「桜桃の味」

1998年公開の映画の紹介です

監督・製作・脚本はアッバス・キアロスタミ。
イランの、ドラマ映画です。
主演・出演は、ホマユン・エルシャディ、アブドルホセイン・バゲリ、アフシン・バクタリ。

イランの小さい町近郊。
中年の男性・バディは周りの人々に目を向けながらゆっくり車を走らせます。
男性達は近寄ってきて、雇ってくれるようバディに声をかけます。
やがて人気の少ない貧しい人達が住む地区にはいり、公衆電話での内容の話を聞きつけ、ボックスを出てきた男性にバディは声をかけます。
「お金に困っているの？もうかる仕事があるんだけど。」
男性は怒っていなくなります。
バディが更に人探しをしていると、一人の若い青年兵士が兵舎まで送って欲しいと声をかけてきます。
乗せながら青年にいろいろ話しかけ時間がある事を知ると、すぐ終わるからともうかる仕事場に連れて行きます。
そこは更に人里離れた場所で、降りたバディはやっと説明します。
「あそこに穴がある。
朝6時に私の名前を呼び、答えたら穴から引き出して、
答えが無かったらシャベルで土を20杯かけて欲しい。
車のトランクに入っている大金をもらって欲しい。」
自殺の手伝いに怖くなった青年はいつまでも穴を見ようせず、諦めたバディが車に乗ると同時に外に飛び出したのです・・・

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題名の読みは(おうとうのあじ)、そのまんまです。
表記はペルシア語のようです。

この映画は、第50回カンヌ国際映画祭で、
今村昌平監督の『うなぎ』と共に「パルム・ドール」を受賞しています。

皆様、いつもお立ち寄りありがとうございます

時々、いろいろな国々に触れる事が出来る映画を楽しんでいます

この映画は、ちょっと重かったですけどね～～