ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「スイス・アーミー・マン」

2022年09月12日 | コメディ映画
2017年公開の映画の紹介です

監督・脚本は、ダニエル・シャイナートとダニエル・クワン。
奇想天外な青春・サバイバル・アドベンチャー・ファンタジー・コメディ映画です。
主演・出演は、ポール・ダノとダニエル・ラドクリフ、ほぼ全編二人の出演です。


無人島に漂着したハンクは、絶望して首を吊ろうとしていました。
すると浜辺に若い男が流れ着いているのを見つけます。
その死体はおならをして動いていて、ハンクがまたがると、ジェットスキーのようにどんどん島から遠ざかってしまいました。
ハンクと死体は別の岸に着き、ハンクは救われたと大喜びします。
死体を洞窟に運んでハンクが一人で喋っていると、死体が言葉を発します。
驚いたハンクは叫びながら一度は洞窟を出ますが、また戻って来ます。
死体の言葉は「メニー」と聞こえ、ハンクは死体をメニーと呼ぶ事にします。
メニーは雑誌の女性や、ハンクの携帯に映っているサラに異常に興奮します。
その後、たき火をして夜を過ごしていると巨大なクマが現れ、ハンクが襲われてしまいます。
マニーは逸脱した力を発揮し、クマに立ち向かうのでした・・・

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この映画は数々の賞を受賞しています。
サンダンス映画祭では「最優秀監督賞」
シッチェス・カタロニア国際映画祭では「作品賞」と「主演男優賞」
ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭では「観客賞」

・・・が、しかし、この映画は奇抜さが半端なく、評価も賛否両論分かれたそうです。
サンダンス映画祭では途中退席者もいたとか。

メニー役は、迷うことなくこの役を引き受けたというダニエル・ラドクリフ。
「ハリー・ポッター」シリーズでとてつもなく有名ですが、
「キル・ユア・ダーリン」(劇場未公開)、「ホーンズ 容疑者と告白の角」(2015)、「ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡」(2018)、「ガンズ・アキンボ」(2021)、「プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵
」(2020)の主役、
「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」(2016)、「ザ・ロストシティ」(今年6月)の出演など、色んな役どころがあります。
実は、ふくはかなり楽しみです。

タイトルの『スイス・アーミー・マン』は、
便利機能がたくさんついた、スイス・アーミー・ナイフをもじっているんですね。




スイス・アーミー・ナイフです


皆さま、お立ち寄りとランキングの応援ありがとうございます
3年前にブログを開設しています
当初の記事を再アップした映画ですが、修正も多く上書きしていますです
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「記憶の棘」

2022年09月12日 | ニコール・キッドマン
2006年公開の映画の紹介です

監督は、ジョナサン・グレイザー。
結末が非常に気になる、サスペンス映画です。
主演・出演は、ニコール・キッドマン、キャメロン・ブライト、ローレン・バコール、ダニー・ヒューストン、アン・ヘッシュ。


ある夜、アナの夫・ショーンはジョギングに出かけた後、公園のトンネル内で発作が起こり命を落とします。
10年後。
ホテルの階下でエレベーターを待つクララは、夫・クリフォードにプレゼントのリボンを忘れたと言い、
外に出ると持っていた包みを土に埋めてしまいます。
ホテルの一階にいた少年は後を追ってその様子を見ていました。
一室では大勢の人々が集まり、主賓のジョゼフが皆に話しています。
「ずいぶん前からデートに誘い、プロポーズを続けていてやっとOKをもらった」
そしてフィアンセのアナが紹介され、2人は祝福されます。
その後アナの実家で母の誕生パーティが開かれ、祝福する中見知らぬ少年が入り込んでいるのに気づきます。
少年はアナに会いに来たと言い、アナは少年と2人だけで話を聞くことにします。名前を聞かれた少年は、
「僕はショーン。君は僕の妻だった」
と言い、驚くアナは部屋からショーンを連れ出し、階下のガードマンに自宅に返すよう伝えます。
しかし翌日届いた少年・ショーンから届いた手紙には「ジョゼフと結婚しないで」と書かれていて、アナは家族に相談します。
少年・ショーンは同じマンションの階下に住んでいることがわかり、ジョゼフは親に近づかないようにとくぎを刺しに行きます。
少年・ショーンはアナと夫ショーンしか知らないことまで知っていて、ある日アナはクリフォード夫妻に相談に行きます。
「ショーンを今でも忘れられない。彼であってくれれば・・」
そしてアナは頼みごとをするのです・・・

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原題は『Birth』
文字通り意味は「誕生、出生、生まれること」
「出現」の意味もあるようです。

少年・ショーン役は、今年29歳のキャメロン・ブライト。
「バタフライ・エフェクト」(2005)のトミー役が、映画デビュー作品のようです。
他、「X-MEN:ファイナル ディシジョン」(2006)、「ニュームーン/トワイライト・サーガ」(2009)シリーズなどの出演があります。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
アナの心境がしっかりと描かれている作品でございました
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