ぼこ爺のまだら雑記

じじいがブログをはじめました

財布の底が見えるようでは就職ができんかもしれんわ

2012-03-31 16:22:55 | 日記

これは孫ではありません。イケメンのモデルです。

 春休みで帰省していた東京の大学生の孫が、昨日帰っていった。そして帰省中の或る日、スーツと靴を新調したいという。今度3年生になるが、入学時にスーツや靴、そして身の回りのものを新調したのに、またスーツを作りたいと言う。登下校やアルバイト、そして普段の外出には滅多にスーツなどは着ないらしい。だから殆ど汚れたり痛んだりはしてないと思っていたが・・・。

 娘夫婦の親は当然だというので訳を聞くと、就職活動にはスーツや靴などネクタイに至るまで必須だと言う。だがこのぼこ爺にはどうも解せない。まず就活なんて4年生に入ってからするもんだ・・・と。その昔、売り手市場の景気がエエ時代に、企業が早々と1年前に学生を手付けした、いわゆる「青田刈り」なるものが当たり前だったがね。そのころは支度金出して身の回りのもの一切の面倒までしていたもんだが。

 それが不景気の今の時代、全く逆の現象となってまったとは・・・。だから2年先の卒業というのに、もう4~6月の間に猛烈にアタックせんと間に合わんらしい。2,3日まえのテレビでも100社受けてみんなあかなんだ学生がこぼしていたが、いささかオーバーだと思うが、相当に厳しいようだ。言うならば「青田刈り」どころか、撒いた稲のタネが発芽して、田植えに適するまでの大きさに育てる苗代みたいなもんだ。

 そんな一人前にもならん学生が2年も前から学業のかたわら就活をせなあかんとは・・・。ぼこ爺としては孫たち多くの学生が可愛そうだと思うが、こんな不景気に出くわした学生に同情したい。いうならばパイが少ない買い手市場を開拓して売込むのは大変な事業だと思う。そこで田植え前の苗を売り込むさまは、さしずめ「苗代抜き」と名付けたい。

 このたびのスーツなども贅沢かもしれんが、青木、青山クラスは目じゃないといい、一応有名百貨店にオーダーをした。当然これに見合う靴やワイシャツ、ネクタイもだ。そこで今度も、しがない貯金をはたいて、それなりの面倒を見る羽目になってまったがね。しがない年金暮らしのジジイが2年前に青山で1万8千円のスーツを買ったのとは雲泥の差だわ。

 いずれにせよ今の就活はゼニがなかったら、身なりは当然のことで交通費、食費などまかなえなかったら、益々就職が困難になる。ああ就職できても安い給料に甘んじることになれば、就活事業費の投資の元が返ってくるのはいつの日だろうか。

 


またもや日曜日はチョンボの日だったわ

2012-03-26 20:02:11 | 日記

 先週の日曜日の惨デーに続いて、昨日の日曜日も大チョンボの日だったわ。彼岸の期間中は他の所用があって墓参できず、チョッと日遅れの昨日、名古屋の平和墓地へでかけた。吾がバアさんはある会合に出席するので、ぼこ爺ひとりの墓参りになってまったがね。

 墓参は春秋の彼岸と盂蘭盆会と大晦日に菩提寺で供養のあと、平和公園墓地で参拝するのが我が家の年中行事になっとるがね。そこまでのルートは私鉄の電車で名駅へ。名駅から市営地下鉄に乗車し、寺のある駅で下車。寺で供養を済ませて再び地下鉄で星が丘で下車。そして市営バスで平和公園墓地へとなるが、交通費の節約の手段として、平日は《どこでも一日フリー切符》を名駅地下鉄乗り場で800円で買う。とにかく一日中乗り放題切符を買うのが定番。

  ところが曜日は《ドニチェコ切符》の乗り放題が600円で買える。普段は800円だから200円のお得だがね。ところがこのようなお得切符を買うのは、吾がバアさんが専門だから買うのにいささか戸惑ってしまった。だが、この結末がどうなったか・・・だ。

