当分行けないからと買い物に連れて行ってくれた。当分、と言われたので買いだめしたらいつもより多くなってしまった。
ネギやニラが安かったのでキャベツも買って餃子を作ることにした。帰ってから肉屋さんに肉と一緒に餃子の皮を注文すると、皮やさんが倒産してしまい、近在の肉屋は困っているのだという話。皮屋さんは皮だけでなくパン粉や粉なども扱っていたので、なおこまっているのだ、とも。え~、どうしよう。だってここら辺の肉屋さんもスーパーもあそこの餃子の皮だったよ、買ったったことはないけど置いてあるのは見たよ。と言うと、スーパーはもう変わっているかもよ、大手が入ってしまっているから。と現状をいろいろ教えてくれた。
あらま、明日餃子をつくろうと材料仕入れて来たのに困ったな、と言うと、下にはほかのメーカーならあるよ、と教えてくれた。突然なことで、ちょっと途方に暮れた、けど、すぐ、売ってないなら作ればいいさ、と思い直した。昔作ったことがある。粉もいろんな種類があるしね、試すには事欠かない。簡単なものだから、皮から手作りすればもっと美味しくなる、じゃ~明日作ろう。こねる作業があるけど少しだから捏ねられるだろう、しんどければ、ニーダーもあるしね。でもほかの市販の皮も試してみたいので和美さんに頼んで来るとき下のスーパーで買ってきてもらった。メーカーが二つあったが大判で普通のものを買ってきた。厚さも何種類かあった、とも。作って食べ比べてみてみよう。こんなことを考えるとがぜん元気になる、あはは、料理研究家と言うより、化学者だね。
しかし予期せぬことで生活の周りが変わっているんだ、と痛感。ずっと慣れ親しんだ中小企業とはいえメーカー、気の毒だなぁ。従業員もいたろうに。さほど使っていたものではないけど、まだ餃子は自家製の人が多いだろうに。