美味しい朝食をいただいた後はホテルに戻り、荷物整理をしてチェックアウト時間ギリギリの10時に出発。
大きな荷物はホテルに預けて、空港へのバスの時間まで観光に出発!
まずは青森ベイブリッジがある埠頭方面へ。
ホテルからは徒歩3分ぐらいだから、短い時間で観光するには便利な立地でした。
青森と書かれたモニュメントがある~。
地元、神戸のと似てるわね。(^^;
デッキをしばらく散策したあと…、
青森港と函館港を結んでいた青函連絡船。
青函トンネル開業により青函連絡船が廃止になった後、海上博物館として利用されています。
船の近くに陸橋があったので、「八甲田丸」と書かれた方面に進んでいくと2階の入口に到着。
このあと「ねぶたの家 ワ・ラッセ」にも立ち寄るので、お得なセット券を購入しました。
混んでるかと思ったけど、ガラガラで良かった。(笑)
私の大好物の(?)等身大マネキンが、いきなり登場。
錠船員の制服が準備されていて、記念撮影することもできますよん。
順路通り3階の遊歩甲板へ。
ここでは昭和30年代の活気あふれる青森駅が、ジオラマで再現されています。
マネキンの表情がめっちゃリアルで、面白い~。
行商人の掛け声も放送で流れていて、当時の雰囲気が味わえます。
真っ暗なミニビデオシアターがあったので入ってみると、いきなり船内食堂のジオラマがっ!
いや、怖いって! 首の角度、おかしいでしょ!(笑)
おばあさんや子供が大量の荷物を持って、函館に行商へ向かう様子。
当時は戦後ということで、復興に向けてすごい賑わいだったんでしょうね。
当時、流行した「真知子巻」の女性。
コチラは青函鉄道連絡船記念館。
いろんな資料が展示されていて、ここにもジオラマが。
待合室で、大きなおにぎりを3つも頬張る妊婦さん。
都会から来たお兄さんが寒さに震えてストーブにあたりながら「すごい食べっぷりだね~。」なんて会話が流れていて、
ストーリー性があるのも面白い。
ビデオシアターではグリーン船室跡乗客用椅子で鑑賞ができるようになっています。
でも上映時間が2時間って…、長いな。(^^;
グリーン船室跡では事務長室や寝台室、
船長室、サロン会議室などが見学できます。(入室は不可)
お次は階段を上がって、ブリッジ(操舵室)や無線通信室がある4階の航海甲板へ。
後ろ姿を見て見学客かと思ってたら船長のマネキンで、思わずビクッとしちゃった。(笑)
八甲田丸の号鐘を鳴らすこともできますよん。
ブリッジを出ると黄色い煙突展望台があったので上ってみると、360度のパノラマ景色が。
今日は天気が良くて気持ちがいいけれど、真冬は寒そう~っ!
ここで石川さゆりの「津軽海峡冬景色」が流れてきて、思わず口ずさむ。
”わたしもひとり~ 連絡船に乗り~ こごえそうなカモメ見つめ泣いていました
ああ~ 津軽海峡冬景色~”
4階の見学後は、イッキにエレベーターで1階へ。
分かりやすいように床に矢印が付いているので、要領よく見られるのがありがたい。
1階は鉄道車両を搭載する為のスペースがある車両展示室。
鉄道車両をそのまま船内に格納して運べるよう線路のついた広い空間があり、まさか連絡船に、
鉄道が積まれてたなんて知らなかったなぁ。スゴイっ!
地下1階の第2甲板。
エンジンルーム、総括制御室、発電機室などがある船の心臓部。
階段を降りる時にカンカンという音がして、エンジンの雰囲気とかなんだかゲームのバイオハザードの世界みたい。
ここでゾンビ相手にリアルシューティングゲームとかしたい!(笑)
時間が限られてるのでさらっと見るだけのつもりだったけど、なんだかんだと1時間以上も滞在しちゃった。
マネキンがたくさんいるし、思った以上に見ごたえがあって楽しかった!
私もいつか青森から函館までフェリーに乗ってみたくなりました。
ちょっと怖かったです。(^^;
他にお客さんがホトンドいなかったので、曲がり角にある
マネキンにビクッとなったりして…。
スリリングでオススメです!(笑)