寂光院のモミジは今が盛り
あぁ疲れたわ・・・・行ってきました。観てきました、手を合わせてきました。そして食べました。この朝、われわれジジババ夫婦で犬山の寂光院の紅葉を見物に、午前9時10分発の電車を、プラットホームで待っていた。プラットホームに同方面行きの乗客多数。
電車が到着時間に来ない。プラットホームのスピ-カーが「この先でクルマとの衝突事故で遅れる」という。やむを得ずしばらく待機していたが、「復旧まで2,3時間はかかる」と再放送が。そこでバスで乗り継いで別の電車路線で迂回して目的地へ行く手段に気づく。だがバス停は長蛇の列で、老人の頭の鈍さを実感した。
ようやくバスに乗るも、超満員で立錐の余地もなく、立ちん坊で揺られるのは何10年ぶりだ。そして別路線の電車も満員で、ここも立たたされて、犬山遊園駅になんとか到着。だが又もや寂光院行き臨時バスも立たされ揉まれ放し。降車して、すでに疲れきった足で、だらだら坂を歩く道中では紅葉の赤色が少しず変化する。
やっと休憩所に到着。ここから石段を紅葉の見所の本堂まで登リ始めたが、途中の段でつぎつぎと追い越される。バアさんまでが遅いと言って急かすので、先に本堂まで行かせた。左目が失明で視野もやや狭い右眼で、駅や地下鉄の階段の昇降さえままならぬ身。ましてや普段の運動不足に立ちんぼうの電車、バスでの体力で100段の石段はキツイ。(ならばヤメときゃあといわれるかも)
100段の石段を、あえぎあえぎで 寂光院のお知らせ
途中何度も休み、膝はガクガクと笑う。喘ぎ喘ぎでようやく本堂へ到着。まさに疲労困憊の図だ。ここは通称(もみじ寺)といわれ、真っ赤に染まったモミジと、その他の紅葉に映える寺。参詣を終えてから周辺を散策し、しばしの疲れを癒しながら紅葉を満喫した。
帰途はミニケーブルカーで下ろうとしたが、1回の定員6人、10分毎で長蛇の待機者で諦めた。下りの石段は、登りよりも時間を要して、踏み外しを警戒しつつ、手すりを頼りに1歩づつ降りた。
こうして往復2.8キロの参道を歩き、帰途の臨時バスで犬山城と周辺の紅葉を再び愛でながら、市内をしばし歩いた先の(豆腐田楽)の店で、少し遅い昼食を摂った。午後4時に無事帰宅(?)。あぁ・・・モミジ紅葉鑑賞とはいえ、何年ぶりかの疲労は年寄りの身には、いささか堪えた。だが4ツ下のバアさんは、いそいそと夕餉の支度と、寝床の布団を敷いている。あぁ・・・タフだ・・・参りました。
本堂に並んだ参詣者ら 裏手のモミジ
今月の後半は自主出版誌の駄文書きに追い込まれたので、ブログの投稿が少ないまま、11月が終わろうとしています。来月はチョッと頑張るつもりです。