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Cogito

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私と日本酒6

2006-03-17 10:19:12 | 日本酒

隠岐に出かけようと思っているので、島根のお酒に目がいった。江津の都錦である。美味しかった。いそいで追加注文したほど。

                        

                                     ◇「都錦」斗瓶囲い 純米大吟醸 生原酒

杜氏    :岩成重徳

原料米   :山田錦

精米歩合  :35%

アルコール度:17.2度

日本酒度  :+4

酸度    :1.5

都錦酒造 島根県江津市

                                     こちらは余り口に合わなかったので、料理に使っている。

◇「都錦」純米吟醸 長期貯蔵熟成酒 1994年醸造

使用米 ・山田錦

精米歩合・50%

アルコール分・15度以上16度未満

◇先回の出張販売は越後のお福酒造のものだった。4本買ってきた。まずデザート用から。おひなさまだったので、桃色にごり酒を飲んだ。ピンクにある酵母を使用してつくった純米の濁り酒。ワイングラスにつぐと淡い乳紅色できれい。美味しいというより、ムードを楽しむって感じ。アルコール度は低いし、白酒気分でぐいぐいと飲んでしまった。

                                                     

◇翌日、「名称募集」が2本届いた。いやぁ~、美味しい!とフロートと型のワイングラスに入れて、ほとんどひとりで飲んでしまった。もちろんちゃんと人にも分けてあげましたよ。ただし一本一リットルしか入っていない。年4回しか醸造しない。で、来月分も頼んでしまった。道楽、道楽。                                          

                                                     

                                                     越後お福正宗

福酒造 長岡市

◇「雫酒 斗瓶囲い」 究極の大吟醸原酒

原料米  : 特等山田錦

精米歩合 :38%

日本酒度 :+5

酸度    :1.1

                                          

                                               

◇「純米大吟醸」

(特別限定醸造)氷温生貯蔵原酒(氷温で5ケ月貯蔵)

原料米 ・五百万石

精米歩合・50% 

日本酒度・+5

酸度  ・1.3

アルコール分・16度以上17度未満

仕込みすい・軟水

越後杜氏・吉井 民夫 

◇「純米吟醸」

使用米 ・1本〆(山古志村産)

精米歩合・55%以下

日本酒度・+6

酸度  ・1.4

水   ・極軟水

越後杜氏・吉井 民夫 

これ、Nちゃんがお土産に買ってきてくれたものと同じものだった。山古志のお米使用というので。 

一昨夜、八潮の「重蔵」を開けた。「あっちこっち開けておいとくと味が変わるよ」、と言われるが、そんなに長く置いておくわけでもない、大丈夫だと、気分やだから、気分であっちこっち飲む。今開いているのは太平山の「神月」、これはちょっと甘い。「重蔵」と都錦の長期貯蔵のものとお福正宗の純米大吟醸、これはちょっと辛い。最近のお酒はどれも香りが高いねぇ。吟醸の所以だからね。


私と日本酒5

2006-02-15 18:33:16 | 日本酒

いま、冷蔵庫に入っているのは会津・純米吟醸「末廣」と純米大吟醸「亀の尾」。新潟・吉乃川の純米酒「こしいぶき」、秋田の「天功」と八潮の「重蔵」である。天功と重蔵はお気に入りなので、たいてい、いつも入っている。それを毎晩気が向いたものを引き出しては飲んでいる。

「お酒の味がわかるようになりました?」とpapasanがからかう。

「酒の味を利きわけるのはまだまだ。その酒の特長とか、そういうものを飲み分けるのは無理。その特長が嫌いってこともあるしね。ただ自分にとって好きか嫌いかだけしか言えないよ。」

そういえば食べ物はみんなそうだ。自分にとって口に合う、平たく言えば好きか嫌いかだ。まぁ、買って来る酒はいちおう味見をして気に入ったのを買って来るから、さほど嫌いなことはないのだけど、でも飲み比べるとずいぶん違う。

「末廣」の純米吟醸:

使用米 会津産五百万石(100%使用)

原材料名 米・米こうじ

精米歩合 58%

アルコール分 15度以上16度未満

日本酒度 +3.0

酸度   1.3

やや辛口という表示だが、さっぱりとした甘みがある。

「純米大吟醸「亀の尾」

使用米 会津産亀の尾(100%使用)

原材料名 米・米こうじ

精米歩合 50%

アルコール分 16度以上17度未満

日本酒度 +3.0

酸度   1.4

美味しいが、純米吟醸と比べると後味が残る。

酒米の「亀の尾」は漫画「夏子の酒」でクローズアップされた米である。戦時中、贅沢な米として栽培が途絶えてしまったものを。人々の努力により復活した米である。

すえひろのビンにかけられた札には、亀の尾の説明がついている。

「明治26年山形余目町の阿部亀治氏は、冷害の田んぼの中から、偶然にも3本の稲を見つけた。これが寒さに強い「亀の尾」だった。はじめは食用米として栽培されていたが、酒造米としても優れていることがわかり、酒造米に採用されることになった。

