失われた時を求めて

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ウルトラマン45周年

2011-07-17 21:09:21 | 特撮:ウルトラマン
 ちょっとご無沙汰でした(^^ゞ

 本日7月17日は、45年前に『ウルトラマン』の第1話「ウルトラ作戦第1号」が放映された日です。
 私は再放送世代なので、この日に放映が始まったということには、実はあまり感慨が無いのですが‥‥(^^ゞ もの心がついた時には、既にあったという感覚です。


 私にとっての『ウルトラマン』の魅力は
○怪獣の形態と特殊能力の面白さ
○特殊な事件を捜査するプロフェッショナルである科特隊
○科特隊メンバーの、特にイデ隊員とアラシ隊員のキャラ
○もちろん、特撮!

 怪獣が着ぐるみ、ジェットビートルはピアノ線で吊られたミニチュアであることは、子ども心にもわかっていました。それでも、怪現象を映像化して見せてくれる説得力はあります。
 大人になってから気付いたのは、「効果音」というくらいですから、その効果の大きさです。怪獣が動く度に「ゴニョゴニョ」と筋肉がきしむ音が必ず入れられていました。こんな細やかなこだわりが、着ぐるみである怪獣に存在感を与えていたのでしょう。
 ピアノ線で吊られたジェットビートルは、飛行シーンのアップでは画面がブレていました。私はこれに、ジェットビートルのカメラでは追いきれない高速感を感じます。

 好きな怪獣は順不同で
●テレスドン
●バルタン星人
●ドラコ
●グビラ
●ブルトン
●ケムラー
●ザラガス
●アントラー
●ゼットン
●にせウルトラマン
などです。一般的な人気とはズレているかも‥‥。東宝怪獣とは異なる、独創的な形態に惹かれます。
 この中では、昆虫が巨大化しただけのような「アントラー」が最もインパクトに欠けますが、大きな大あごと、硬質な昆虫の外殻が再現された着ぐるみの完成度は、他の番組のどの怪獣と比べても印象的です。

 好きなエピソードも順不同で
◎侵略者を撃て
◎恐怖の宇宙線
◎無限へのパスポート
◎怪彗星ツイフオン
◎撃つな!アラシ
などです。
 これらに続くエピソードを選ぶと全部選んでしまいそうで‥‥(^^ゞ 今日の気分ではこの辺りです。

 宇宙の不思議さが感じられるエピソードが、私は子どもの頃から好きだったようです。

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10 コメント

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Unknown (珠恵)
2011-07-17 23:57:38
本当におひさしぶりです
オイラんところでは相当強烈なウルトラハリケーンが吹き荒れております
初代マンの古谷敏さんとお友達になったり昨日は桜井浩子さんと面談したり
黒部さん&森次さん襲撃とか~~~
45周年と盆と正月と誕生日とクリスマスが大挙してやって来ましたよ

古谷敏さんは常々ファンの方々それぞれのウルトラマンが何故好きなのかってのを知りたがっておられます
ぐら姉さんの感じられたウルトラマンの魅力を古谷さんにお知らせしてもよろしいですか?
返信する
ぐら姉さんではないんですが‥‥ (自由人大佐)
2011-07-18 01:00:36
Yahoo!のブログでは、プロフィールの「最近の投稿」欄に、他のブログの記事が表示されてるんですよネ。そこの上位3つが、この「失われた時を求めて」の記事だったりします(汗)。

 私はまだ桜井女史とはお会いしたことがありません‥‥。科特隊のみなさんとはお会いしたいです。マムシさんとも会いたいです~。

 私の意見は、MIYUKIさんを通して冊子にまとめていただいたようです。
返信する
私とウルトラマン (海老太郎)
2011-07-21 22:26:12
私にとってのウルトラマンは新マンなのですが、その放送前に観たウルトラマンとセブンは子供ながら神格化していました。
一流のSFであり、上質なエンターテインメントであり、怪獣と宇宙人たちの魅力の宝庫でした。
特に初代ウルトラマンは全ての怪獣が輝いていました。
息吹を感じました。
あの着ぐるみの怪獣たちにとてもリアリティがあって興奮していましたね。。。。

