ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「落下の解剖学」

2024年09月30日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
今年2月公開の映画の紹介です

監督は、ジュスティーヌ・トリエ。
フランス制作の、法廷・スリラー映画です。
主演・出演は、ザンドラ・ヒュラー、スワン・アルロー、ミロ・マシャド・グラネール、
サミュエル・タイス。


(あらすじ)
フランス。雪山の山荘。
作家のサンドラは、学生のインタビューに答えています。
ところが上階の音楽がけたたましく、後日時間をとると約束して学生は帰ります。
視覚障害のある11歳の息子・ダニエルは、愛犬スヌープを洗った後散歩に出かけます。
家に戻るとスヌープが吠え、外で父・サミュエルが血まみれで死んでいるのに気づきサンドラを呼びます。
3階から落下したサミュエルは検視され、
擦過傷の他、頭部に強く殴られた血種があり、それが死因と確認されます。
弁護士で友人のヴァンサンはサンドラを訪ね、状況をすべて確認します。
「私は殺していない。」
サンドラの言葉に、ヴァンサンは自殺の可能性を視野に入れます。
しかしその後、3点の要因からサンドラは起訴されてしまいました。
ダニエルが障害を持つため釈放が許されますが、
ダニエルの証言も重要であることから裁判の事で接触しないよう女性が滞在します。
裁判にはサミュエルのUSBが証拠として提出されていて、
その中には前日の2人の口論が録音されていました・・・

************************************************
いやはや、実はこの映画、かなり観たかったんです。
予備知識入れず、法廷モノと初めて知りました。
なので、タイトルからは全く想像できない展開でした。

起訴された3点の要因は、
・3階バルコニーから転落の複数の矛盾
・USBに残されたファイル
・前日の夫婦の会話

原題は『Anatomie d'une chute』。
意味は、「ある転落の解剖学」のようです。
そのまんまですね。

カンヌ国際映画祭では「パルム・ドール」「パルム・ドッグ賞」を受賞、
他たくさんの映画賞の受賞・ノミネートがあります。

サンドラ役は、ザンドラ・ヒュラー。
何と同時期の「関心領域」にも出演してました。
他、「希望の灯り」(2019)、「約束の宇宙」(2021)、「アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド」(2022)などの出演があります。




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大きな展開を期待しましたが・・・

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