月水食堂のお弁当

地産地消と昭和の香りをコンセプトにした安くておいしいお弁当を届けます。

言霊

2010-11-01 20:45:45 | 日記
☆月曜弁当
すき焼き風煮
おさつフライ
ぬき菜のごま和え

茄子の浅浸け

朝、3つの目覚まし時計が時間差で鳴り響く頃、私は目覚める。

しかし横着な私は、目覚めてもすぐには起きず、まずリモコンでテレビをつけニュースを聞きながら、ぎりぎりまでまどろんでいる。

そんないつもと同じ朝を迎え夢うつつな私の耳に、水嶋ヒロがポプラ社文学賞を取ったとのトピックスが入り、あわてて跳ね起きた。

なに?水嶋ヒロが受賞?

鮮烈なニュースだった。しかも、賞金は二千万円だというからかなりグレードの高い賞だろう。

水嶋ヒロといえば、病気療養中の絢香と衝撃結婚し、この秋、人気絶頂の中、突然の引退休業発表。このところ、彼を取り巻く報道全てがセンセーショナルである。

しかし、芸能活動休止の理由が、執筆活動に専念したいからだというものだったから周りは半信半疑。

私もそうだが、たぶん大方の人が
「ふん、素人が何こいて」
とたかをくくっていただろう。

そのど素人がいのちの大切さをテーマとしたSF小説に挑戦し初受賞。見事プロへの登竜門をくぐった。

まさかの快挙である。

言霊という言葉があるが、自分の夢を公言し、見事に貫き通した水嶋ヒロはえらいなあ!!

あまりの感動にすっかりヒロナイズされた私は、
朝食のパンにつけたチョコバターで、唇の周りを汚して気づかないでいるデンゼルにキレた。

「水嶋ヒロを見習え!」

当のデンゼルは、何故自分が水嶋ヒロと比較されるのか理解できずボカンとしていました。