月水食堂のお弁当

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服薬の苦痛

2011-04-23 19:38:51 | 日記
クレーン車を走行中、小学生通学団の列に突っ込み6人もの尊い命を奪った容疑者は、てんかんの持病があったという。

てんかんは、統合失調症、そううつ病と並ぶ三大精神病の一つ。

けいれん発作が突然現れ、意識を失うこともあり服薬は絶対必要だという。

容疑者はまだ26歳。驚いたことに、母親も病気を隠しての就労を容認してたという。

しかも、つい三年前にも同様の事故を起こし、執行猶予中だったというから驚いた。

病気は、障害は、本人の責任ではない。

精神病の多くは毎日の服薬が欠かせないから、容疑者にとっても負担は大きく、苦痛でもあったと思う。

障害を隠さなければ就労がままならないのなら、それは社会全体の責任だ。

しかし、ハンドルを握る限り、体調には万全の注意をするのはドライバーの義務であり責任だと思う。

もし高いリスクが予想されるなら、プライドを捨てて運転を諦めることが大切だよ。

こんな風に幼い命をあやめてしまっては、一生かけても償いきれないじゃないの。やりきれない。

もちろん、母親に対しても責任は問うべきだろう。

まだ若い息子の一生を狂わせた責任。真実から目を背けていたのだから。

命に代わる保障はないのだ。