ぼこ爺のまだら雑記

じじいがブログをはじめました

スマホで済まそ・・・なんて。それでは安直で軽いがね

2012-09-29 15:22:03 | 日記

  電車内で嬌声が否応なしに耳に入ってくる。ギャル連中が「アイフォーン5」に換えたとか、これからだなどなどと姦しい。そして「アプリ」だ「ダウン」をしたと言って得意顔の大声。そんな甲高な黄色い声がひっきりなしに、補聴器を通して耳に入ると、こちらがダウンだ。

 そのスマホは、これ1台で何でも役立つという、まるで万能薬のような効能書に錯覚させられる。パソコンに比べればたしかに操作が簡単だから、ネコも杓子もと急速に普及していく。目的のアプリケーションソフトをダウンロードすれば、魔法のように言うことを聞いてくれる。そしてダウンロードの料金も専門的な特殊なアプリでなければ、それほど高価ではないから若年者でもとっつきやすい・・・・が、ネットの通信料金が相当かかるようだ。

 とにかく欲しいと思うものは、この「魔法の鏡」が助けてくれるし、ある程度の欲求も満たしてくれるので、今後も急加速でケイタイから移行していくであろう。私が知る範囲でも、電話やメールは勿論、辞書、地図、書籍、飲食や買い物の品選びと行く先案内や予約。そして料理のレシピなどなど枚挙にいとまがなく、その殆どが応えてくれる。ただいい気になって重宝がると、月末の請求額を見てビックリするだろう。

 最近のものでは、外出先からエアコンや防犯監視カメラ監視や操作が出来るリモコンにもなる。もうこうなると、今も、そしてこれから先は、もっと高度化されることになるだろう。そして自分の手足のように働いてくれる「魔法の鏡」が素直に役立ってくれる。そして極端に言えば 、男は女を女は男を必用としないという事態になると地球はどうなってしまうのかと、まことにオソギャあ事態になっていく・・・・と、想像するだけでも背筋が凍りそうだ。

 つい最近の新聞に、「スマホで墓参り」をする人たちが増えつつあるという。すでに「スマホ」に取り込んである墓と遺影の画像を呼び出し、宗派別40種のなかから選んで、僧侶の読経や木魚などの鳴り物を「スマホ」から流す(アプリ)が好評で、すでに1万件も売れているいう。たしかに彼岸や盆の墓参りができない現代人に受けているというが、わがボコ爺には何とも解せないし、スッキリしない。万障繰り合わせてでも、墓前で先祖や故人に手を合わせて詣でるのが当然である。不可能のなら自宅で遺影と水と供花して手を合わすことで、慰霊になるのだが。

 それをいかに便利な世の中であっても、墓参の変わりに「魔法の鏡」で事足りるという発想もおかしいと思う。業者がアプリを開発しても儲けようとする意図は理解するが、何もここまでもと思いたくなる。今やお財布ケータイや口座振込みも当たり前。もし今後、畳の上に座して(いや寝転んで)すべて「スマホ」事足りるといった事態になって人間本来の能力、体力そして気力までが喪失するとなれば、「スマホ」の機能を野放しにしてはいかんと、年寄りの冷や水的な懸念を抱いているんだわ。

 ちなみに、わがボコ爺は現状の「パソコン」そして「ケータイ」のキーを叩いて、事足りているので、ガラスを撫でる「スマホ」などの端末機器は、棺桶に足を突っ込むまでには使うこともないだろう。

「 私たちはこんなに軽いかね」とご先祖様が嘆くわ

      


さらば大名古屋ビル・なれどぼこ爺のさらばはもう少し先だぞ

2012-09-26 11:43:23 | 日記

 いよいよ名駅前の「大名古屋ビル」が10月から解体取り壊される。そして今日をもって総ての活動事業が終わる。そこで私は9月23日の最終日に大名古屋ビル閉館記念写真展」を観てきた。

 1965年に竣工以来約50年、その幕を閉じるのだ。当時の駅前は毎日ビル、豊田ビルなどの平凡なビルていどだったが、このビルが竣工したころは、好景気が到来する前触れの時代だ。高層ではないが地上12階、地下が4階だが、規模の大きさ、内部施設など充実、豪華な造りの評価が高く、各企業が競って入居した。
 
 当地のサラリーマン連中なら誰しもが経験したと思うが、屋上の「ビヤガーデン、マイアミ」での乾杯のひととき。私も40代そこそこの働き 盛りの時代に何度もここへ訪れた。しばしの憩いを同僚や部下たちと、満天の星空を見上げ、心地よい夜風を肌に覚えながらジョッキをよく傾た懐かしい想い出のビルでもある。 
 