 普段ぼこ爺は、私鉄、私バスそして市営地下鉄、バスが共通使用できる《マナカ》のICカードを使っている。ところがそれが癖になっているもんで、せっかくお得な《ドニチェコ切符》買ったことをすっかり失念してしまって、すべて《マナカICカード》ばっかり使ったがね。つまりバアさんと同行していないから、うっかりした大きなド忘れだ。しかも墓参のあとで美術館やそのほかを見て回っただけに余計な交通費が嵩んでしまった。こんなときこそ《ドニチェコ切符》が大いに懐の中味を助けてくれのだが・・・。

 どどのつまりは、ドニチェコ切符を買ったことは、帰宅して財布を小引き出しに終うときに気がついたという、まことにお粗末極まる情け無い始末で終わった。そこで改めて損得勘定をしてみたが・・・。《マナカICカード》の名古屋市内での総交通費は2,600円になった・・・・が。もし《ドニチェコ切符》なら600円で済んだがね。つまり2000円のお得だったということ。

だがよくよく考えると、600円をまるまる捨てたと同然だから2600円を損したような錯覚した気分になってまったがね。どうも損得の計算が判らんようになってまったがわ。

《600円で名古屋市内乗り放題》《普通運賃マナカカード》

     


昨日の日曜日はぼこ爺の惨デーだった

2012-03-19 19:44:56 | 日記

 日曜日、彼岸施餓鬼会の法要に参加のため菩提寺へ出かけた。バアさんは風邪気味で大事をとって不参加である。そして電車で名古屋のその寺に向かう車内の出来事である。発車寸前で慌てて乗車したが、好みでない最後尾車両であったので、発車してから暫くして前の方の電車に移ろうとした。

 そこで三両目に移ろうとして連結部の自動ドアーが開いたので一歩足を踏み入れた途端・・・その時悲劇が起こった。私の左足の靴が何かに引っかかったと思う間もなく前のめりに顛倒しそうになった。

 「アァッ!!」と叫び声が出しながら床に這う直前、誰かの手が私を支えてくれた。「お爺さん大丈夫か!!」と気遣う声の主を見上げると30才前後の男性の心配気な顔が目の前にあった。私は「ダダ大丈夫です・・・有難さま」と咄嗟に出た声。そしてようやく立ち上がって、元凶と思しきドアー入り口の若者を睨みつけた。

 そして視線を足元に移すと、その足元の靴先が通路の真中辺りにある。当然ながら私は語気荒く「ドアーの出入りの通路の真中まで足を投げ出すとは非常識だ!!」言い放った。さらに私を助けた男性が「お爺さんに謝りなさい!!」と加勢してくれた。だがその若もんは聞こえんふりだ。よく見ると1m800ぐらいの長身だから脚も長い。だからといっても靴先を出入り口の通路の真ん中辺りまで突き出すとは・・・何たるヤツだ。いくら長身でも弁えというものがある。

 そんな抗議を言おうとしたそのとき「まず謝れ!!。このお爺さんが床に倒れて怪我でもされたら、タダでは済まないぞ!!」と助けた男性が強く言う。「まずアンタが立って、お爺さんを座らせなさい」の言葉でようやく若もんは腰を上げた。「怪我はないか、歩けますか?」と気遣う男性に対して私は「有難うさま。大丈夫です。歩けます」と何度も礼を述べる間も、若もんは「済みません」と小さな声の一言だけで前の車輛のほうにサッと移動してしまった。

 そこで今どきこんな若もんがいるとは情けないやら、腹立たしい反面、30才前後の男性が顛倒しそうになった老人を身を挺して助け、しかも非常識な若もんに抗議し、叱責されるとは、ただただ感謝するのみだ。まだ勇気と暖かい心をもった若い男性が居るんだ。一日経った今日は少し脚に痛みが残っているが、被害者の私までが何かホッとした心地だ。

それにしてもあの若もんは、そっと逃げるようにして他の車輛に移ってしまったが、悔い改める気持ちがあればいいが・・・・

 

 

 


今日はホワイトデーだが私はホワイトジーだがね

2012-03-14 19:12:28 | 日記

 今日14日はホワイトでーとは知らなんだ。家内バアさんが朝早くから「今日はどういう日か知ってるの?」と言われて「14日だがね。もう半月近くなったか。年寄りには月日が早よう感じるなあ」「何をわざとトボケてりゃあす」そんなやりとりのあとバアさんの決定打が出た。「今日はチョコレートのお返しするホワイトデーだがね」。

