ミッキーオーラ

地震の被害で休園中だったディズニーランドがやっと開園した。ミッキーマウス自らお客さんの前に現れ、握手やハグでサービス。震災の痛手に傷ついたファンを励ました。

普段パレードの車の上でしか見られなかったミッキーマウスが園内を巡っているなんてすごい事だね。

ミッキーマウスにはオーラがある。

私がミッキーマウスやミニィマウスと写真を撮ったのは確か23才の頃。ディズニーランドが開園して二年後くらいだったと思う。

登時はミッキーもミニィもサービス精神旺盛で、時間にゆとりもあったのか、園内を気軽にぶらついてはファンサービスをしていた。

私はミッキー、ミニィを見つけ大感激。ショップで買ったミッキーキャップを被り、二匹と腕を組んで、2カップルで写真を撮った。

ディズニーランドは最高のおとぎの国。

ひとときの夢を平等に与えてくれる。

世界中の人々に愛されるカリスマ、ミッキーに奇跡を起こしてほしい。

もう二度と地震の被害に苦しむ人が出ないように。

☆月曜弁当
天ぷらまたはかきフライ キャベツのそぼろ味噌かけ 煮豆 イチゴ
漬物、キャラぶき

サイドメニュー
たまごサンド
焼肉

激安の闇

大手牛丼メーカー吉野家もすきやも揃って激安フェアで集客を狙っている。松屋やなか卯も右に習えと…

牛丼並盛りが240円～280円!？

これ、ありえない値段ではないのか？
確かに消費者サイドとしては安いに越したことはない。家計は助かる。

でも、店は店の売上はどうなるのか？
人件費、材料代、家賃、光熱水費等、店を維持するには経費が必要だ。
喫食場所を提供する店で出す牛丼が200円代なんて。
背景にあるのは、消費者の財布の紐が堅くなったこと？苦肉の策。

スーパーも同じく。

痛々しいほど声を枯らし客に呼びかける店員。

激安商戦に目の色を変えて群がる消費者。

客が入らないより、赤字でも売ることが大事だとある経営者。

しかしそれでは経営はいつか行き詰まる。一瞬先は闇だ。

困難な時代です。

爽快！サンボマスター！

先日、サンボマスター究極ベストを買いました。

サンボマスターって、マイナーなイメージでベスト盤ってどうよ？と迷いましたが、「希望の道」にどっぷりはまりこんでしまってから、私はサンボマスターのファンになりました。

うちのメンバーアントニオに言わせると、サンボマスターの三人は見た目がダサくカッコイイ奴がいない と…

まあ、ね…確かにボーカルも「惚れてまうやろ！？」のお笑い芸人に似ていますが…見た目は本人の責任ではないし…ね。

このアルバム、二枚組全34曲で3200円という安さもいいけど、
彼らの元気、やる気、オタッ気ーに励まされ、背中を押してもらえる名曲揃いです。

聴いていて実に気持ちいい、ダイヤモンドの原石がキラキラちりばめられたような作品に出会えました。

♪君のこと守るよ僕が
君を苦しめる全ての事から
他に何もできなくなっても 僕はかまわない♪
（「君を守って君を愛してより」）

マックスのブランコ

今日は午後からお休みをさせてもらい、ちょっと名の知れた美しい公園でお弁当を買って食べました。

お弁当は、つみき食堂がモデルとさせてもらっている弁当工房で購入。

390円で手作り感、ヘルシー感たっぷりのこのお弁当も障害者授産施設就労継続支援事業として販売しているもの。

運河流れるこの公園には平日だというのにたくさんの人でいっぱい。

親子連れはもちろん、カップル、高齢者、若者、そして、

公園近くに隣接する数多くの障害児（者）施設から外出の人たちの群れ。

シートを敷いてお昼を食べ、ボール遊びをして、
時間になったのか、支援者たちに手を引かれて帰って行きます。

と、大きな体の若者が急にかがんで動かなくなりました。支援者の励ましで気をとりなしまた手を引かれて歩いて行きました。その落ちた右肩をベンチに座り見ていた私は、ふいに懐かしさと切なさが入り混じった感情に襲われました。

