月水食堂のお弁当

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映画「レ・ミゼラブル」

2013-01-07 06:41:19 | 日記
年末30日、ティファニーと映画「レ・ミゼラブル」を観に行った。

小学生の頃、「ああ無情」という題に惹かれ、読んだ時の衝撃は忘れられない。直訳は「哀れな人々」

文豪ユーゴーの作品。世界中でミュージカル化され、喝采を浴びた感動作。日本でも東宝ミュージカルとしてロングランだった記憶がある。

今回の映画版はミュージカル仕立てと聞き、ワクワクしながらスクリーンを見つめた。

引き込まれた。言葉が出ないほど打たれた。作品の素晴らしさとキャストの美しさ、演技力と歌に圧巻され、昨年一年間に凝り固まっていた身体中が鼓動に満ちた。

監督は「英国王のスピーチ」のトム・フーパー。

ストーリーは今さら語る必要はない。
貧しく封建的な王政復古、19世紀初期のフランスが舞台である。

身分差別、貧困。この二つのテーマは私が福祉を目指したきっかけでもある。

主演のバルジャン役、ヒュー・ジャックマンのめっちゃかっこいいこと!

執拗に彼を老いかける警官役のラッセル・クロウ。憎らたしいけど私は大ファン。

養女コゼットの母役、アン・ハサウェイはため息が出るほど美しい。

革命に燃える学生マリウスを純粋に愛し尽くすエポニーヌの無償の愛。泣ける。

幼少時代のコゼットや少年革命家の子役も素晴らしい演技力。すごい歌唱力。

年が明け、感無量の縄から解き放たれ、やっと今この映画をコメントできました。