ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ニトラム/NITRAM」

2022年09月15日 | 実話をもとにした映画
今年3月公開の映画の紹介です

監督は、ジャスティン・カーゼル。
1996年に起きた事件を含む、実話のクライム・ドラマ映画です。
主演・出演は、    ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ジュディ・デイヴィス、エッシー・デイヴィス。


ロイヤル・ホバート病院、熱傷センター。
少年“ニトラム(本名・マーティン)”は、やけどした経緯をインタビューされています。
「ライターに火をつけたくなって、花火に火をつけたら消えなくなってGパンに穴が開いた」
「もう、花火で遊ばない?」
「遊ぶよ」
1990年代、オーストラリア・タスマニア島、ポート・アーサー。
若干精神障害がある“ニトラム”は両親と暮らし、夕方打ち上げ花火で遊んで近所から苦情が来ます。
学校の近くでも花火を打ち上げ、教師に叱責される中、父は“ニトラム”を連れ帰ります。
四六時中見ているわけにもいかないと父は言いながら、ドライブがてら希望している物件を見に行きます。
ホテルを経営したら手伝うかの問いに、“ニトラム”はうなずきます。
ある日“ニトラム”がサーフボードを買いたいと話すと、母は稼ぎがないからダメと断ります。
芝刈り機を持って家庭を訪問し仕事を探す“ニトラム”は、裕福な独り暮らしのヘレンに芝刈りを頼まれます。
その後もたくさんの犬の散歩など手伝ううちに、ヘレンは車まで“ニトラム”にあげるようになるのです。
“ニトラム”の行動に手を余していた母ですが、ある日家を出ていくといわれてとても驚くのです・・・

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かな~り観たかった映画でございます
知らないうち(?)に配信されてました。

この映画は、カンヌ国際映画祭で「男優賞/ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ」を受賞しています。

“ニトラム”という呼び方は、軽蔑を現した呼び方で劇中でも本人はとても嫌がっています。
本名「マーティン」(Martin)を逆から呼んでいるようです。

“ニトラム(マーティン)”役は、今年32歳のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。
様々な役どころがあり、お気に入りの俳優さんの一人です。
この映画では、「内面から役に近づく努力、その表現を監督が受け入れてくれた」ようです。
デビュー作は結構グロい「ノーカントリー」(2008)。
「ビザンチウム」(2013)、「アンチヴァイラル」(2013)、「スリー・ビルボード」(2018)、「アウトポスト」(2021)などの出演、主演があります。




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