 3年後には新装ビルが、周りの高層ビル群に伍して登場するという。そこでお別れイベントとして、これまでのビルにまつわる数々をジオラマと写真展が催された。そして私なりの想い出のひと時に更けだのである。だが、新装ビルになって発足しても吾が老いぼれジジイは、着実に天国行きの階段に向かう。いささか侘しいが・・・まださらばには早いぞ。
 
 まあそんな感傷の風を肌に感じながら観て回りながら数10枚カメラに収めたなかの一部をご覧下さい。
 
 
  写真展のポスター
 
 
 
  着工前 昭和33年の駅前」ロータリー噴水手前側に建つ
       向かい側に毎日ビルと豊田ビル
       右側が名古屋駅 その向こうが名鉄百貨店
 
    
昭和33年4月 鉄骨が完成して全容が判って来た
 
平成24年9月 最近の大名古屋ビル 屋上のマイアミが懐かしい
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
              
 
   

Wがダブルでは解せんわと、ず~と前から思っとるわ

2012-09-23 14:59:47 | 日記

  もう何10年も前からギモンに思っていることがある。なぜWをダブルと表現するのか?・・・と。しかもどこでも極く当たり前のようにまかり通っているように思う。だがボコ爺にはどうにも解せないでいた。それとも私が偏屈だろうか。これが常識なんだと言われるかも知れない。

 なぜこんなことを投稿する気になったのかチョッと記したい。それは、昨日の新聞折込広告のなかに、ある大手家電店の広告が、最上段に堂々と大きく「Wチャンスセール」と派手に載っていた。しかもWの文字に(ダブル)と重ねて印刷した念の入れよう。(添付画像参照)それだけにギモンの思いが脳みそのなかを駆けめぐったのだ。

 これまででも、折込チラシ、新聞広告、TVやネット通販でもよく出ている。曰く「Wチャンス」「Wプレゼント」「Wチャレンジ」など。だがこれだけはない。天下の新聞やTVのバラエティー、そして報道番組のなかでもテロップに(ダブルをW)とだしてくることがある。またこの外にもよく目にするものに「Wチェック」「W録レコーダー」「W不倫」「Wプレイ」「Wヘッター」「Wパンチ」などなどとキリがないくらい(ダブル)を(W)と表示しているモノが多い。

 英語では(W)は「ダブリュウー」と発音する。それをギョウカイ用語かもしれない「ダブル(double)」と表示してはぎゃあこく人も戸惑うかもしれないと勘ぐるのは、年寄りの冷や水といわれるかも知れん。例えばアマチュア無線で外国のハムと交信は英語が基本だから、コールサインの(W)は「ダブリュー」である。これを「ダブル」と発音すると相手は(D)と取り違えることになる。(運用ではWはワシントン/Dはデンマークと呼称して聞き間違わんようにするが)

 ご承知のように(ダブル)は二重、重複、二度、二回の意味である。それをギョーカイではもう一度あるいはもう一回のチャンスとか、もう一つサービス、おまけをプレゼントするとアピールして購買欲を掻きたてる。そしてマスコミまでも何となくこの(W)に習っているように思える。たしかに広告などでアピールするには(ダブル)とするよりも(W)と簡潔にして、字面も視覚に訴え易いのかもしれない。

 ふたたびモノ申すなら、昨日の広告のトップに大きく、しかも(W)の太文字のなかにわざわざ「ダブル」と文字を挿入のをうがった見方をすれば、(W)にわざわざ「ダブル」とフリガナ(?)を付けたのは特別の意味があるのかもしれない。もしかするつ、お国の施策も、どうも「ダブルスタンダード(二重基準)」じゃないかと勘ぐりたいようなことがある。それれなら業界にならって「Wスタンダード」と明快にしたほうが、広告慣れした庶民に受け入れてもらえるかもしれん。だがこの(W)を「ダブル」と表現するすることは、頑固なボコ爺にはこんな不可解が脳裏から払拭できないまま終焉を迎えることになるだろう。そうではないよ、これでいいのだと明快なお答えが頂けたら、まことに有り難いですわ。

 誇張してダブルを入れた狙いは? 広告のトップタイトル

     

   

 

 

 

 


日航さん・・・鶴は千年と言うから、長生きしてちょうよ。

2012-09-21 14:00:04 | 日記

 

 19日、日航JALが、約2年7ヶ月ぶりに株式市場に復帰、再上場して3830円の好相場値をつけた。その結果、公的資金3.500億円のうち株の収益で3,000億円の返済のメドガついたという。とにかく2年半余で公的資金(税金)の殆どが、お国に・・・いやお民に返せることは立派と言わざるをえない。これは再建屋といわれる稲盛名誉会長(京セラ社長)と植木社長(名優片岡千恵蔵の子息)のコンビの手腕の成果といわれている。

