釣りを楽しむ男性。
小さな鯵の子をサビキで釣っていた。
仕掛けを海に入れるとすぐに魚がかかり、面白いように釣れている。
一度に3~4匹釣れて、釣る時間より釣れた魚から針を外し、魚をバケツに入れる時間の方が長く感じる。
男に尋ねると、市内からやってきて、釣れた魚は南蛮漬けにするとのことである。
今から20年近く前に、家族で野母半島(長崎)に釣りに行った。
その時も大漁で子供たちは大喜び。
釣った魚は、妻と南蛮漬けを作り、家族で食べ美味しかったことを思い出す。
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この日、妻を天神にあるスポーツクラブへ降ろし、長浜へとやってきた。
夜に向け数軒のラーメン屋台が営業準備している。明るい時間の屋台には何の風情もない。
この屋台街を抜け、魚市場の西側にある小さな港へやってきた。
ここには数十隻の小さな魚船などが係留されている。
正面の荒津には大きな造船所、そして右手の那ノ津には工場。
その間に博多湾が開け、遠くに志賀島へとのびる海ノ中道が見える。
岸壁では、防波堤で小魚(鯵の子)をさびき釣りしている男。
羽を休めていたカモメ。幼鳥なのでまだ羽が茶色である。
都市高速の上空を福岡空港へと着陸していく旅客機が通り過ぎる。
夕方近い港には、工事用の船が戻ってきている。
湾の奥には、対馬からのフェリーが博多埠頭へと向かっているのが見えた。
僕は、妻をまた天神へ迎えに行くまで、のんびりとした午後を過ごした。
(2011.07.31 博多湾 福岡市中央区長浜)
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