小説『雪花』全章

心身ともに、健康を目指す私流生活!!
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体と心は一つ

2012-02-22 11:58:32 | Weblog
 
 人間は、体が疲れたら、心にも影響が表れます。逆に心が疲れていれば、体も何らかの不調が表れます。体と心を一つにするという心身の修復は中医学では「心身合一」と言います。
 また、中医学では「天人合一」、季節に応じて体を養う事も大事と説いています。
つまり、春はだんだん温暖になるにつれて人の体もほぐれ、活発に働き出します。そうして、人間体内では「肝」のエネルギーが高まり、この肝をいたわる食生活が大切でしょう。
 中医学でいう「肝」とは、肝臓だけではなく、血液の巡りや目、情緒の働きにも関係しています。肝は血を充実させた上で、働きが活発になり過ぎないように抑えつつ、バランスを保ってこそ正常に働くものという意味です。
 春は「補血」(造血機能を促す働き)、「滋陰」(全身に栄養を与える働き)、「平肝」(肝の機能を正常化する働き)の季節なので、これからの過ごし方や食事で体をセルフ・ケアするために、中医の考え方に基づいて、季節の食材を上手に取り入れて食事を作ると季節の変化に耐えられる体作りができるでしょう。
 日本の柴田博先生(人間総合科学大学院教授)のアドバイスによると、「70代、80代になっても肉をしっかり摂り続けること――それが長生きの秘訣」だそうです。
 肉には、人間の免疫力を高め、感染症、老化に伴うさまざまな病気の発症を防ぐ働きがあります。また、肉は体に良いだけではなく、人の心を幸せにする成分も含んでいるそうです。その要となるのがアナンダマイドという物質で、気分を前向きにしてくれるとは最近聞いた話です。

  

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