おかあちゃん(高齢者のガン)私のオッパイ(石灰化)??? とワン子

2006年8月母は肺がんと診断される。完治目的の定位放射線治療を受ける。

おかあちゃん 腕をさしのべて抱きしめたい 

2012年06月10日 16時54分07秒 | 母の事(肺がん) そして絆
おかあちゃん、私ね。
ワン子と、晴れ間に散歩。と思って今日は2回も行ったよ。
後1回は連れて行こうと思ってる。
毛が抜けて困るよ。毎日とかしているけど抜けるよ。

昨日、帰りに同期の2人とお茶に行ったよ。
話していると、何だかホッとするね。

この頃、おかあちゃんと話す事が出来るようになったよ。
位牌に向っておかあちゃんって言うよ。前は話が出来なかった。
おかあちゃん、今も私の傍にいてくれるよね。
おかあちゃん、どこへもいかなでね。私のそばにいてね。
私は、元気になったよ。でもね。いつもおかあちゃんを思ってる。
だから、行かないでね。この頃、お空を見るのをしなかった。気持に余裕がなかったんだね。
お空は、日々変わるね。おかあちゃん、昨日は、黒い雲が立ち込めていた。
今日は青空だよ。そして綺麗な雲があるよ。
そんなに暑くないよ。おかあちゃん、私を見て。
あの優しい はにかんだお顔で、私を見てほしい。
泣いて何もしないでいても1日は過ぎていく。
BSで小椋圭の歌うのを聞いたよ。
私もこの腕をさしのべて、おかあちゃんを抱きしめたい。
出来ない事を、いつまでも思うのはいけないね。
早く大人にならないと。ごめんね。

おかあちゃん、ありがとう。大大大大大好きだよ。愛しているよ。
これからもズーとズーとズーとズーとズーと一緒だよ。よろしくね。


作曲:井上陽水
作詞:小椋佳
まっ白な 陶磁器を  ながめては 飽きもせず
かと言って 触れもせず  そんなふうに 君のまわりで
僕の一日が 過ぎてゆく

目の前の 紙クズは  古くさい 手紙だし
自分でも おかしいし  破り捨てて 寝ころがれば
僕の一日が 過ぎてゆく

ある日 踏切の向こうに君がいて  通り過ぎる 汽車を待つ
遮断機が上がり ふり向いた君は  もう大人の顔を してるだろう

この腕を さしのべて  その肩を 抱きしめて
ありふれた 幸せに  もちこめれば いいのだけれど
今日も一日が 過ぎてゆく

コメント
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