対中日戦、10回の表、大変なことになってる!
菊池のタイムリー、新井、鈴木らのホームランもあり、一挙7点.
何で(最後までの)テレビ放送がないんや!
絶対夜のプロ野球ニュース、全部観てやる!
対中日戦、10回の表、大変なことになってる!
菊池のタイムリー、新井、鈴木らのホームランもあり、一挙7点.
何で(最後までの)テレビ放送がないんや!
絶対夜のプロ野球ニュース、全部観てやる!
これが今回の縦走路だ!
さぁ、今年のお盆前は天気良いぞ!
パッケージングもOK!
今回は縦走.小屋でヘルメットを借りても返しに戻って来れないので、借りることができない.生まれて初めてマイヘルメットを持参となった.なんかカッコいいぞ!
8.10(水)、午前中の仕事を終え、直ちにJRに乗り、まずは夜のうちに沢渡へ.
名古屋経由、多治見でレンタカーを借りて、
午後9時、沢渡着.大駐車場近くの宿に泊まる.
明日は今年から新たに制定された「山の日」.なんでも皇太子さまが家族で上高地に上がってこられるということで、宿にはテレビクルーも宿泊.駐車場には中継車も.
私はその前に上高地を出発するので、交通規制にはかからない予定.
翌8/11(木祝).さぁ、始まるぞ!
いつも通りバスではなく、乗り合いタクシーを選ぶも、皇太子さまが来られる余波を受けて、タクシーの台数が薄い.
約30分待たされた.30分時間が押しちゃったじゃないか!これが後に恐怖の登山の原因①となる.
上高地着.おぉ、セコムが警備に当たるのか.
もう、ヒトたくさん.
いつも「綺麗だぁ」と眺める奥穂高.後のレポートでこの写真を加工して、歩いたルートの一部を紹介する.
気合入っちょります(^▽^)/
6時半、出発です!
明神へ、約40分.標準タイムは60分.早い!
徳澤.上高地から1時間半.標準タイムは2時間.早い!
梓川から、明神岳を見上げる.横尾まではハイキング.気持ち良い.
横尾着.上高地から2時間半.標準タイムは3時間.徳澤で休憩しているのも加味すると相当早い.が、これが後に恐怖の登山の原因②となる.
事故情報を確認.今から行くところで死亡事故が起きてる.チョと怖いな.慎重に行こうと気を引き締める.
40分の休憩.結局速いペースで歩いたんで、休憩も長くなっちゃった.何のために早く歩いたのか…(>_<)
9時半、出発.
この横尾大橋を渡ってからが本格的な登山となる.
おぉ、涸沢カールが見えてきた.
この道は2回目(1回目の記事はこちら)である.
涸沢ヒュッテ着.
腕時計を撮り忘れたが、このときちょうど12時頃.
標準タイムは3時間.2時間半で着いたのだが、なんか両股関節がヘトヘトに疲れている.
早く歩いたのがここで効いてきたかも.
登ろうか、やめておこうか….
テラスでほかの男性登山の方とお話ししながら、「出発するなら午後1時が最後のチャンスだよね」ということでコンセンサス.
休んでから
午後1時.今日、北穂高岳小屋に泊まらないと、予定がこなせなくなる.ということで、やや無理やり出発.
あの山の頂まで登るんだぞ!見えるガレ場をほぼ直登するコース.
直登が故、涸沢カールを上から見下ろすことになりながら、
高度を上げていき、テントも小さくなってくる.
全くまだまだ.
ここまではまだ気力があったが、
だんだんと股関節が動かなくなってきて、
おいおい、ここからが本格的な岩場登攀じゃないか(>o
ここから梯子(>o<)
落ちて亡くなるヒトがいるってのはこの梯子だな.
もう引き返せんぞぉ(T.T)
このとき既に午後4時ごろ.
画面から伝わっているか、ちょっと日が赤らんできており、夕日になりかけている(>o<)
うぇーん.まだまだ岩場だぁ(T.T)
分かるでしょ、日が陰り始めてるの.
