ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「花戦さ」

2019年10月14日 | 日本映画
2017年公開の日本映画の紹介です

監督は篠原哲雄。
鬼塚忠の小説『花いくさ』が原作の、“伝説”に基づいたドラマ映画です。
主演・出演は、野村萬斎、市川猿之助、佐藤浩市、中井貴一、高橋克実、吉田栄作、竹下景子、佐々木蔵之介。


天正元年。京都。
頂法寺の花僧・池坊専好は、あちこちの亡きがらに小石を積み花をさして祈りを捧げています。
ある日執行や兄弟子から、織田信長に花を生けるよう頼まれ専攻は岐阜城に向かいます。
途中信長は気性が荒く「昇り龍のようだ」と聞き、専攻は昇り龍をあしらった生け花を作り、信長に気に入られます。
天正13年。
信長は本能寺の変で命を落とし、秀吉が天下を治め始めます。
専好は頂法寺の執行として多忙な日々を送っていました。
ある日専好が生けた花を見たかけた千利休は、専攻を茶室に招きます。
専好は千利休から暖かいもてなしを受け、本来の生け花の楽しみを思い出すのです。
一方、秀吉は利休に黄金の茶室を作らせ、利休が人々から称賛され始めると面白く思わず、2人は次第に対立するようになるのです。

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この映画は日本アカデミー賞で「最優秀美術賞」を受賞、
優秀賞に「監督賞」「作品賞」「脚本賞」などの受賞があります。

この映画では素晴らしい生け花が堪能できます。
200瓶を超えるいけばなが登場しているようです。
表千家不審菴、裏千家今日庵、武者小路千家官休庵の三千家が協力しています。
オフィシャルサイトでクリック出来るんですね!!

池坊専好役は野村萬斎。
狂言方和泉流の能楽師、俳優です。
「陰陽師」(2001)で日本アカデミー賞、新人俳優賞・優秀主演男優賞を受賞、
「のぼうの城」(2012)では優秀主演男優賞を受賞しています。








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大きな災害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます
一日も早い復興をお祈りしています

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4 コメント

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Unknown (AZM57)
2019-10-14 08:47:35
おはようございます。
最近、邦画の紹介も増えてきてますね。
私の知らない作品がおおいのでとても参考になります
(^^♪
こんにちは (AZM57さんへ)
2019-10-14 17:44:39
ありがとうございます
見逃した映画や、観たかったんだ~~という映画ばかりみています
今、「さくらん」借りてるんですよ
紹介頂く記事は、やっぱりとっても参考になりますね
ストーリーは『ありきたり』の域を出ない。 (mobile)
2019-10-15 07:52:16
『花で戦(いくさ)をする』というのだから、もっと奇想天外な戦略を展開するストーリーを期待したのだが、ストーリーそのものは『ありきたり』の域を出ない。ただ、今回の見どころは流石に池坊が全面協力しただけのことはあって、見事な立花の作品を立て続けに観ることができます。
映画ではなく、池坊の立花を観に行くつもりならイイんじゃないですか?
こんばんは (mobileさんへ)
2019-10-15 23:36:45
実は公開時にどなたかのレビューを読ませて頂いていて、それほど山あり谷ありとは思わないで観ました
とにもかくにも生け花は素晴らしかったですね
本当に見応えありましたもん

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