をかけます。
さらに、小学生の同級生だと言い、すし屋に隆を連れて行きます。
途中で席を立った隆は、友人に電話をかけてヤマモトが同級生だったことを確認します。
関西弁のヤマモトとの会話は楽しく、その後も会う事になり、デパートでは隆のスーツのネクタイまで選んだりします。
会社でも隆は変わっていき、ノルマが素晴らしい成績の女性から明るくなったと言われるのです。
そして、何度も通い詰めた大きな会社から契約を取ることができました。
隆は大喜びでヤマモトに連絡します。
ところが隆は友人から、知っているヤマモトは海外勤務中と聞いてしまうのです。

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隆役は工藤阿須加。
父親はプロ野球・福岡ソフトバンクホークス監督の工藤公康だったんですね!!!
知らなかった~ オドロキモモノキ
「ルーズヴェルト・ゲーム」(2014)では社会人野球部の投手やくだったんですね。
これから放送のテレビドラマ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」の出演、
来年春放送のテレビドラマ「教場」の出演、
来年1月放送のテレビドラマ「連続殺人鬼カエル男」の主演など、目白押しですな。






いつもお立ち寄りいただき有難うございます
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「はじまりのうた」

2019年10月10日 | ドラマ映画
2015年公開の映画の紹介です

監督はジョン・カーニー。
音楽と、ニューヨークの街並みも堪能できるドラマ映画です。
主演・出演は、キーラ・ナイトレイ、マーク・ラファロ、ヘイリー・スタインフェルド、アダム・レヴィーン、ジェームズ・コーデン。


ニューヨーク。
ライブバーで歌うスティーブは、友人のグレタを紹介し、無理やりステージに引き出します。
グレタは作ったばかりの歌をギター片手に歌います。
しんみりとした歌で、話し始める客がいる中、一人とても真剣に聞いている男性がいました。
その男性・音楽プロデューサーのダンは、別居中で友人と立ち上げた音楽会社を解雇されたばかりです。
失意で飲んでいる時グレタの歌が聞こえ、ダンにはアレンジメントでピアノやチェロバイオリンの音が聞こえ、曲の素晴らしさに気付くのです。
ダンはすぐにグレタの声をかけ、バーに誘います。
その場でグレタはダンの経歴を読み、2人は音楽について話をします。
翌日ダンはグレタを元自分の会社に連れて行きますが、デモテープがない事がわかると断られてられれしまうのです。
ダンはスタジオがなくても外でデモテープを作ろうと話し、退屈しているミュージシャンを集め始めます。
騒いでいた子供たちもコーラスに交えたり、場所もエンパイアステートビルの近くや地下鉄など、ニューヨークの街中で録音をするのでした。
ある日、グレタは別れたデイヴからの電話を受け取ります。
デイヴはグレタと曲を作っていましたが、ミュージシャンとして成功し、他の女性と付き合ったのでした。

***************************************************
この映画は、当初、5館のみだった上映館が、クチコミで1300館までに拡大され、3週目には全米9位を記録する大ヒットとなりました。

アカデミー賞では「歌曲賞」に"Lost Stars"(『はじまりのうた』) がノミネートされています。

※ 同じ年に
助演女優賞/キーラ・ナイトレイ 『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』ノミネート
助演男優賞/マーク・ラファロ 『フォックスキャッチャー』ノミネート
があったんですねー

グレタ役はキーラ・ナイトレイ。
全曲吹き替えなしの、乾いた、素敵な歌声です。

デイヴ役はアダム・レヴィーン。
人気ロックバンド「Maroon 5」のボーカリストで、この映画でスクリーンデビューを果たしました。

≪ はじまりのうた - BEGIN AGAIN ≫

サウンドトラック 全16曲 の、一部ですが。
選曲が良く、とてもいいアルバムです。

Lost Stars/アダム・レヴィーン
Tell me if you wanna go home/キーラ・ナイトレイ
No One Else Like You/アダム・レヴィーン
Lost Stars/キーラ・ナイトレイ
A Higher Place/アダム・レヴィーン
Like A Fool/キーラ・ナイトレイ
Coming Up Roses/キーラ・ナイトレイ
A Step You Can’t Take Back/キーラ・ナイトレイ
Lost Stars(Into the Night Mix)/アダム・レヴィーン
Tell Me If You Wanna Go Home(feat.Hailee Steinfeld)[Rooftop Mix]/キーラ・ナイトレイ






