2018/11/20,自助,東京都健康長寿医療センター(東京・板橋)循環器内科の原田和昌副院長、臨床栄養実践協会(東京・大田)の足立香代子理事長、DASH(Dietary Approaches to Stop Hypertension:高血圧予防のための食事法:)食は心筋梗塞などの心疾患で亡くなる人が多い米国で考案された。カリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルや食物繊維が豊富な野菜や果物、低脂肪の乳製品などを積極的にとることで、塩分を排出し血圧を抑えるのが特徴だ。(1)積極的にとりたい食品の筆頭は野菜。特にコマツナやホウレンソウ、ブロッコリーなどの緑黄色野菜からは、ミネラルと食物繊維が同時にとれる。海藻もミネラルや食物繊維が豊富だ。(2)果物はキウイフルーツやリンゴ、ナシ、カキなどがおすすめ。「バナナはカリウムが豊富だが、繊維が少なくショ糖が多いため、血糖値が上がりやすい」(3)アーモンドなどの種実類には、マグネシウムが多く含まれる。マグネシウムはカルシウムと作用して血圧を整える働きを持つ。原田副院長が薦めるのは市販のミックスナッツ。「塩分を加えていない、素焼きのものを選んで」(4)肪の乳製品では特に「カルシウムやたんぱく質を多く含むギリシャヨーグルトがおすすめ」
(5)たんぱく質は筋肉の材料になるほか、血管を丈夫にする働きを持っている。「魚や大豆製品などの良質なたんぱく質をとることで、血圧がむしろ下がりやすくなる」(6)DASH食は、肉や卵など飽和脂肪酸やコレステロールの多い食品を控えるよう勧めている。ただ、「日本人の場合はたんぱく質が不足しがち。高齢者は特に、加齢に伴い心身機能が低下するフレイル(虚弱)などが起こってくるので、減らすことをあまり意識しなくてよい」https://style.nikkei.com/article/DGXKZO37523290Y8A101C1W10600?channel=DF140920160919&style=1&n_cid=NMAIL007&page=2
(5)たんぱく質は筋肉の材料になるほか、血管を丈夫にする働きを持っている。「魚や大豆製品などの良質なたんぱく質をとることで、血圧がむしろ下がりやすくなる」(6)DASH食は、肉や卵など飽和脂肪酸やコレステロールの多い食品を控えるよう勧めている。ただ、「日本人の場合はたんぱく質が不足しがち。高齢者は特に、加齢に伴い心身機能が低下するフレイル(虚弱)などが起こってくるので、減らすことをあまり意識しなくてよい」https://style.nikkei.com/article/DGXKZO37523290Y8A101C1W10600?channel=DF140920160919&style=1&n_cid=NMAIL007&page=2