 だがそれだけではない。1万5000人は愛社精神を保ちながら、会社の存続と再建を願い信じて去っていった従業員こそ立派と言わざるを得ない。そして残った人たちは、それまでの親方日の丸の観念をかなぐり捨てて、無慈悲なくらいの高率化、異常なほどの節約、そして顧客サービスの徹底を自ら推進してきたことが大きな成果をもたらした。

 つまりぬるま湯に浸かった自らの体質をリセットして、減給そしてボーナスもなしというのを家族も理解して生活基盤を立て直しことも大きいようだ。また贅肉をおとす手段として、殆どのジャンボ機の売却、不採算路線の廃止など平行して行い、スリムにしたといった荒療治もやったこれらの成果によって、再建そして株式再上場に漕ぎつけたと思う。

 航空機にはそれほど数多くは乗らない。だが、これといった根拠は無いが、ボコ爺は日航JALのフアンだけに再出発は心から拍手を贈りたい。これまでにハワイその他海外旅行は、航空機は勿論、ホテルも日航関連を利用したことが多い。しかしホテルや施設の殆どは売却してしまったが、また復活を願っているが、それまで寿命があるかな。

 それとロゴマークが「鶴丸」に装い新たに復活した。かって2008年5月に垂直尾翼を真っ赤に塗った「太陽フレア」のマークになった。そのとき私は何となく不吉さを覚えた。偶然かもしれないが、このときから経営不振が露呈してくるようになった。そのとき「あんな赤を尾翼いっぱいに塗りたくったもんで、尻に火がついて赤字になってまったんだ」と非常に不快であった。それが、再び「鶴丸」に復活したのは喜ばしい。

 とりあえず公的資金は返済できる。そして法人税免除期間が延長されたから再建に有利だ。ライバルの全日空の文句も理解できるが、まだ他の負債返還をなど、鶴丸ロゴマークの復活を機に早期に(鶴の恩返し)をして、世界に羽ばたくJALを築いてほしいと、切に願っている。

    鶴丸が復活した       何といってもこれだ

                   

   これじゃあ赤字は当たり前だわ

        

 


シルバー川柳で思わず笑えてきたがね

2012-09-19 13:39:08 | 日記

 17日は老人の日。それに先立って去る10日に「シルバー川柳」の入選作が発表された。10作のいずれも、思わずクスッと笑える傑作ものだ。そのなかで、ぼこ爺はアハハと笑った5作に吾が身に当て嵌めてみたものを、チョッと列記しました。さてみなさんも何か思い当たる川柳があるかと思いますが・・・。

 入選作のなかから、ぼこ爺にも当てはまる 5選

◎ 紙とペン 探してる間に 句を忘れ  

 私にもよくあることでテレビやラジオの告知をメモしようとして探しているうちに内容をすっかり忘れることがある。いざ書こうとしたらメガネが手元にないことも。

◎ LED 使い切るまで 無い寿命

 まさに笑えんお笑い。10年も長持ちされたら、その前にワシはお陀仏だ。もったいぶって蛍光管を換えるのはオレしかないと格好の場が無くなるから、おいそれとLEDにはせんぞ。 

◎ 忘れ物 口で唱えて 取りに行き

 あっ忘れた!!と、その名前を頭に浮かべながら目的の部屋へ着いたとたん、一体何の目的できたのかが思い出せない。そこでブツブツ唱えながら取りに行く、まさにその通り。

◎ 遺影用 笑いすぎだと 却下され

  ボコ爺も85だ。お迎えがきたとき遺族が写真選びに迷わんように、身体を少し斜に構えて顔は正面に向かい、満面笑みのポーズが気に入ったが、バアさんに「大口開けて笑い過ぎだ」と言われて即座に却下された。

◎ 改札を 通れずよく見りゃ 診察券 

  うん・・三度もやってしまったがね。改札入り口でカードを差し込んだらゲートがパタンと閉った。駅員に文句言って機械を開けてもらってカードを見ると、なんと薬屋のポイントカードだった。また出口の非接触型の改札口から出ようとしてマナカカードを上からかざしたら、ピーピー音とゲートが閉り、駅員のお世話に。これはクレジットカードだった。

 あとからよ~く振り返ると、どれもみんな「ボケ症状」の一歩手前の仕草で(いやもうなっているかも)わがボコ爺たるゆえんかもしれない。まあ・・・皆さんにどえりゃあ迷惑はかけとらんつもりだでカンニンしてちょうと河村名古屋市長さま調でお詫びしとくわね。

本物のマナカカード

 間違ってしまったカード