ぼこ爺のまだら雑記

じじいがブログをはじめました

たまには、見て、聞いて、尋ねて習得することは心が和むわ

2013-02-07 16:10:25 | 日記

       研究員の遺跡説明

 当市の広報で遺跡の見学説明会があるのを知り、年寄りの勉学のためにと現地にでかけた。思ったより見学者が多く、中年のオバちゃんも多く、ここでもパワーを見せつけられた。
現地に着くと、すでに採掘調査が終わり、元通りに埋め戻す前の説明会である。

 ぼこ爺の住まいの市の規模は、県下でも尻から勘定して何番目というほどの小さなマチである。市の真中を流れるサクラ堤の川の畔は多くの縄文人が生活していたので周辺には小規模だが、古墳や古代遺跡が多く散在している。
その殆どは発掘調査も終わって、数々の研究がされている。
今回のこの遺跡は道路拡張の工事の際に発見されたもの。

 この遺跡の2mほど下層からは、縄文時代から中世の鎌倉桃山時代の生活様式が伺える。当然にこれに伴って様々な土器、什器、木片などの生活必需品が採掘されて、その一部が仮設棟に陳列してあった。これまでも市内で発掘現場を見てはきたが、殆どが見過ごしてきた。今回は行政が正式に市民の公開説明会を開催したもので、一歩前進と言ったところか・・・。

 いずれにせよ、こうした遺跡があり、まだ未発見も多々あると思うが、これから発見の機会があれば、市の広報でPRして欲しいと願うのは、老い先短いわがぼこ爺だけだろうか。
いずれにせよ、現場を見て、説明を聞いて古代のロマンを想像し、チョッとした
悠久の歴史を垣間見ることが出来た。
こうしてひとときの安らぎを、満喫できたのである。

    質疑応答            住居の基礎穴

     

 出土品を合わせて接着      数々の出土品

    

 

 

 

 


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