 そうかそうだったのかと納得したが・・・何を誰にどのように返せばエエのかと思案したが。もう年寄りにはバレンタインなんかはどうでもエエ。その昔,現役時代は世間一般並に相応の義理チョコを貰ったお返しには義理クッキーやケーキが定番だったがね。

 だが、昨今はプレゼントしてくれる相手は,バアさんと家庭人の二人の娘が仕方がないチョコを呉れるだけだ。元々細工もんのチョコより純粋の板チョコが好きだから、数年前から板チョコにしてもらってる。それでも面倒くさい思っても、ケーキかクッキーなどを物色して返しているんだわ。

 しかし、段々と面倒になってきたのでホワイトデーは忘れたふりをしていたが,案の定催促だ。そうならばこれでお返しだと吾がぼこ爺の「白髪頭」をバアさんに突き出して「どうだ年季の入ったホワイトジイの健在ぶりをお返しだ」と得意顔で言う。「毎日見飽きたこんなクソ頭なんか見たくもないわ」とバアさんは一瞥もせず宣う。ならばと娘達にはメールで画像を送って(これでよろしく)とやったところが,姉妹揃って来た返信は「ちゃんと来年も贈るけどお返しはいらない」と。

 そのあと一言追伸あり。「ただし、あの世にはチョコは送れないから,来年も生きとらないかんよ」と。・・・ああバアさんは所詮は他人だ。娘達は私の血が半分は通っているんだ。そう思った途端にチョッピリ老いのナミダが頬に伝うのを感じてしまったがね。

こんなものは見たくもない方は、目をつぶってください












シマッタ!!布団のシーツにメモ書きをしてしまったわ

2012-03-09 16:08:00 | 日記

 誰もが布団のなかで寝付かれんと、いろいろなことが頭に浮かんでくる。様々な喜怒哀楽、そしてくだらんことまでがぐるぐると駆け巡る。だが朝目覚めると、それらがなかなか思い出せないことが多い。そのとき(あれは大事なことだったが・・・)と悔悟の念に囚われることがある。こんなことが、吾がぼこ爺はしょっちゅうのことだぎゃあ。

 こんなぼこ爺の私でも、下手な横好きの部類で、ある自主出版誌の一隅に投稿させてもらっている。そして、構想から始まって文章書きの流れのなかで、これはいいぞと思うヒントを布団ので思い付くことがしばしばだ。そこで(忘れんうちに)と枕元に常備したメモ用紙に書き留めておるがね。 

 このメモ書きは、とくに自主出版誌の投稿文に限ったことではない。いまこのブログも然り、そしてメールもだ。また日常生活で何か役立つ事柄のヒントを思い付いたときにも、早速忘れないうちにと、メモをする。そしてこの方法が、ぼこ爺には最高の備忘録だと思っとるわ。

 だが真夜中に思いつくと、隣の布団で寝ているわがバアさんの枕元にある常夜灯の薄明かりでは、隻眼の私ではメモ用紙の輪郭ですら甚だ見え難い。だからとバアさんの枕もとの常夜灯を手元に引き寄せ難いわ。そこで已むを得ず、目を凝らして布団のシーツの上でメモ書きするのが通例としとるがね。

 ところが、懸念していたことが遂に起きてまったがね。朝起きて、布団を押入れへ収納しようとして敷布団の毛布をめくると、あらら・・・大変だ!!・・・シーツに油性ペンの文字がでかでかと書いてある。原因はメモ用紙から文字がはみ出たのも気付かずにシーツのも書いていたということだ。油性ペンだから洗濯しても落ちんわ。

 わがバアさんが烈火のごとくイカッタのは当リ前田のクラッカーだ。「二度と布団の上で書くな!!」と。でも無しではぼこ爺のぼこ頭では覚えておけんからムリだ。と言ってもケータイにメモする手もあるが、それはやりたくない。その結果はオーソドックスだが、クリップボードにメモを挟んで書けば絶対大丈夫だと断言して、バアさんを納得させたわ。 

 実際とは違うが、こんな風にシーツまで

はみ出して書いてしまった

       

クリップボードの上なら大丈夫だ