ウルトラマンと怪獣たちは芸術作品のようでした。。。。
ウルトラマンと怪獣、そして防衛チームのスーパー兵器をデザインした彫刻家の成田亨さんと造型師の高山さん。
この二人なくしてはウルトラの世界は視聴者に受け入れられなかったことと思います。
とりわけ成田さんの強いポリシーに基づいた怪獣についての論理は確固たるものがあり、大人となりそれを知ることとなりました。
成田氏の個展に行き、氏とお話をしてサインを頂いたことは一生の記念です。
生前に出会えて神に感謝しました。

そして、後は脚本ですよね。。。。
金城さんを中心とした新鋭のライターさんたちが、様々なアイディアで視聴者を喜ばせてくれました。
演出も見事でしたね。
初代マンとセブンはパーフェクトでその作品の素晴らしさは後続のシリーズを大きく引き離している感がありますね。

素晴らしさを語りだしたら終わりが無さそうですのでこの辺で。。。

●私の好きなエピソード
来たのは誰だ

●好きな怪獣
ベタですが
バルタン星人
レッドキング
ゴモラ
ドラコ
ゼットン

です。。。。。
返信する
スタッフの素晴らしさ (自由人大佐)
2011-07-23 13:26:50
 お返事が遅れました。

 第1期のスタッフを特別持ち上げるわけではありませんが、前例の無い「テレビでの特撮レギュラー番組」のフォーマットを築いた方々の才能と努力に感嘆します。
 おっしゃる通り、魅力的な怪獣を創作した、デザイナーの成田氏、造形の高山氏、佐々木明氏の功績は大きいですネ。怪獣が魅力的だからこそ、私も番組を見るようになったわけですから。
視聴者に強くアピールできる要素としての「怪獣の魅力」では、『ウルトラマン』は他のヒーロー番組から飛び抜けていたと思います。
 そして設定・脚本を創作した金城氏。'70年代に制作された数多のヒーロー番組にも採用されたフォーマットを創出したというのは、驚くべき事実です。
怪獣の特殊能力を最大限に活かした、バラエティ豊かな脚本を生み出した、山田正弘氏、藤川桂介氏、若槻文三氏、佐々木守氏、そして演出と脚本の両方を担当された野長瀬三摩地(南川竜)氏、樋口祐三(海堂太郎)氏、飯島敏宏(千束北男)氏その他の諸氏。彼らそれぞれのストーリーテリングの持ち味と、怪現象の不思議さと面白さ。SFアンソロジーとして、良質なエンターテインメントを提供してくれました。
 もちろん、照明や音効、特撮のスタッフの技術のレベルも高く、それらが奇跡的な化学変化を起こした番組だったのだと思います。

 成田氏にお会いしたというのは羨ましいです。スタッフの多くは鬼籍に入られ、生のお話を聞く機会が限られてきました。

 隊長さんが選ばれた怪獣は、どれも(ドラコは「?」)超人気怪獣ですネ。世代を超えて人気があるのも納得です。
ガルバンやガンモンス、ガバリなんて名前を出しても、一般の人(当時熱心に見ていた子どもだった人も)はわからないでしょうが、バルタン星人、ゼットン、レッドキングは多くの方に知られているでしょう。これは驚くべき事実だと思います。
そもそも、現在流されているソフトバンクのCМにウルトラマンが登場しているのも驚きです(笑)。
返信する
追伸 (海老太郎)
2011-07-23 15:46:24
すみません。忘れていました。
私はザラブ星人とニセウルトラマンも好きでした(苦笑)
あれは見事な偽善者で素晴らしい悪役でした。

