ベリーズが2晩家をあけた。雌猫なのであまり遠出をしないのだが、どこへ行ってしまったのだろうか。手分けしていつもいそうなところを名前を呼びながら探した。心配してpapasanが遠くまで探しまわった。でも見つからなかった。生きていれば必ず帰ってくるはずだから、事故に遭ったのかもしれないと半ばあきらめかけていた翌々日の朝、ひょいと帰ってきた。首輪もない。がつがつと餌を食べ、さかんに何か訴えてないた。どこかで首輪が引っ掛かり取れなくて苦労していたのだろう、と推測した。万が一を考えて首輪はフェルトでつくってある。フェルトを二枚重ね、まわりを同系色の刺しゅう糸でかがっただけのものだ。この首輪を一番切るのがベリーズ。ガーナに切られてしまうのだ。運悪く新しい首輪に替えたばかりだった。だから切るのに苦労したのだろうと思った。
ベリーズがいなくなったと言ったら、名付け親の子どもたちがさびしがるだろうと気にしていた。帰ってきて、ほっと。
今日、町民センターの下の通りに面した家のAさんが、玄関先のベリーズを見て、「やはりこの猫だ」と言った。金曜日、ベリーズがAさんの庭に行ったというのである。「こんにちは、どこかで会いましたね」と声をかけたのだそうだ。その時は赤い首輪に鈴もちゃんとついていたという。そのあと上の方に歩いて行ったというから、初めてのことで、迷子になってしまったのだろう。
そのあと、翌日の朝まで、何があったのだろうね、ビデオでもつけておきたいよ。
ネコが先になってしまったが、東海大学病院で、検査を受けたpapasan、診断結果は脳はどこも悪くないと言って帰ってきた。悪くないのは結構だけど、実際に歩くとふらふらするんだから、その原因が何か聞いた?と聞くと、その旨は話したが、神経だろうという返事だったそう。年寄りだから、歩くのにも心して歩かなければいけないとも言われたそうだ。何とも釈然としない。神経と言うと自律神経かなぁ。脳の検査では見つからないそうだから。ふらふらが取れなければどこにも連れて行ってやらないよ、ヨーロッパに行きたがっているけれど。