大正初期、会津の酒造家」新城本店(現末廣酒造)の当主、四代目新城猪之吉は、会津郊外の高野村村長小野成屋氏の協力を得て、会津ではじめて「亀の尾」の栽培に成功した。」

とある。

酒米の品種が説明されているHP

http://www.kizawa-hp.com/rice/rice.html


私と日本酒4

2005-11-18 21:01:55 | 日本酒

高島屋地下でフォションによって、最後に酒売り場へ。私がニコニコして行くと言って連れ合いが笑っている。そうなんだ、にこにこしているのには理由がある。
半被姿のお兄さんに「こんにちは~、八潮さんね」「はい、そうです」「待ってたのよ」

私の声をききつけて迎えてくれたのはNさん。
「あれ、Nさん。どこへ行ってたの」とお互いに挨拶。お気に入りの八潮の上に久しぶりにNさんにあって、さらにご機嫌。

先ずは試飲。「八潮はどれを飲んでも、私には美味しいのよ」蔵元のお兄さんは大喜び。
いろんなのを買ってきた。八潮は鳥取県倉吉の中井酒造の商標である。

先ずあけたのは純米大吟醸の「水耕一貫」1.8?。1.8?ビンのまま冷蔵庫にいれた。今回は1.8?ビンを2本も冷蔵庫に入れてしまった。「名称募集」が届いたら入れるところがなくなってしまいそうだ。
あぁ、美味しい。後味はさわやかで、甘さすら感じる。

このお酒は一桶特別限定仕込だそうだ。
無添加、無濾過、無加水と書いてある。原料米は神の舞、精米は50%。仕込み水は大山の伏流水。酵母は協会9号。酒度+2・0杜氏は出雲杜氏の加藤智。米の生産者の名前も、精米者の名前も書いてある。

美味しかった。またお気に入りが増えた。

次に「熟成純米大吟醸」をあけた。
これも美味しいけど、好みから言えば「水耕一貫」の方が好きだな。香りも「水耕一貫」の方がさわやかだ。
ラベルには原材料:米・米麹  精米歩合:40%  アルコール度:17度9分日本酒度:+1.5 出雲杜氏:加藤智
杜氏は同じ人だ。

箱は邪魔だから要らないと言っておいてきてしまったが、箱にデータがはいっていたかも。 

でもね、毎日飲んでいるとこれまた 美味しさが増してくる。うん、うん、これもいいよ。

「名称募集」が届いた。開けるたびに、いつも味が違う。最初酸っぱいと思ったが、翌日はすご~く甘かった。今日はまた酸っぱい。酸っぱさも味に違いがあるんだが、言葉にするのは難しい。酵母が生きているからだ。
何回目のときだったかな、とても気に入った。そのときの味が忘れられない。なかなかその味にはならないのだけど。


私と日本酒3

2005-11-06 00:29:02 | 日本酒

このところいつも飲んでいるのは「天功」だ。秋田へ行ったとき以来のおなじみである。すっかり気に入ってしまって、毎度取り寄せている。あれからずいぶんいろんなお酒を買った。そして飲んでみた。ひとつひとつ香りも味も違ってたのしい。
相変わらず高島屋へ行って、来ている蔵元のお酒を試飲しては、違ったお酒を買っている。なじみの蔵元はもちろん歓迎だが、知らない蔵元も新しい出会いがあるから、これまた歓迎である。野次馬気分なんだろう。

この間行ったとき、来ていた蔵元は盛岡の「あさ開」という蔵元だった。「いまね、飲んでいるのは秋田のお酒なのよ。岩手じゃ、お隣同士になるのね。」うん、宮城の浦霞や一の蔵も好きだし、東北の蔵はなじみがあるねぇ。

7年連続金賞受賞したというお酒を試飲させて貰った。いろいろ試飲させてもらったが、蔵元のお兄さんには悪いがあんまり気に入らなかった。でも、たくさん試飲させてもらって悪いからと純米大吟醸の「旭扇」を買ってきた。お気に入りの八潮の「重蔵」と「純米大吟醸」を買おうと思ったら品切れだった。八潮は人気があるのだそうだ。

「旭扇」は木箱に入っていた。高級感を出すのだろうが、木箱入りはいただけない。ボール箱でいいものをさ。でないとゴミが増えて困るんだ。木箱もはじめはつぶしていたが、もったいないので机の上に並べて、文房具入れに使っている。ひとつがふたつ、みっつと増えて机を狭くしている。もう要らない。ゴミに出そう。

