●「弦太郎孤独旅」昭和47年10月29日放映 デビルタイガー登場
放映第4話 脚本:佐々木守 監督:外山徹
冒頭から出ずっぱりの「デビルタイガー」。オープンセット撮影の仰りでの巨大感がイイ感じです。
地中から登場するデビルタイガーの特撮と、坂を転げ落ちる弦太郎一行の本編映像がテンポよく編集され、なかなかリアルに仕上がっています。
そして番組開始から5分も経たないうちに、いきなりのアイアンキングとデビルタイガーのアクション! 『仮面ライダー』『キカイダー』などの等身大ヒーロー並みの激しいアクションを、巨大ヒーローが展開するのはこの当時では異色です。「若駒冒険グループ」のお陰ですネ。子どもは大喜び(^o^)
デビルタイガーの炎を噴き出すシーンは、『ウルトラマン』でのテレスドンやバニラの時のような合成です。しかし、ほとんど気付かずに見ていました。
今回の弦太郎の歌は「月の砂漠」。ウマいなぁ~。
怪しげなショック音楽に乗って、和尚さん登場! わかりやすい演出です。そして泊めてもらったお堂から、夜中に抜け出そうとするゆき子。とうとう視聴者の前で「10番目の影」を名乗りました!
お堂を抜け出そうとするゆき子に対して、「どこ行くんだヨ!」と声をかける弦太郎。眠っていると思ったら、ちゃーんと起きているとは! しかし五郎の一言でトイレだと信じてしまうあたり、スルドイんだかヌケテいるんだか‥‥。
でもでも、不知火族が襲ってくる時にはまたまた寝たフリ。わかっちゃいるけど、カッコいい!(^o^)/
さらわれた(と見せかけた)ゆき子を助けに行こうとする五郎に、デビルタイガーを倒すことを優先しようとする弦太郎。
五郎:どうしても行くのかヨ。
弦太郎:あたりまえだ。敵はすぐそこにいるんだ。
五郎:だけど、ゆきちゃんはどこにいるのかわかんないんだゼ。
弦太郎:どこにいるのかわかんないのは、ほっとけ!
五郎:バカ! だから助けに行くんじゃないか。
弦太郎:勝手にしろ!
ここで不知火族登場。
不知火:ゆき子を助けたければ、10号倉庫へ来るんだな!
ゆき子の居場所がわかっても、それでもデビルタイガーを倒しに行こうとする弦太郎に、五郎がとうとう怒って決別を宣言します。それでもデビルタイガーが潜んでいる海へ向って、モーターボートを走らせる弦太郎。しかしその途中で五郎のことを考え、引き返します。ここで一瞬たりともゆき子のことを考えずに、五郎のことだけを思う弦太郎に、2人の厚い友情が感じられます。
ゆき子を助けに行って捕らえられた五郎を救出し、デビルタイガーのリモコンを破壊するとデビルタイガー自身も爆発してしまいました。めでたしめでたし。
五郎さんは水の代わりに「プラッシー」と「マリンカ」をがぶ飲み‥‥。スポンサーの意向でしょう(^o^)
●デビルタイガー
黄色いウェットスーツが「虎」っぽくはありますが、名前とデザインの関係がいまひとつわかりません‥‥。
特殊能力は口から吐く炎。動きが敏捷で、飛行能力もあります。
炎に苦しむアイアンキングを笑ったり、弦太郎の操縦するモーターボートに目を回したりと、ロボットらしくない、まるで生物のようなしぐさをします。
放映第4話 脚本:佐々木守 監督:外山徹
冒頭から出ずっぱりの「デビルタイガー」。オープンセット撮影の仰りでの巨大感がイイ感じです。
地中から登場するデビルタイガーの特撮と、坂を転げ落ちる弦太郎一行の本編映像がテンポよく編集され、なかなかリアルに仕上がっています。
そして番組開始から5分も経たないうちに、いきなりのアイアンキングとデビルタイガーのアクション! 『仮面ライダー』『キカイダー』などの等身大ヒーロー並みの激しいアクションを、巨大ヒーローが展開するのはこの当時では異色です。「若駒冒険グループ」のお陰ですネ。子どもは大喜び(^o^)
デビルタイガーの炎を噴き出すシーンは、『ウルトラマン』でのテレスドンやバニラの時のような合成です。しかし、ほとんど気付かずに見ていました。
今回の弦太郎の歌は「月の砂漠」。ウマいなぁ~。
怪しげなショック音楽に乗って、和尚さん登場! わかりやすい演出です。そして泊めてもらったお堂から、夜中に抜け出そうとするゆき子。とうとう視聴者の前で「10番目の影」を名乗りました!
