週に!~2度は投稿すると述べていながら、10日以上ご無沙汰してしまいました。言い訳になるが、パソコンのキーを叩く気がしなかったということだわ。
さる20日、いつもと変わらぬ仕草で灯油を給油しようと、満タンの18リットルポリ缶を物置からテラスまで運んだときのこと・・・。もう2,3歩というところで6~7センチの段差があるテラスのコンクリート面にポリ缶の底を引っ掛けてしまった。
ポリ缶は急ブレーキがかかり、私は前へつんのめって顛倒。一瞬手を離したが時すでに遅く、そのままコンクリートの床に顔面を強打し頭が真っ白といった状態だ。つまり端的にいえば私は慣性物体であったというわけだがね。
ふと気がつき我に返ると、鼻頭と唇が擦過して出血とともに見る間に腫れ上がってきた。そして口内からも血がにじみ出てくる。すると袖周りが油で濡れており、ポリ缶が横倒しになって、給油口から油が流出しているのを見て夢中で缶を立て直した。
幸い出血量は少なく、うまく止血できたが、鏡の中のめくれ上がった唇と鼻頭を見て愕然とした。このままではよそ様には顔向けできん・・・と言うほどの歳ではないが、わがバアさんに言わせれば「ミニお岩」という。
口内はそれほどではないが、全部の前歯が歯茎からゆるんで飯粒が触っても飛びあがるほど痛い。とりあえず液状の食い物しか受けつけないが、幸い晩酌は消毒を兼ねて喉を通してくれた。翌日医者で処置をしたが「痛み止め薬で、あとは日にち薬だけ」と宣う。
それからは外出もせず、朝昼晩の三食はほぼ流動食まがいが続き、やる気起こらずであった。1週間目からようやく固形物が噛めるように(若干痛いが)なり、正月で好物のタコ、田作り、はぜの甘露煮が口に出来そうでとりあえずホットしたがね。
・・・という訳でようやくこの駄文が書けるようになってヤレヤレといった気持ちだがね。それにしてもこのアクシデントの日は、新聞もTV。そしてインターネットのどの運勢もが、私の《最良の日》とうたっていたが、とんでもハップンだ。日頃運勢は心の支えぐらいにはしていたが、まさに「ドえりゃあ目」にあった師走の騒動だったわね。
● こんな風に横倒しで油漏れ(再現画像です)●