ぼこ爺のまだら雑記

じじいがブログをはじめました

近い内に・・・というのはいつ頃をいうのかね~

2012-10-05 16:40:13 | 日記

  我が家のバアさんは「あんたは何かというと、いつも近い内には・・・と言い放しのままで何年だがね」と宣うようになった。そして言葉をつづけて言う。「その近い内に・・・を気持ちようやってもらっていたら、もっと幸せな老後が過ごせるのに・・・」と終いにはグチがこぼれるのが、昨今のわれわれジジババの会話である。

 そうか、なんでこんな話題を持ち出してきたのかと思案して、ようやくナゾガ解けた。そうか・・・あのドジョウ総理の「近い内に・・・」という発言に触発されたのだと。この言葉が与野党がそれぞれに、手前に都合のいいように解釈している。自民は今度の安部総裁が年内だという。だがドジョウさまは「近い内ということは近い内だ」と仰る。年内とも来春とも言わずに、のらりくらりと「近い内に」が常套句だ。

 まあ政治のような大それたことでもないワ・・と、バアさんには高をくくって軽返事をしてしまうが、バアさんでは真剣に言っていることが多々あるようだ。つい面倒だから「その内」とか「近い内」と安易に口から飛び出してしまう。そして「その内」に忘れてしまう・・・といった構図だが、相手はしっちくどく繰り返して忘れない。正直言ってもう若い時の様なアクティブティーが殆ど喪失しているのがボコ爺なのだ。

 それゆえ、半世紀以上も連れ添って尻の穴まで知り尽くしていると信じている連れ合いが、いまだに言えばやってくれると思い込んでいるようだ。近年加齢と共に、体力やアクションが半減以下になったことが自覚してきたのだ。まあお陰さまで、お脳のほうはボケ予備群ていどだからありがたいが・・・。たぶん若いときから器用貧乏だったから、家事のメンテナンスはすんなりやってくれるイメージがバアさんには定着しているかもしれない。

 そこで本筋だが、頼まれれば、道具やまとまった材料を使わない安易なものやワープロで町内会の文書つくりていどの「近い内」は3日以内。それ以上は1ヶ月以上で、ものによっては1年以上になる「遠い先」だから、もう大掛かりなものは物理的に困難になってきた。そこでようやく最近のバアさんは宣う、「まあ近い内は当てにせんわ、えりゃあと思ったら、あの世でガンバりゃええがね」と諦め顔になった。

●ご近所や知り合いに頼まれた文書なら即日だわ

  

            ●道具を使った大がかりなメンテ作業は遠い内に

                  

                          

 

 

 


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1 コメント

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やんややんや! (atikotimaru)
2012-10-06 19:21:44
おどきです。よう~やりゃすなも。
じいさまになったら、縁側で将棋か碁を打ってのんびりするのが御隠居様と思っていました。
電動工具は力が要らないけど、着物やタオルが
巻き付くと大変なことになるので、若いものにバトンタッチして総監督になるのがよろしいかと思います。
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