ボケ続き… どっちが早い？

営業所内やバス車内の掃除、車内広告の入れ替えなどの仕事をしている人たちの中には、バスで通っている人もいる。先日の夕方、その一人であるお婆さんが私のバスに乗ったので、「えっと…　どこまで乗って行くんだっけかなぁ～？　確か…　○○停だったような…」と思い出しながら運転していた。

営業所前ターミナルを出発してから１５～１６分、○○停に到着…　私は「ご乗車ありがとうございました。終点・○○停…」と言ってしまったのである。もちろん、すぐに「あ、失礼しました。○○停です。お忘れ物ございませんよう、お確かめ下さい」と言ったのだが…　ま、どうせ誰も聞いてないと思うけどね。ハハハ…

また、某駅の休憩室や周囲の掃除をしているお婆さんと世間話をしていた時のこと…　途中で私が「あれ？　何を話そうとしてたんだっけ？」となってしまった。そう、料理に例えるならば“材料を刻んで鍋に入れたはいいけれど、何を作ろうとしていたのか忘れてしまった”状態である。４～５分後、何とか思い出して話を続けたのだが…　「マジでヤバいかも！？」と感じた。

さらに、組合がやっている何とか投票をやった時のこと…　「これにも名前と住所を書いて下さい」と言われて、会社が推している何とか議員の紙を差し出されたのだが…　なぜか私は“小中学校時代に住んでいた、３５～３６年前の住所”を書き始めてしまったのである。まだ一文字だけだったので、すぐに消して書き直したのだが…　昔の話をしていたわけでも何でもなかったのに…　「瞬間認知症なんてモノがあったりして！？」と思った。

認知症のお年寄りが重大事故を起こしたというニュースが流れ…　認知症と診断されてなくても、お年寄りが店舗などに突っ込むニュースは珍しくなく…　それらを聞く度に「とても他人事とは思えない」と呟いている私…　こりゃ～　定年退職の日よりも先に、運転免許返納の日がやって来るかもしれないなぁ～　ハハハ…（笑ってる場合…　ですか！？）