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懐かしの歌謡曲(26) うわさの男

2011-04-03 22:55:42 | 音楽:歌謡曲
研ナオコ 昭和48年10月25日 発売
作詞:阿久悠 作曲:森田公一 編曲:高田弘

 この歌はCD化されていません‥‥(T_T) 発売元が東宝レコードですから‥‥。

 私が研ナオコさんの歌を初めて耳にしたのが、この歌でした。『全員集合』やその他の歌謡番組で、TVを通して何度か聴きました。次に聴いたのが「愚図」だったので、その曲調の大きな違いに驚いたものでした。

 コントなどもこなされていたナオコさんの才能が、この歌にも発揮されていますネ。この歌、ホントにイイですヨ。楽しくって切ない。ナオコさんのキャラにピッタリで、この歌で歌手として注目されたというのもよくわかります。
また、声もハリがあってイイ! 若さと魅力がみなぎっていますネ。ちょっと乱暴な歌い方もこの歌に合っています。

 阿久悠氏の詞は、姉御肌の女性が若い娘にアドバイスしている内容です。しかしサビだけは、「『女たらしのうわさの男=ジョージ』に恋心を持っているかもしれない自分に気付く」という展開になっています。詞の内容が変化するのとシンクロして、Aメロ・Bメロ・サビと曲調も変わっていきます。かなり完成度が高い歌ですネ。

 Aメロはマーチ風。「♪だからあれほど 言ったじゃない」のコーラスがピッタリの導入です。テンポが速い裏拍のトランペットのスタッカートが小気味よいです。ナオコさんはこの部分を歌う時は、4小節ずつステージを右に左にギャロップしながら歌っていたと記憶しています。
 Bメロはビートが緩くなり、ベースがよく動いています。ストリングスのオブリガードが厚くてカッコいいです。ここではトランペットは3拍目のアクセントをルーズに演奏していて、Aメロとのメリハリがあります。
 サビは8ビート。1曲の中で目まぐるしく曲調が変化して楽しい(^o^)/ 「♪でも ひょっとしたら私 AAHHH 好きなのかもね」の「AAHHH」の部分に深いリヴァーヴがかかって、ドキっとします。声がカワイイ(*^o^*)


 アップされては削除されてしまいますが、今ならYou Tubeに音源があるのを発見しました。

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2 コメント

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レコード (南 うなみ)
2011-04-06 18:24:19
友達の父がナオコさんのファンでレコードをたくさん持っていました。よく聞かせてもらった歌です。
カラオケでもこの歌歌いますよ。窓ガラス、ラララ、泣かせて、も。
歌い出しがすごく好きなんですよ。
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ナオコさんとみゆきさん (自由人大佐)
2011-04-07 23:20:56
 「LA-LA-LA」は私も好きな歌です。あと「あばよ」「東京見返り美人」なんかも。自分を卑下する失恋の歌は、胸に刺さるようなスゴみがあります。みゆきさんの歌と出会ったことは、ナオコさんの才能とキャラを開花させましたネ。

 この「うわさの男」はカラオケにあるんですか! 今度歌おう。
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