成田亨先生はウルトラマンがCMなどでユーモラスな役で出演していることを大変嘆いておられていて、ウルトラマンは死んだ、ともおっしゃってました。
私はそれを聞いて複雑な心境になりました。。。
万人に愛されるウルトラマンだから、そういう出番もありかと思っていたのですが、先生はウルトラマンを安売りする円●プロに強い反感を抱いていました。

そのとき、アンヌ隊員こと菱見百合子さんもいらしてました。
恥ずかしくて声をかけられませんでしたが(苦笑)
確かにウルトラマンの怪獣は我々世代や子供の世代まで広く知れ渡っていますよね。
残念ながら、キャプテン・ウルトラやジャイアント・ロボ、赤影の怪獣は特撮ファンしか知りませんよね。
ただ、人気怪獣が何度も復活しているのはちょっと疑問を持っています。
でも、今の子供たちが喜ぶのであれば、それもありなのかなと。。。。。
ソフトバンクのウルトラマンには私も驚きました。
孫正義さんもウルトラマンのファンだったのでしょうか(苦笑)
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CMのウルトラマン (自由人大佐)
2011-07-25 20:06:05
 あのソフトバンクのCMでのウルトラマン、なぜか第2次ブームの時のように、目が黄色いんですよネ‥‥。

 ウルトラマンが人間くさい動きで「笑い」の方向に走っているのは、私も好きではありません。でも、一般的にはアレがウケているんでしょうネ。
『ウルトラマン』の作品内での神秘性・ヒーロー性を剥ぎ取られ、パロディとして存在するウルトラマン‥‥。かつてのアイドル性を捨てたタレントと同様の、哀愁も漂っているような‥‥。成田氏が納得していないことに同感です。
ただ、人気者であるが故のパロディだということも理解できます。既にウルトラマンはヒーローではなく「タレント」になったのだということなのでしょう。

 別人の「帰ってきたウルトラマン」が私たち世代のリアルタイムのウルトラマンであったのと同様に、今の子どもたちにとっても、別個体のゴモラやリトラ、エレキングがリアルタイム体験となっているのでしょうか。
ウルトラブレスレットを受け入れられない第1次世代と同様に、「超振動波」を発するゴモラに違和感を覚えるのは仕方ないことだと思います。今のゴモラは、今の子どもたちの怪獣として生きているのだと考えたいです。

 「にせウルトラマン」は、にせものキャラの先駆でしょうか。あの「ちょっとだけどこかが違う、邪悪なデザイン」は傑作ですネ。
(パロディのウルトラマンも、ある意味では「にせウルトラマン」なのかもしれません(苦笑)。)
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もし4クール迄やっていたら (熱血王 ガッツィンガー)
2011-07-25 22:02:19
と時々想像してみたりする
思うに例えばケムール人みたいにqの怪獣とキャラが出てきたりとかジラースみたいに東宝の着ぐるみがもっと使われたりとかストーリーとしてもハヤタが主役として目立つ立場の話もあったりして

これだけの遺産を残し得たのだからもし1クール延びたとしても傑作が世に出ていたのかも
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歴史の「たら」 (自由人大佐)
2011-07-29 23:32:17
 もっと制作されていたら、どんなストーリーが飛び出したのか。興味は尽きないですネ。
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最近はまってます ()
2011-11-15 22:01:53
テレ玉やtvk(うちはテレ玉は映る)でやってる「ウルトラゾーン」↓
http://www3.tvk-yokohama.com/ultra/
「ウルトラファィト」好きだったワタシは、はまってしまいました。
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なんとなく知ってます (自由人大佐)
2011-11-16 21:04:26
 予告CMは見たことがあって、見てみようとは思っているのですが、なかなか時間が合わず‥‥。パロディとして楽しめばイイのですよネ。

 BGMを新録音したというのに興味が湧きます。『ウルトラQ』の音楽はバスクラリネットやミュージックソーが使われていて、アナログの手触りが顕著でした。どのような音楽になっているのか聴いてみたいです。
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