ナベッチーのエンジョイライフ

他人様からすれば他愛もないことでも、記憶にとどめておきたい事、感動したスポーツ、本、映画などを思いつくままです。

書棚の隅っこ 人情屋横町 ここだけの話 シリーズ藩物語‘桑名藩’ シリーズ偉大な日本人‘司馬遼太郎’

2010-11-30 08:46:07 | ブック(記憶に残したい本、文章)

 読書の秋であるが、就寝前、寝コロンで読むせいか、足元が温かくなってくると、眠さにはまけてしまい、実質的な読書タイムは少ない。それでも、今回は、「書棚の隅っこ」出久根達郎 人情屋横町」 山本一力  「ここだけの話」 椎名 誠  『シリーズ藩物語‘桑名藩’』 郡 義武 『シリーズ偉大な日本人‘司馬遼太郎’』 別冊宝島を読んだ。その中から、司馬文学のエッセンスを特集した別冊宝島の“シリーズ偉大な日本人 司馬遼太郎”特に記憶に残った。序章 司馬遼太郎10大伝説から始まり、“未来の人たちへ”“日本と日本人”“歴史を旅して”“司馬さんと私”“司馬遼太郎ヒストリー”で、構成されている。それぞれの章で司馬遼太郎の偉大さを改めて教えてくれたが、その中でも、小学校の教科書にも取り入れられた、「21世紀に残る君たちへ」については、子供達だけでなく、すべての人にのこした遺言のようでもあった。一部抜粋すると、 “……ただ、私が持っていなくて、君たちだけが持っている大きなものがある。未来というものである。私の人生は、すでに持ち時間が少ない。例えば、21世紀というものを見ることができないにちがいない。………君たちは、いつの時代でもそうであったように、自己を確率せねばならない。自分にきびしく、相手にはやさしく。という自己を” 何度読んでも名言である。  

また、NHKの大河ドラマ‘龍馬伝’も終わったが、、今年の‘龍馬伝’毎週日曜日の夜が楽しみであった。一昨日の龍馬と中岡慎太郎の最後のシーンを見て、5,6年前には家内と京都霊山護国神社にある、二人のお墓にも参りし、記念館に残るいろいろな遺品も見学したことも思い出した。‘龍馬伝’で、より龍馬が身近になった。