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まーぼ日和

捨て猫まーぼと穏やかな生活の日々を書き綴り。

我れ神仏を尊んで神仏を恃まず

2015-12-15 08:02:10 | Weblog
現場の調査で京都北白川一乗寺へ行ってきた。
ここまで来たのだからと帰り、白川通から東へ200mほど入った、
一乗寺下り松まで行く。
戦国から徳川へと移る時代、宮本武蔵が吉岡道場一門と
果し合いをしたとされる場所。
内田吐夢監督・中村(萬屋)錦之助主演の「宮本武蔵」は
同じ題材を多く映像化された中でもいちばんと言っていい。
中でも「一乗寺の決斗」は「巌流島の決斗」より好きな映画でした。
八大神社の武蔵像の石碑に「我れ神仏を尊んで神仏を恃まず」とあった。
武蔵が後に「五輪書」に書き残したらしい。
決闘前に八大神社に立ち寄り、闘いの勝利を祈ろうとしたが
神仏に頼ろうとした自分の弱さこそが問題として祈りもせずに決戦の
場所へ駆け向かったという。
「神や仏の存在を信じ敬うが、その力に頼ることは決してしない」、
武蔵の悟りの言葉だ。
こんな力強い言葉をいえる人は今の世の中いるのかなあ。
京都という町は道1本入るとこんないい場所があるところなんですね…

八大神社鳥居前


剣豪「宮本武蔵」の像


当時、一乗寺下り松があった場所


東映映画「宮本武蔵 一乗寺の決斗」のポスターが貼ってありました


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