乾燥対策の喉ケア:
漢方では、せきには大根、レンコン、キンカンですが、のどには蜂蜜、杏、黒豆、干し柿が効くとされています。
特に大根にはビタミンCやデンプンを消化する酵素が豊富に含まれて、消炎作用もあり、のどの炎症を抑えてくれるという説があり、のどが痛い時に、特に大根蜂蜜シロップが効果的と言われています。
健康に関する本をよく読むのも、私自身を健康に結びつける一つの“手段”と思っています。
それらの書物で、普段出会うことの出来ない専門知識人たちと巡り会って、身近の「老師」(先生)からたくさん健康知識を聴き、学び、そして重ねていくと自然に身に付いていくのです。
「モチベーション」は、やる気といってもいいでしょう。日々健康こそ、〝動機″つけになります。
今年も、高い「モチベーション」で健康知識をより正しく綴り、「月落不離天、世界不離人」共々に不離前進して行きたいです!
寒冬の関懐③
中国の諺:「冬にダイコンを食べると、医者が泣く。」
お正月気分が一段落して、体調を整えたい時期に、冬旬のダイコンを使った料理は胃にやさしいでしょう。
ダイコンは消化酵素のアミラーゼを豊富に含んでいて、胃酸過多、胃もたれ、二日酔いなどに効果があることをよく聞きます。
また、ダイコンに含まれるカリウムは水に溶けやすく体の中の余分なナトリウムを体外に排出して、血圧を下げる働きがあるそうです。更に、ダイコンの葉はホウレンソウに負けないぐらいビタミンやミネラルが多く、冬の野菜として免疫アップの必須栄養素と言われています。
冬のダイコン料理を思いますと、日本では、やはりおでんが一番人気ものでしょう。長時間煮込まれるから、ダイコンがだしをたっぷり吸って美味しいですね!
専門家のお話によれば、ダイコンは陰でも陽でもない間性食材ですがしかし、長い時間で煮込まれることで、間性食材から陽性化し、体に温める効果がグンと高まるのだそうです。
食べ方のポイントとしては、なるべく皮はむかずに食べたほうがいいです。皮にはビタミンC、毛細血管を強くするルチンが多く含まれているからです。
汁と一緒に食べると温かい鍋物では、血行を促進し、免疫力を高めてウイルスの感染を防ぐのでおすすめです。
ちなみに、食後みかんなどというかんきつ類を食べると、ビタミンCがプラスされ、より健康な体が作られるでしょう。
夜来の鳴風を聞き
ぽかぽかの鍋を食
ダイコンは醍醐味……
(明日からしばらくやすみます)