○○へ行きたい！

■某総合駅の７番乗り場で発車時刻になるのを待っていた時…　お婆さん４人組がやって来て「すいません、１９番乗り場は何処ですか？」と言ったので、私は「１９番乗り場？　え～っと…　ひょっとして系統番号が１９ですか？」と逆に尋ねた。

すると、「えっ！？」「あらやだ…」「ワイルドだろう～ガーデン（仮称）に行きたいんだけど…」と口々に言ったので、私は「確か、４番乗り場…　そこの道路の向こう側にもバス乗り場がありますので…」と教えることができた。今の営業所で４年目、こんなボケでも少しは分かるようになるんだよぉ～ん！

■Ａ駅の１番乗り場で発車時刻になるのを待っていた時…　１人の男性が「松井化学（仮称）へ行きたいんですけど…」と言った。その会社…　今は亡き父が仕事で出入りしていたこともあり、すぐに私はその所在地を思い出すことができた。

が、どの系統のバスが最寄バス停まで行くのか分からず…　「後ろの２番乗り場から出るバスが、そちらの方面へ行くと思うので…　乗る前に聞いてみて下さい」と答えるのが精一杯であった…（帰宅後、ネットで検索してみたところ…　Ａ駅から最寄バス停までの直行便はなく、一区間だけ歩かなければならないようだった）

■某総合駅の待機場所で他の運転士さんと雑談をしていた時…　１人の若い女性がやって来て「♪けんかをやめてぇ～　♪私のために争わないで～」と…　言わない、歌わない、喧嘩してない！　「南十字星（仮称）に行きたいんですけど…」と言った。

私は、現住所に引っ越す前の一年間だけ、電車とバスを使って高校へ通っていたのだが…　その高校の前にあるバス停が南十字星だったのだ。だから、自信を持って「それならば、８番乗り場から出る※※行きのバスに乗って下さい。だいたい２０分くらい…　３０分はかからないと思います」と答えることができた。

ひょっとして…　お姉さんは、その学校のＯＧ…　私の後輩ですかぁ～？？？　なんなら、私がもっと良い所へ連れて行ってあげますよぉ～　後輩は、先輩の言うことなら何でも聞かなきゃいけないんですよぉ～　へっへっへっ…（こら！　この変●オヤジ！　オマエのような奴は、塀の中へでも連れて行ってもらえ～！）