お堂を抜け出そうとするゆき子に対して、「どこ行くんだヨ!」と声をかける弦太郎。眠っていると思ったら、ちゃーんと起きているとは! しかし五郎の一言でトイレだと信じてしまうあたり、スルドイんだかヌケテいるんだか‥‥。
でもでも、不知火族が襲ってくる時にはまたまた寝たフリ。わかっちゃいるけど、カッコいい!(^o^)/
さらわれた(と見せかけた)ゆき子を助けに行こうとする五郎に、デビルタイガーを倒すことを優先しようとする弦太郎。
五郎:どうしても行くのかヨ。
弦太郎:あたりまえだ。敵はすぐそこにいるんだ。
五郎:だけど、ゆきちゃんはどこにいるのかわかんないんだゼ。
弦太郎:どこにいるのかわかんないのは、ほっとけ!
五郎:バカ! だから助けに行くんじゃないか。
弦太郎:勝手にしろ!
ここで不知火族登場。
不知火:ゆき子を助けたければ、10号倉庫へ来るんだな!
ゆき子の居場所がわかっても、それでもデビルタイガーを倒しに行こうとする弦太郎に、五郎がとうとう怒って決別を宣言します。それでもデビルタイガーが潜んでいる海へ向って、モーターボートを走らせる弦太郎。しかしその途中で五郎のことを考え、引き返します。ここで一瞬たりともゆき子のことを考えずに、五郎のことだけを思う弦太郎に、2人の厚い友情が感じられます。
ゆき子を助けに行って捕らえられた五郎を救出し、デビルタイガーのリモコンを破壊するとデビルタイガー自身も爆発してしまいました。めでたしめでたし。
五郎さんは水の代わりに「プラッシー」と「マリンカ」をがぶ飲み‥‥。スポンサーの意向でしょう(^o^)
●デビルタイガー
黄色いウェットスーツが「虎」っぽくはありますが、名前とデザインの関係がいまひとつわかりません‥‥。
特殊能力は口から吐く炎。動きが敏捷で、飛行能力もあります。
炎に苦しむアイアンキングを笑ったり、弦太郎の操縦するモーターボートに目を回したりと、ロボットらしくない、まるで生物のようなしぐさをします。
森川さんは事故でしたから、降板は残念ですネ。
前話までの視聴率が悪く弦太郎と五郎の絡みよりアイアンキングの戦いの方が視聴率を取れるかと手当してみたものの…。
うなみは二人の絡みというか青春冒険コントがすきなんですよね。
この回の月の砂漠いいですよね。素直にかっこいい。でも、今も昔も五郎の方が好きです。
>二人の絡みというか青春冒険コント
「コント」ですか‥‥(苦笑)。私も弦の字と五郎のからみが好きで、この番組のファンでした。私は『飛び出せ!青春』の高木役、『俺たちの旅』の玉三郎役でもお馴染みの石橋正次派です。
石橋正次が出ているという評判で見たのですけど、弱弱しく見える相棒の霧島五郎が変身したのでビックリ!
しかも弱いのにも驚きました。
そして最後は弦太郎が倒すので3度ビックリでしたね。
これほど初見で驚きまくったヒーローモノは
珍しいですよ。
そして、アイアンキングが何者なのか? 宇宙人? 改造人間? そういう説明が一切ありませんでした‥‥。 驚きの連続でしたネェ~。
>≫また、この回で、ゆき子役の森川千恵子さんの髪も焼けてしまい、特撮番組に出演し続けるのが怖くなり、この事故がきっかけで降板の予定が早まってしまったそうです。
>森川千恵子さんが第5話の撮影中の事故が原因で降板されたことで思い出しましたが、(ネットの又聞きで知りましたが)不知火族編の最終回で「ゆき子が不知火族最後の刺客となり,弦太郎と五郎に挑む」と言う展開が用意されていたそうですね。
アイアンキングは、以前ファミ劇で2羽連続放送を見ましたが、本編の随所に繰り広げられる弦太郎と五郎の丁々発止が見ものだったと思います。
個人的に、タイタニアン編のある回(「タイタイニアンがマンションを前線基地にする」ストーリー)で、五郎と弦太郎が「タイタニアンにボディジャックされた少年を暴行した容疑」で警察に逮捕された展開にて、留置場に入れられた五郎と弦太郎のシーンで、「タイタニア~ン」(タイタニアンが宇虫怪獣に変身する際の合言葉)と弦太郎がふざけるシーンに「げ、弦太郎!お主はタイタニアンだったのか!?」な印象を覚えました。
二人の明るさが、佐々木氏脚本による番組の重いテーマを、イイ意味で和らげていたと思います。逆に言えば、テーマを薄めてしまったのかも‥‥。
弦太郎が「タイタニア~ン」と言ってふざけるのは、最終話前後編の直前の第24話ですネ。そのエピの冒頭では、目を指で引っ張って細めて、タイタニアンの真似をする弦太郎の姿もあります(笑)。