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ギタコのお気楽ごくらく日記

お気楽に、ごくらくに・・・

お彼岸と言えば・・・

2005-03-19 | 旨もん
〈 本日のお天気 北風ぴーぷー のち ぽかぽか 花粉どっさり 〉

お彼岸ということで、お墓参りに行きました。

午前中は北風がつよく肌寒かったのですが、
午後からポカポカとあたたかくなりました。
全身、花粉をあびてまいりました
今日は、一日クシャミ鼻水はなづまり目の痒み咳頭痛のオンパレード
頭すげかえたいです、ほんとに。



さて、お墓参りに行っておきながら、
お線香をわすれちゃっても、ぼたもちは忘れなかった私。
ご先祖様ごめんなさい・・・
何より食い気が勝ってしまうこんなところは
いったいどなたに似たのでしょう???

ぼたもち、おいしそうですねー。
こしあん、つぶあん、きなこ、黒ゴマ
あなたはどれがお好き?

私は・・・こしあんが一番すきです

昨夜、酔っ払い仲間に指摘されるまで気づかなかったのですが、
この和菓子には「ぼたもち」と「おはぎ」の二種類の呼び方があったのです。
いったい何がどう違うのでしょうか・・・。

田舎風な粒あんが「ぼたもち」で、
品のあるこしあんが「おはぎ」?
ふむふむ、確かにそれもありな気がしますが、
実はもっと風流な説があったのでした。

春のお彼岸の今頃は「牡丹」の花が咲きます。
その牡丹の花にみたてて作ったので「牡丹餅」、
「ぼたんもち」が縮まって「ぼたもち」。

おはぎは秋のお彼岸。
その頃は「萩」の花が咲きます。
あずき粒を萩の花にみたてて作ったので「お萩」→「おはぎ」。

そういうことなのだそうです。ほー、なるへそ。
なかなか趣きがあって、よろしいですなー、
季節によって呼び方が変わるなんて知りませんでした。
(食べるほう専門なので)

ネットで調べたら、ほかにも夏の呼び名と冬の呼び名がありました。
この和菓子には四季それぞれ計4つの呼び方があったのです・・・
うーむ、奥が深いぞ

この夏・冬バージョンが、またまた風流なのです。
夏は「夜船」、冬は「北窓」。
なんとなく詩的な世界が展開されてまいりました。
たまにはこんなのもいいでしょ?

その由来については、こちらをご覧ください。
けっこう、こういう世界も好きだったりします。

おはぎひとつで季節を感じる日本人のこころは本当に豊かですね。
最近は、ずいぶんと季節感がなくなってしまいましたが、
季節の移ろいを感じるこころは大切にしたいと思います。

旬のものを食べるというのも大切で、ささやかな贅沢なのです。
(結局、食い気でオチですかい)
(ぼたもちが旬なのか?・・・というツッコミは入れないで~)


お昼はちょっと贅沢しちゃいました。和食も季節感ゆたかです


帰りは川原へお散歩