「介護もトライアスロンも楽しんで」

90代両親を介護の日々ですが、合間に走って泳いで、バイクにも乗って年1回のトライアスロン大会参加を目標に楽しんでいます。

現在の介護の様子

2021年03月31日 17時10分49秒 | 健康・病気

今日の記事には不快に思われる記述があるので特にお食事中の方はご遠慮ください。

 

 

まず、入院していた兄の容態について一昨日主治医から連絡がありました。2度目に行った胸膜癒着術が功を奏して肺に溜まる水の量が1日に100cc以下になったそうです。退院しても大丈夫とのことで25日振りに本日退院の運びとなりました。

 

しかし今後も毎日少しずつは肺に水が溜まっていくので、どれくらいの期間は分かりませんが、そのことで呼吸が困難になればまた入院して水を抜いてもらうことになります。肺に溜まった水を抜くには2週間かかるそうですから今後は定期的に2週間の入退院を繰り返すことになるのでしょう。

 

そして1ヵ月近く入院していたので、それも肺に管が入ったままでしたから入院中は思うようなリハビリが出来ておらず、また一旦落ちてしまった食欲も現在はそのまま回復はしていません。運動リハビリのために脳梗塞後に入院していた地元のリハビリ病院への転院を考えていて、入院先の昭和大学横浜北部病院とリハビリ病院との間で連絡を取り合い検討してもらっていたのですが、残念ながら現状では転院は出来ないという結論になってしまいました。脳梗塞の後遺症のためのリハビリなら引き受けてくれるのでしょうが、直接の原因が肺がんということではリハビリ病院への転院は難しいようです。

 

残念ながら自宅で面倒を看るしかありません。

 

しかし、脳梗塞で半身麻痺となっている兄の入浴介助は自宅では出来ないので、以前お世話になっていた小規模多機能型居宅介護施設のデイサービスを利用することになり、取り敢えずは週2回お世話になることにしました。少しずつ体力が回復して週に5日間ぐらい通ってもらえると私としては助かるので徐々に通う回数を増やして行こうと考えています。また週1回の訪問リハビリも本人の体調次第ですが将来的には考えています。ただ、問題は肺に水がまた溜まってしまって入退院を繰り返すことになれば難しいのかも知れません。

 

 

一方父のその後です。

現在は認知症が進んで「弄便(ろうべん)」と言う症状が出ています。

「弄便」とは大便をいじったり、自分の体や寝具・壁などに擦りつける行為を言います。認知症が進行し、便に対する認識が薄れてしまったり、おむつ内に失禁したことによる不快感、羞恥心など、様々な理由によって起こるそうです。

父の場合は便意がないので本人が気が付かない内にオムツにしています。しかし小便については意識がある様でトイレに行きます。その時にオムツの中の大便に気が付くと手で触ってしまったり、洗面所でオムツを洗ってしまうなどの症状となって現れています。

毎朝ほぼ決まった時間に排泄があれば良いのですが、時間的にはバラバラで、便秘気味のために毎晩酸化マグネシウムを飲ませて排便を促している状態です。また一気に出てくれないので多い日には9回もオムツを取り換えることになった日もあるのです。

まあこの様な症状が出た場合は施設への入居という段階なのでしょうが、本人が行きたがらず、この後母と兄も施設に入居するかもしれない、と考えた場合経済的に困難をきたしてしまうので父の入居は出来るだけ先延ばしにしています。

大便の処理はもう2ヶ月以上続いているので流石に慣れてしまいました。当初は父に対して怒ってしまったりもありましたが、色々ネットで検索したり知り合いから話を聞いたりしていると怒ってしまうのは逆効果になるそうです。楽しくとまでは行きませんが、慣れたので何とか理性を保って対処出来ています。

そして4月からは通っているデイサービスの回数を1日増やして週3回にしました。従来からの施設は満席のため受け入れてもらえませんが、市内の別の施設にお願いできました。しかし面白いことに施設に行っている日は昼間オムツを汚すという行為は今まで1度もないのです。自宅以外の場所では緊張感があるので催さないのでしょうね。私としてはその逆をお願いしたいので通わせているのですが(笑)、思う様にはいきません。

 

 

家族の中で比較的楽をさせてくれているのが母です。しかし精神科の薬を処方されているので不安定になった時には一番厄介になるのが母なのです。母については現状維持が長く続いてくれることを祈っています。

 

なんとかなるさ!

コメント (4)
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