14年前、知的障害児の施設で二週間実習をしました。ほとんどが自閉症の 、5歳から30歳までの40人が生活を共にしていました。

日中、通える子は養護学校に。既に就学年齢を達した人は園内で作業を。

午前中は牛乳パックを再利用しての紙すき作業。午後はたいてい一時間ほどの散歩が日課でした。

30歳を越えても児童対象の施設を出られなかったマックスは180㌢、100キロの巨漢でした。言葉はなく、自室の壁をほじっては口に入れる癖がありました。

ブランコが大好きで、でも漕ぐことはせず、いつもじっと座ってうなだれていました。5㍍歩くごとに一度しゃがんで体勢を整えるのが彼流のこだわりでした。

マックスの行く末には家庭でもこの施設でもなく、精神病院しかないだろうと施設主任は言い放ち私を愕然とさせました。

端正な顔立ちのマックス。その暗い瞳を今でも思い出します。

揺れることないブランコの鎖をしっかり握りしめたあの背中が何故か小さくはかなく見えました。

マックス、あなたは今どこで暮らしているのでしょうか？

今でも時々、ブランコに静かに乗っていますか？
歩く時にはカウントしながらしゃがんでいるのでしょうか？

支えてくれる人はいますか？

母と仕事と

☆木曜弁当
Ａみそカツ
ボテトサラダ
金時豆
果物 漬物

Ｂみそおでん
ポテトサラダ
ウインナーピリ辛炒め 漬物

☆サイドメニュー
ウナギとねぎの中華和え もやしとえんどうのたまごとじ
たまごロールサンド

サマンサ、今日は娘のルビーちゃん、サファイアちゃんの授業参観日。

にもかかわらず、半日しっかり仕事をして行きました。

小学生のうちは学校行事も数多く、今日みたいな日は母友とランチがてら休みたいだろうによくやってくれています。

４月からサマンサとティファニーは常勤職員となりました。

頼りない理事長兼施設長の私を脇でしっかり固めてくれて感謝です。

スタッフ一同、これからも仲良く、励まし合って行きましょう。

歓迎！正規採用エルメス

☆水曜弁当
Ａ焼きそば
焼売
大根サラダ
ジャガ芋とはんぺん煮

Ｂ和風ミートローフ
ジャガ芋とはんぺん煮
大根サラダ
果物佃煮

☆薬膳弁当
雑穀米
ぶり照り焼
ジャガ煮
ほうれん草ナッツ和え
大根サラダ
焼売

厨房パート職員として、一ヶ月の試用期間を経たエルメスがめでたく正規採用となりました。

エルメス、入ってしばらくの間、本当にここでやって行けるか悩み揺れていました。その胸の内を聴く度、私はハラハラドキドキ。
エルメスが辞めたらどうしましょう。
開店時から過酷なまでの人手不足。エルメスが入ってくれてやっと一息つく事ができてとても助かっていたからです。

まだ6歳のぼうやシンバを保育園に送りその足でつみき食堂に入ってくれるエルメス。

仕事ぶりは真面目でまめまめしく動き、即戦力となりました。だから
試用期間後エルメスがもし辞めてしまったら…

考えるだけでぞっとしました。

そして一か月が過ぎ、エルメスは決心したように言いました。
「私、こんな働きぶりですが、よろしければこれからもお願いします」

大歓迎ですよ！

ほっと胸を撫で下ろす私。エルメス、金曜日は知人の店を手伝っていたので今まで週4日だったけど、ＧＷ開けからはその仕事も終わると聞いていた。本採用になり来月から金曜日もお願いできますか？と聞くと、

「今まで自分の都合でお休みさせてもらいながら申し訳ない。でも、私が金曜日に出ることでぽぽんさんがお休みとることができるなら出ます」

以前一緒に昼食を取りながら、エルメスが聞いてきたことがあります。
「ぽぽんさん、忙しそうだけどちゃんとお休み取ってます？」

「今は移行の事もあって、仕事が気になりまるまる一日は休む気分にならないけど、もう少しゆとりが出たら休みとるよ」

早出残業、休日出勤を日常とし、ひとり親の私を気遣い思いやってくれるエルメスの温かさに胸が熱くなりました。

いいとも！ばば友

母ミッチーナは三月で82歳を迎えたが、足腰達者で食欲もりもり。

認知は衰えつつあるが、まあ高齢ゆえ仕方ない。
ミッチーナの家、つまり私の実家は土地200坪。家も総２階建てで無駄にでかく広く、しかし使い勝手の悪いおんぼろ古民家。