そんなこともあって、「旭扇」は冷蔵庫に入れたままだった。飲んでみた。ひやぁ~、美味しい。香りもとてもいい。なんて試飲のときは気に入らなかったんだろう。試飲しすぎるのがいけないのかな。またまたお気に入りが増えてしまった。

改めてラベルを見た。使用米、兵庫県産山田錦。なるほど。特徴として「山田錦と大慈清水の出会いから生まれたシリーズ最高峰のお酒。南部杜氏 藤尾正彦が手がけた、年に一度だけの限定酒」とあった。おやまっ、今月中旬には八潮が来る。だから八潮を買いながら、美味しかったから、ついでに買ってこようと思ってたんだけど。限定酒じゃおいてないかな。
今月末には「名称募集」も届くんだ。
美味しいお酒、どれもにこにこ。


私と日本酒2

2004-11-18 20:46:04 | 日本酒

相変わらずの道楽。おなじみ、日本酒のことである。

今日も日本橋の高島屋へいったので、いつのように地下の酒売り場へ。
「今日はどこ?」
この言葉がすっかり挨拶になってしまった。
「今日は鳥取のお酒です」
といつものようににこやかなNさん。

「どんなお酒がお好きですか?」
と蔵元のお兄さん。
「辛口の純米吟醸」
「では」、と言ってついでくれた。
「美味しいね」
「これは」
「あぁ、これも美味しい」
試飲するお酒がどれも美味しいのはうれしいことだ。
先月来たときは埼玉の蔵だった。試飲したが、どれも気に入らず「ごめんね」と言って帰った。買おうと予定に入れてはいたのだが。
トレイの上に飲んだ順にポリカップをのせた、5種類試飲した。そのあと、にごり酒も試した。一番目と三番目と・・、私はこういう買い方をする。
「お酒の味、わかりますね」
「いえいえ、まだトウシローですよ。」
Nさんをさして「このおねえさんに教わっているんですよ。このおねえさんはお酒のこと詳しいですからね」

この蔵は鳥取県は倉吉市、大山の近くだと言う。
そこへ若い女性のお客さんが来た。酒には詳しいらしくいろいろ聞いている。
試供品に強力と言う酒がある。お兄さんの説明によると、「強力」というのは酒米の種類で、いったん途絶えてしまったのを復活してつくった酒米だと言う。
「亀の尾みたいなお米ね」
「そうですね。この値段で提供できるのは、農業高校の生徒たちがつくったお米だからです。」
説明を聞いて、「私にも頂戴!」とついでもらった。
「うん、美味しい。これも買ってこう!」

冷蔵庫に入っているのは静岡・由比の純米大吟醸「正雪」。秋田・飯田川の「天功」と「神月(しんげつ)」、「津月(つづき)」。これに鳥取・倉吉の「八潮・純米大吟醸」とにごり酒が加わった。たいていにごり酒は1本入っている。この間までは祝米の「月の桂」が入っていた。日本酒のシャンパンといわれているものである。

神月は天功と同じ太平山の純米大吟醸だ。白神山地の水をつかっているのだそうだ。これも美味しい。限定品なので、いそいで追加注文した。まだ届かないが、愛媛の蔵元の「お父さんの密造酒」も注文してある。これは純米大吟醸のどぶろくである。去年、高島屋で買って気に入ったのだ。

由比の「正雪」は蔵まで出かけた。蒲原町に近い海岸にある。東名からも「正雪」と書いた背の高い煙突が見える。もともとは林業を営んでいたが、林業の行く末を見て、先祖が蔵元に転業したのだそうだ。だから歴史も100年余りと若いと言っていた。蔵のある海岸の水は塩辛くて使えないので、酒造りのために山から水を引いている。
「「斗瓶取」が美味しかったんですよ」というと
「ありがとうございます。あのお酒は高くてねぇ」と主は言った。
純米大吟醸と純米吟醸と大吟醸と生酒と買ってきた。私が気に入ったのは、純米大吟醸の「正雪」。追加は酒屋さんに頼んで買った。

由比にはもうひとつ「英君」という蔵もある。英君の純米大吟醸も金賞を受賞したものだという。香はいいが、私の好みには合わない。ここの蔵は水のために山を一山かったそうだ。静岡は「国香」「花の舞」「臥竜梅」なども飲んでみた。
山形の「出羽桜」も。出羽燦々というのも酒米の名前だそうだ。酒米にも、ほんといろんな種類がある。麹もいろいろあるなぁ。香が違うのは当然だ。