実家に帰った時、懐かしい写真があった。
その写真の頃から50代半ばまでラグビー歴は40年。
小学生だった息子と一緒にラグビーをできたのも
いい思い出。
土曜、ラグビー日本代表がフランスと戦った。
そこへ大阪朝鮮高校卒業者で初キャップの選手が出ていた。
朝高は何年か前から関東の大学にも選手が行くようになり
花園の常連校だ。
この学校の選手は身体能力もすごいが何より「根性」がすごい。
「仲間意識」もすごい。
親世代とはZ草クラブで何回も試合をして家も近かったので
親の目線で応援したくなる…
毎日新聞より
ラグビーは国籍に関係なく、居住歴などの条件を満たせば代表資格を得られる。
とはいえ、日韓両国の歴史は複雑に絡み合ってきた。
愛息のジャパン入りに、元ラガーマンの父東慶(トンギョン)さん(56)は
「否定的な意見を持つ人はいるかもしれない。でも、ラグビーはそんなスポーツではないと思う。
承信(スンシン)には、これから朝鮮学校出身の子が見たことのない景色を見せてやってほしい。
それがラグビー界や在日に限らず、いろんな子たちに次の道を開くことになると思う」と思いを代弁する。
敬愛する父、背中を追った兄たち、今は亡き母、そして在日コリアンの後輩たち。
周囲の期待を背負いながら、「壁」を軽々と飛び越えてきた。