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「危険なプロット」

2019年10月09日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2013年公開の映画の紹介です

監督はフランソワ・オゾン。
フランスのサスペンス映画です。
主演・出演はファブリス・ルキーニ、エルンスト・ウンハウアー、クリスティン・スコット・トーマス。


ジェルマンは、フロベール高校に、国語教師として赴任してきました。
自宅で生徒の作文を添削しているジェルマンは、たった2行しかない作文について妻・ジャンヌに文句を言います。
ところが、クロードという少年の作文は、友達の家庭に訪問した内容で『続く』と締められていたのです。
その後もクロードは、友達・ラファの家庭を聡明な文章で綴ります。
ジェルマンはクロードに個別に指導しながら、現実か、妄想か不明の作文にのめり込んでいきます。
クロードはラファに数学を教えていて、ラファの成績が上がらないと訪問できなくなる、とジェルマンに伝えます。
続きが気になるジェルマンは、事前に数学の試験問題をコピーして、クロードに渡してしまったのです・・

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容姿も端麗なクロード役はエルンスト・ウンハウアー。
年齢は20を超えていますが、16歳の役どころを魅力的に演じています。
とても苦労したのはラブシーンだったとか。

1日がかりで撮影したラストのシーンは、別撮りでも合成でもなく、流れで撮られたものなんですね。

クロードが特に細かく描写している、ラファの美しい母親はエマニュエル・セニエ。
「毛皮のヴィーナス」(2014)の主演があります。






いつもお立ち寄りいただき有難うございます😍 
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「パブリック・エネミーズ」

2019年10月09日 | 実話をもとにした映画
2009年公開の映画の紹介です

監督はマイケル・マン。
実話をもとにしたクライム・サスペンス映画です。
主演・出演はジョニー・デップ、マリオン・コティヤール、クリスチャン・ベール、キャリー・マリガン、チャニング・テイタム。


1930年代のアメリカ、大恐慌時代。
ギャングのジョン・デリンジャーはインディアナ州刑務所に収監されます。
同じ頃刑務所内では作業に使う箱の中から銃を取り出し、数人が刑務官を人質にします。
ジョンもライフルを取り出し、銃撃戦になりながら仲間数人と脱獄に成功します。
ジョンは凄腕の銀行強盗で、金持ちしか狙わない為、大衆からは人気でした。
なかなかジョンを捕まえる事が出来ない警察は、パーヴィス捜査官を呼び寄せ捜査本部の責任者に任命します。
パーヴィスはジョンのコートから仲間の潜伏場所を特定しますが、取り逃がしてしまいます。
その頃ジョンは、バーで美しい女性・ビリーを気に入り、翌日ホテルのクラークで働いているビリーを強引に連れ出します。
ジョンはビリーとホテルを転々とし、寛いでいる処を踏み込んだ警官に逮捕されてしまいます。
収監されたジョンにパーヴィスが会いに来ます。
死刑執行まで会うことはない、と話すパーヴィスに、ジョンは
「それはどうかな」
と答えるのです・・

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原作はブライアン・バーロウのノンフィクション本です。

製作総指揮に、ロバート・デ・ニーロの名前発見!!

ジョン・デリンジャー役はジョニー・デップ。
実在の刑務所は、ジョニーの祖父も同じ頃住んでいたところなんだとか。
パーヴィス役のクリスチャン・ベールとは敵役だった為、演出効果を考えた監督の狙いで、撮影直前に初めて会ったんですね。
寡黙な2人の会話は、家族のこととか、穏やかな内容だったんだとか。






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