何年くらい前のことか忘れてしまったけれど、朝晩が冷えるようになった時期の早朝でのこと… 薄暗い営業所内でバスの点検をして、運転席に座って自分の目線に合わせて車内のミラーを動かし… 車外のミラーは左右共ちょうど合っていたので、動かさずに準備完了… “異常なし”で始業点呼を受けた。
それから約15分後… 再びバスに乗り込み、営業所の門を左折しながら出た時のこと… 車外の右ミラーに街灯か何かの光が当たり、横に一本の筋が入っていることに気が付いた。私は「あぁ~ 今、ミラーの夜露が遠心力で流れたか」と思って、そのまま信号待ちをしていた。
ところが、夜露で出来たはずの線が流れ落ちず、綺麗な一本線を保っていたので、私は「まさか凍ったのか!? いや、そんなに寒くないし…」と思いながらミラーをガン見… そして「ゲゲッ! ひょっとしてミラーがひび割れてる!?」と気が付いたのである。
バスに傷などが見つかった場合、“少しでもバスを動かした後では、その運転士の責任になる”というルールがあり… それはそれで仕方がないとして、「今、ここで電話してゴタゴタしていたら、始発地点の発車に遅れてしまう。まぁ、どうせ私の責任になるんだから、さっさと行って… 怒られればいいだけの話だ」と思った。
そして、始発地点に到着してから営業所へ電話して、簡単に事実だけを説明… 「営業所へ戻ったら、バリバリドッカンと雷が落ちるぞぉ~」と覚悟していたのだが… 乗務を終えて営業所に戻った時、ある上司が小声で「上手くやっておいたから…」と言ったのだ。どう上手くやってくれたのか、あえて詳細は聞かなかったのだが… 有り難いことである。
このような話は、書きたくても簡単には書けないのだ。なぜならば、このブログを何処の誰が呼んでいるか分からない以上、せっかく私をかばってくれた上司がとんでもないことになる可能性があるから…(私はどうなってもいいんだけどねぇ~) ま、とにかく… こんな感じの話も、それなりにあるんです。そう、私が“上司”と書いている立場に該当する人間は、今の営業所だけで20人くらいいるので… ね。よろしく!(何がよろしくやねん!)
それから約15分後… 再びバスに乗り込み、営業所の門を左折しながら出た時のこと… 車外の右ミラーに街灯か何かの光が当たり、横に一本の筋が入っていることに気が付いた。私は「あぁ~ 今、ミラーの夜露が遠心力で流れたか」と思って、そのまま信号待ちをしていた。
ところが、夜露で出来たはずの線が流れ落ちず、綺麗な一本線を保っていたので、私は「まさか凍ったのか!? いや、そんなに寒くないし…」と思いながらミラーをガン見… そして「ゲゲッ! ひょっとしてミラーがひび割れてる!?」と気が付いたのである。
バスに傷などが見つかった場合、“少しでもバスを動かした後では、その運転士の責任になる”というルールがあり… それはそれで仕方がないとして、「今、ここで電話してゴタゴタしていたら、始発地点の発車に遅れてしまう。まぁ、どうせ私の責任になるんだから、さっさと行って… 怒られればいいだけの話だ」と思った。
そして、始発地点に到着してから営業所へ電話して、簡単に事実だけを説明… 「営業所へ戻ったら、バリバリドッカンと雷が落ちるぞぉ~」と覚悟していたのだが… 乗務を終えて営業所に戻った時、ある上司が小声で「上手くやっておいたから…」と言ったのだ。どう上手くやってくれたのか、あえて詳細は聞かなかったのだが… 有り難いことである。
このような話は、書きたくても簡単には書けないのだ。なぜならば、このブログを何処の誰が呼んでいるか分からない以上、せっかく私をかばってくれた上司がとんでもないことになる可能性があるから…(私はどうなってもいいんだけどねぇ~) ま、とにかく… こんな感じの話も、それなりにあるんです。そう、私が“上司”と書いている立場に該当する人間は、今の営業所だけで20人くらいいるので… ね。よろしく!(何がよろしくやねん!)