昭和51('76)年
監督:ロバート・ムーア
脚本:ニール・サイモン(おかしな二人 昔みたい)
出演:ピーター・フォーク(刑事コロンボ ブリンクス ベルリン・天使の詩)
デビッド・ニーブン(ピンクの豹 80日間世界一周 007カジノ・ロワイヤル ナバロンの要塞)
ピーター・セラーズ(ピンクの豹 007カジノ・ロワイヤル 博士の異常な愛情 マジック・クリスチャン 天才悪魔フー・マンチュー)
アレック・ギネス(スター・ウォーズ 戦場にかける橋 アラビアのロレンス)
マギー・スミス(天使にラブソングを ハリー・ポッター)
アイリーン・ブレナン(スティング)
エルザ・ランチェスター(フランケンシュタインの花嫁 メリー・ポピンズ)
ジェームズ・ココ(いちご白書 ラ・マンチャの男)
ジェームズ・クロムウェル(ベイブ イレイザー ディープ・インパクト グリーン・マイル スパイダーマン3)
ピーター・フォークが亡くなったそうで‥‥。子どもの頃に大きな印象を残してくれた方々が亡くなっていくのは寂しいものです。
この映画は劇場で見たくても叶わず、後年にビデオで見ました。曲のある豪華キャストで、過去の名作や、近年でもよくお見かけする方々がたくさん出演されています。
当時は『ケンタッキー・フライド・ムービー』『1941』『ヤング・フランケンシュタイン』などのパロディ映画がちょっとした流行になっていましたネ。
で、この豪華キャストで、大真面目に探偵ミステリーのパロディ! ネタ元がわからない探偵もいますが、キャストの個性を活かした or 意表を突いたギャグで、どのシーンにもニヤリ(^o^)
紙人形のオープニングも味があり、作品の雰囲気が伝わってきます。
ピーター・セラーズやデビッド・ニーブンは『カジノ・ロワイヤル』や『ピンク・パンサー』を先に見ていたので、笑いの質は知っていました。お二人とも期待通りです。
逆に意表を突かれたのが、盲目の執事役のアレック・ギネスのシーン。特に唖のメイドとの掛け合いに笑いが止まりませんでした。これだけブラックな笑いを入れられるというのは、時代的に寛容だったからでしょうか。
こんな豪華キャストの中にあって、ピーター・フォークは大抜擢のキャスティングだったのではないでしょうか。TVシリーズの『刑事コロンボ』では人気者でしたが、映画にはまだほとんど実績が無かった時期だったと思うのですが。しかし、アイリーン・ブレナンとのコンビは、コロンボのキャラとは全く違う、ハードボイルドのパロディを演じきっていますネ。
ラストの大どんでん返し(?)は、ミステリーに対する風刺に満ちていて最高!(^o^)/ ここに至るまでの不可解で理不尽な謎解き、そして満載の毒気のあるギャグで一気に見せてくれ、一時間半があっと言う間に感じさせてくれる一級品です。
監督:ロバート・ムーア
脚本:ニール・サイモン(おかしな二人 昔みたい)
出演:ピーター・フォーク(刑事コロンボ ブリンクス ベルリン・天使の詩)
デビッド・ニーブン(ピンクの豹 80日間世界一周 007カジノ・ロワイヤル ナバロンの要塞)
ピーター・セラーズ(ピンクの豹 007カジノ・ロワイヤル 博士の異常な愛情 マジック・クリスチャン 天才悪魔フー・マンチュー)
アレック・ギネス(スター・ウォーズ 戦場にかける橋 アラビアのロレンス)
マギー・スミス(天使にラブソングを ハリー・ポッター)
アイリーン・ブレナン(スティング)
エルザ・ランチェスター(フランケンシュタインの花嫁 メリー・ポピンズ)
ジェームズ・ココ(いちご白書 ラ・マンチャの男)
ジェームズ・クロムウェル(ベイブ イレイザー ディープ・インパクト グリーン・マイル スパイダーマン3)
ピーター・フォークが亡くなったそうで‥‥。子どもの頃に大きな印象を残してくれた方々が亡くなっていくのは寂しいものです。
この映画は劇場で見たくても叶わず、後年にビデオで見ました。曲のある豪華キャストで、過去の名作や、近年でもよくお見かけする方々がたくさん出演されています。
当時は『ケンタッキー・フライド・ムービー』『1941』『ヤング・フランケンシュタイン』などのパロディ映画がちょっとした流行になっていましたネ。
で、この豪華キャストで、大真面目に探偵ミステリーのパロディ! ネタ元がわからない探偵もいますが、キャストの個性を活かした or 意表を突いたギャグで、どのシーンにもニヤリ(^o^)
紙人形のオープニングも味があり、作品の雰囲気が伝わってきます。
ピーター・セラーズやデビッド・ニーブンは『カジノ・ロワイヤル』や『ピンク・パンサー』を先に見ていたので、笑いの質は知っていました。お二人とも期待通りです。
逆に意表を突かれたのが、盲目の執事役のアレック・ギネスのシーン。特に唖のメイドとの掛け合いに笑いが止まりませんでした。これだけブラックな笑いを入れられるというのは、時代的に寛容だったからでしょうか。
こんな豪華キャストの中にあって、ピーター・フォークは大抜擢のキャスティングだったのではないでしょうか。TVシリーズの『刑事コロンボ』では人気者でしたが、映画にはまだほとんど実績が無かった時期だったと思うのですが。しかし、アイリーン・ブレナンとのコンビは、コロンボのキャラとは全く違う、ハードボイルドのパロディを演じきっていますネ。
ラストの大どんでん返し(?)は、ミステリーに対する風刺に満ちていて最高!(^o^)/ ここに至るまでの不可解で理不尽な謎解き、そして満載の毒気のあるギャグで一気に見せてくれ、一時間半があっと言う間に感じさせてくれる一級品です。
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