ぼこ爺のまだら雑記

じじいがブログをはじめました

自慢の腕も、もう遥かに遠い存在になってしまったわ

2013-01-27 14:16:43 | 日記

  本箱の上下の間隔が大きいので、中間に棚板をつけようとしたが、ホームセンターに適当な寸法の棚受け金具がない。ならば自作しかないが、久しく工作から遠ざかっている。といっても友人に頼みにくい。

 大小金槌、万力、金鋸、グラインダー、電気ドリルや半田ごてなど、ノコギリ、ノミ、カンナなどや小物類。そうした工具道具類がまあまあある。これらを使って児童らに教えていた、ジュニアサイエンス(科学のモノづくり教室)の教材用の材試作品を数多く作る為、フルに活用していた。

 だが加齢とともに肉体の衰えに伴い、数年前から、これらは後輩のスタッフに委ねていた。 
それでも自作しか
方法がないので作ることにした。
作業は10ミリ×3ミリのアルミ板を万力に挟んで、所定寸法に切断。さらにステーと本箱の側板に取り付ける穴を電気ドリルで穿孔。そして万力に挟んで所定の寸法に折り曲げ、木の棚板も切断加工して作った。

 こうした一連の作業は技術的、時間的には、一昔前までは2~3時間ぐらいで出来たが、この度は1日中もかかってしまった。しかも出来栄えも良くない。とくにつくづく痛感したのは、たった4箇所に3ミリのネジを締め付けるのに、何度も指先でナットやワッシャーなどがつまめず、何度も落としてはつまむことで手間どった。

 そして、ようやく棚板の取り付けも完了。まあまあの出来だが、やっぱり手先の老化現象を現実に体験して、かって自他共に器用さを自認していたこの腕は一体何処に行ったのか・・・と、チョッピリ寂寞感を抱いたのである。それでもこんな拙い文章でも書けるよう、脳内の衰えの進まないように祈りたい。 

ーこれだけの金物の加工に1日中もー    

ーあぁ3ミリの小ネジ、ナット、座金がつまみ難いー

 


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