快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

クリエイティブ SXFI CARRIER

2021年05月22日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
公女「今日はクリエイティブのサウンドバー『SXFI CARRIER』がお題だよっ!」
黒侍「ほう、クリエイティブの・・・。 最近は取り上げる率が高いでゴザルなぁ。」
姫武者「それだけ色々出してるって事よね。 本当に多彩だもの。」
女騎士「ふふ。 主殿にしてみれば、昔はサウンドカード位にしか目が行かなかったのが本音だそうだが、成程世は進むものだ。」
侍女「気が付けばまるでそういったオーディオ関係に手を出していなかった会社も加わって、中々賑わしいジャンルになっているのでございますよ。」
女騎士「オンキヨーはアレだがな。」
姫武者「止めなさいってば・・・。」
公女「とはいえ、最初は主殿もぱっと見の段階ではこれをスルーしていたそうだよっ! 安価な卓上用のエントリー機かと思ってたんだってっ!」
侍女「実際には中々本格的なサウンドバーで、かなり驚いたそうでございます。」
黒侍「固定観念というのはいつも目を曇らせるものでゴザルなぁ・・・。」
公女「売りとしてはあのドルビー社がコンセプト段階から共同開発したそうで、とりわけアトモス再生に関しては相当自信ありげなんだよっ!」
女騎士「同社が自社で機械を発売することは無いと思えば、かなり貴重な話だな。」
侍女「その上で、クリエイティブ社独自のサラウンド技術である『Super X-Fi』を組み合わせて再生するそうでございます。」
姫武者「Super X-Fiについては勿論耳にするけど、こういう形でしっかり搭載させたものを聴いたことは無いわね。」
黒侍「疑う要素はない故、問題は何も無いでゴザルが、それについてもドルビー社が後ろにいると思えばかなり安心できるでゴザルよ。」
侍女「ユニット数は7つで、それぞれ独立アンプで駆動されるのでございます。 正面3、側面2、上面2の構成でございます。」
女騎士「7つという事であれば効果的な配置だな。 何より音場感としては側面が地味に効く。」
姫武者「正面は当たり前だし、アトモスで対応である以上は上面もそう。 だけど回り込む音に関してはやっぱり正面と側面とでは違うのよね・・。」
黒侍「そう変わりが無いとそれさえも正面に配置して、正面5スピーカーというのもあるでゴザルがなぁ・・・。」
公女「端子も豊富で、HDMI 2.1対応の入出力や光デジタル入力は勿論、USB-C入力や、3.5mmステレオ端子だけどアナログ入力もあるんだっ!」
姫武者「この手のでアナログ入力って最近はないわよね。 それだけで汎用性がかなり違ってくるから馬鹿に出来ないわ。」
侍女「そして主殿が一番驚いたのは、前面にヘッドホン出力があるのでございますよ。」
黒侍「何と! あれだけ探して探していつしか諦めていたヘッドフォン端子が、しかも前面にでゴザルか?!」
公女「しかも、きちんとSuper X-Fiに対応してるんだよっ! サラウンドで楽しめちゃうねっ!」
女騎士「下手をすればAVアンプにもない機能なだけに、まさに特筆すべき点だな。」
公女「ヘッドフォンについてはもう一つあって、背面のUSB端子を用いて同社のワイヤレスUSBヘッドホン『Creative SXFI THEATER』を使うことも出来るんだよっ!」
姫武者「それって本来であれば、パソコンやゲーム機みたいなものとしか繋げれない製品よね。 それを使えるってこと?」
女騎士「ふふ。 本筋から外れていると思われるかもしれないが、こういう使い勝手は存外軽視されているご時世なだけに、驚くな。」
黒侍「いや、正直思っていたより遥かに有能に感じるでゴザル・・・。 本当に目が曇っていたと思い知らされるでゴザルよ・・・。」
侍女「他社製と比べて音質がどうかというのまでは勿論判らないのでございますが、多少の好みの違いであれば許容出来る機能性なのでございます。」
女騎士「しつこく繰り返すが、こうなるとドルビー社の名前が本当に効いてくる。 他社の元気がない今、相当上に食い込むのではないか?」
姫武者「そうね、 国内メーカーは置きに来た様なモデルばかりだし・・・。 敢えて言えば別方向の機能を重視したSonos社製品なんかが比較対象になるかもしれないけれど・・・。」
黒侍「ネットワークを駆使したファイル再生や、他の機種との連携を重視しないのであれば、こちらが有利にさえ思えてくるでゴザル。」
侍女「もしかしたら何か穴といいますか、比較しての短所もあるのかもしれないのでございますが、まだそこまでは調べていないそうでございます。」
公女「ぶっちゃけ、長所ばかりに目が行き過ぎて、主殿もプチ混乱しているみたいだねっ!」
女騎士「それで・・・・如何程なのだ、これは?」
侍女「直販ストアで税込12万円だそうでございます。」
姫武者「変に安価過ぎるとむしろ期待が下がるし、かといって高価過ぎるとフルサラウンドシステムが見えてきちゃうから、丁度良い塩梅だわ。」
黒侍「最近は他メーカーの旗艦サウンドバーもその辺りで落ち着いているでゴザルから、相場と言えば相場でゴザルよ。」
公女「もしかしたら思っている以上に支持を広げるかもしれないねっ! 老舗オーディオメーカーもうかうかしていられないよっ!」
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (えいぴあ)
2021-05-22 22:06:01
こういう所謂サウンドバータイプは音量を上げないと行けなくて騒音の元にもなっているみたいです。
音を反射させて減衰しないぐらいの音量で反射するのと同じ量が上にも行くんですから壁で減衰するとは言っても当然・・・。
それはいいとして十分現実的なモデルだと思います。YSPを更新しない以上ヤマハユーザーをかっさらいに来た印象がありますね。
Unknown (戯休)
2021-05-24 08:12:51
えいぴあ様、コメント有難うございます!

音量の問題は悩ましい事です。
サラウンド系共通の悩みと言えますすよね。
ステレオのそれ以上に、サラウンド系システムは音量が不十分だと音のチョロチョロ感が強まります。

色々技術が進んだ今こそ各社サラウンドヘッドフォンをAV用にとも思うのですが、ここ最近ではビクター位でしょうか・・・。
そういう意味でも、別途ワイヤレスだけでなく、有線接続のヘッドフォンでもサラウンド化してくれるのは嬉しいかなとも思う次第です。
効果の程は分かりませんが・・・。

本当はヤマハのサウンドプロジェクターに復活して欲しいんですよ・・・。

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