月水食堂のお弁当

地産地消と昭和の香りをコンセプトにした安くておいしいお弁当を届けます。

悲痛なニュース

2010-11-17 20:26:28 | 日記
☆水曜薬膳
生鮭のマリネ& カキフライのタルタルソースかけ
銀杏 大根と切り昆布の煮物 コールスローサラダ
このしろと胡瓜酢の物 柿 古代米
佃煮 漬物

昨日朝の悲痛なニュースに心が痛いです。

俳優松平健さんの奥さんが自死されました。

松平健さんの公演中、自宅で首を吊ったと。

まだ結婚してわずか5年、4歳の坊やがいるというのに。

松平健はいわずと知れた あの人気時代劇「暴れん坊将軍」のヒーロー。
数年前にはマツケンサンバも流行りました。

舞台劇で共演した奥様と数年越しの交際の後、ゴールインしたのです。

すぐに赤ちゃんが誕生し、幸せの絶頂だと思ってましたが。

ここ数年うつとパニック障害を患い、それでも献身的に看病してきた母親の死が引き金となったようです。

人が死を選ぶ瞬間は、たぶん正常な判断力を欠いている時だと思います。

その直前まで、深い闇の森に迷いこみ、孤独な苦しみにあえいだ結果なのでしょうか。

しかし、遺された家族の悲しみは量り知れず、あまりに過酷で、この先癒えることはないでしょう。

私の元夫の兄、ディーンが旅立ったのは、

14年前の師走でした。

38歳の誕生日直前。統合失調症を患い25年が過ぎた頃でした。

ディーン、優しくてハンサムだった義兄は、通っていたデイケアでモテモテだったと聞きました。

熊本弁がわからずカルチャーショックに落ち込む弟嫁の私に帰郷時、いつも気遣いをしてくれた。

自販機に走り、あたたかなコーヒー缶をそっと差し出す優しさもありました。
「ぽぽんさんは、このコーヒー好きだったろ?」

赤ちゃんだったデンゼルの後を、同じようにハイハイしながら追いかけあやしてくれました。


あなたを愛していたお義父さんは、二年後、後を追うようにガンで逝ってしまい、私たちにとって大好きな二人がいなくなった事はたまらない喪失感でした。

今頃天国で、昔のようにお酒を酌み交わしているのかな。

お酌ができたらいいのにな。

いつか、お墓参りに行くからね。そうそう、デンゼルはもうお二人の背丈を越したからびっくりしないでね。
訂正追記です。

ディーン義兄さんが統合失調症になって25年めにと書きましたが、15年の間違いでした。