ミッチーナは、バリアフリーとはほど遠いその家で、沢山の危険物、障害物に囲まれ、リハビリ代わりの農作業に勤しみ、つみき食堂の野菜作りに励んでいる。

ミッチーナには、近所に沢山のばば友がいる。

半径300mの多くが寡婦。 古い言い方ではつまり後家。

女は独り身になってこそ青春？かも？！

ミッチーナと愉快なその仲間を見ているとつくづくそう感じる。

ミッチーナと仲良くしてくれているご近所のばば友、リーダーのアントワネット、 メリーアン、 イライザ、これからもどうか、どうか、我が母ミッチーナをよろしくお願いいたします。

祝・当選！

ギルバートさん県会議院ご当選おめでとうございます。
心より嬉しく思います。
そのまっすぐな瞳で、新しい時代を切り拓いてください。期待しています。

☆月曜弁当
Ａ焼肉
大根と鮭の煮付け
マカロニサラダ
果物 佃煮
Ｂソーセージのフリッター
大根と鮭の煮付け
サツマイモのバター煮
マカロニサラダ
果物、佃煮

今月から社会福祉協議会より委託を受け、一人暮らしの高齢者へのお弁当約20食が増えました。

決まった数のお弁当は、無駄がなくとてもありがたいです。

店頭で販売する分とこちらで配達するお得意先の分、そしてメンバー&スタッフの分。

見込み通りに出来ればいいのですが、なかなか予想が外れたり、商売は難しいですね。

ご近所のガス屋さん、今日はお待たせいたしました。いつもありがとうございます。

丸山どんぐりの仲間マリアンヌ、たくさん買ってくれてありがとう。
久しぶりに会えて嬉しかったよ。
次女のルマンドちゃん、高校入学おめでとう！

ジュリエッタとオリビアとまた四人でワイワイ騒ごうね。

起死回生

東日本大震災から明日で一か月が過ぎようとしている。

早い。いや、何もまだ解決の見込みもなく復興の道のりは遠い。

決死回生。不眠不休で頑張る人達の無事を祈り、これ以上悪いことが起きないよう祈るしかできない。

満開の桜が目にしみる。
美しさと残酷さの背中合わせの人生を見るようだ。

時々、自分の立ち位置がわからなくなる。

今どこにいるのか。このまま歩き続けていいのか？
こうしている事に意味はあるのか？

不安だ。

「代表者は孤独なんだよぽぽんさん。僕も時々やりきれなくなるよ」

以前同業者のアンディーさんが電話の奥でため息とともに言っていたのを思い出した。

シューマンの靴

昨日のお花見は、シートを敷いて満開に咲く桜の真下で食べました。

でもメンバーたちにとっては桜よりお弁当が早く食べたくて下ばかり向いてる。

みんなっ！上見て！

私の叫びに桜をチラ見。
でもほどなくまた弁当見。

あ～あ！ま、いっか。

お弁当を食べたら、三々五々席を立ち作業所に戻り出す。時間を持て余すのですね。

そんなメンバーが多い中、今年61歳最年長のシューマンは、片隅に座りくつろいでいました。
シューマンって桜がよく似合う日本男児なんですよ。

でも、何だか足が痛そう。破れた靴下の上からさすっています。

「シューマン、靴下脱いでみて」

シューマンは素直に靴下を剥ぎ取りました。
以前から足裏にたこができ、痛むとぼやいていたのです。

「まあっ！」
私とサマンサ、メリルは叫んでしまいました。
両足にできたたこ？魚の目？いぼ？は50円玉ほどの大きさで、固く盛り上がっていたのです。おまけに巻き爪。

「痛いねえ。これは大変だ」

苦笑いのシューマン。病院にかかればいいのになあと思いますが、たぶんそんな気はないでしょう。

あれでは靴下も破れるわけだと思いました。固く ひび割れ盛り上がっているのですから。
原因は履きつぶし、なお
長年履き続ける靴のせいでもあります。雨水が入りこみほど傷んだ靴に愛着があるのか、シューマンはその靴を手放せません。

精神を病む人は、その薬を飲むことで精一杯。なかなか体にまで神経が及ばず大変なんです。