月水食堂のお弁当

地産地消と昭和の香りをコンセプトにした安くておいしいお弁当を届けます。

一茶の句

2013-05-31 19:57:30 | 日記

☆木曜薬膳
かじきのフライ
煮卵
棒棒鶏
茄子とピーマンの焼き漬け
甘夏はちみつがけ
炊き込みごはん
ひじき煮付け
漬物





小林一茶は250年前に生まれた俳人。私は小学生の頃、一時期伝記にはまり、キュリー夫人、ライト兄弟他歴史上の人物にまつわる伝記をよく読んだ。

小林一茶もその一人。好きな作品は、

われと来て 遊べや 親のない雀

やせ蛙 負けるな一茶 ここにあり

かな。

幼少時代母を亡くし、継母とそりが合わず孤独だった少年時代を思い起こし詠んだ句で、その情景が浮かび切なくなる。

一茶は50過ぎて結婚するも、遺産を巡り継母や弟と骨肉の争いをしたり、妻や子どもに先立たれたりと家庭に恵まれない生涯だったらしい。65で逝去するが、澄んだ心の持ち主だったことは句を読めばわかる気がする。

大の字に 寝て涼しさよ 淋しさよ