足が全く上がらなくなっている.
山で初めて恐怖を感じている瞬間.
降りてくる人も全くいなくなって久しい….
上ぇ~の方に、カップルが小さくおられ、この人たちに向かって叫んだのである.
「私、○○って言いますが、(北穂高)小屋に着かれたら、予約している○○は、少なくともここまでは登ってきていた、と伝えてくださぁい!」
と、何かあった場合の手がかりを託した.
「あと1時間弱でテント場で~す.まだ2時間くらいは明るいですから、落ち着いてゆっくり登ってきてくださぁい.小屋には伝えておきまぁす」と返事.
私は、不安な気持ちで、ビバークの心構えを始めた.
使いたくはないが、こんな時のための、ビバークチェルトはある.シュラフもある.防寒下ばき、ダウンもあるぞ.
幸い盛夏、夜もそこまで冷えないだろう.
風よけになる岩陰の平面を見つける、ということだな.
あとは、どの時点でビバークの決断をするか、だな.
って、まじめに考え始めていた.
あー、沢渡からのタクシーが来なくて30分出発が遅れたから夕暮れになったんじゃぁ.(早立ちの重要性)
あー、横尾までスピード上げ過ぎたのが悪かったんじゃぁ.(ペース配分の重要性)
あー、標準タイム、という意味をもっと深読みすべきだったんじゃぁ.(標準タイム合計6時間、それ以降のタイムはあてにならないことを知る)
すると、
「天場じゃぁ!」
って、嬉しさと、安堵感が字の大きさに出てるでしょ(; ;)
あと、分かりますか? 北穂高小屋の屋根がちょっとだけ見えてる.
おぉお…、明るいうちに着けたぁ、嬉しい…(; ;).
正面は常念岳.
高度感が伝わらないかもしれないが、落ちたら奈落の底(怖).
奥穂高岳(右)、前穂高岳(左)の頂上だけが日に照らされている.
日暮れ直前である.
天場を過ぎて、北穂高岳まであと0.3km.
こんなところをトラバース(岩稜の壁伝いに横に歩くこと).
右に見えてるピラミッドピークは常念岳.その左は、去年表銀座縦走した時歩いた大天井岳.
山頂手前に恐ろしい岩稜が.これ、“ゴジラの背”ってやつかな?
やったぞー!!!ついに登頂!!!
達・成・感ァん\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
槍ヶ岳が見える!
3年前のH25年、初めて涸沢カールまで来たとき、「いつかは登ってやる!」と思った、あの北穂高岳に、今登頂した.
このとき、午後5時半ごろ.涸沢ヒュッテから4時間半かかった.
コースタイムは3時間とあったが、あれって、上高地から一気に登ることを想定した時間じゃないな.
結局、上高地からここまで、11時間( Д ) ⊙ ⊙ !!.
休憩は入れているものの、よく歩いた.よくぞ歩いたぞ!
しかし、無理で危険なことをした、と反省する.こんな登山してたらホントに死ぬわ.無理な時間計画だった.
そうそう、日本一高いところにあるこの小屋のこのテラスでビールが飲みたかったのよぉ!
素晴らしい眺望!常念岳.
ついにこのテラスで槍が岳を眺めながらビールを飲む瞬間だっ!
(撮ってもらうと、私を端っこにして眺めをメインにしてくださいと頼んでも、真ん中に配されてしまうの図.私は左端でいいと思うのだが)
うへ~っ、美味い!美味過ぎる\(^o^)/
おぉー、これが“大キレット”ってやつか.
恐ろしい….
噂には聞いていたが、やっぱ私の登山人生でここを歩くことはないだろう.自制せねば….ん、自制…?(^^;
おっそろしい谷が….落ちたら絶対死ぬ.
さ、さ、夕食です.
同席のパーティの方々と乾杯で登頂を祝います.
この小屋名物の豚の生姜焼き.
明日に向けて鋭気を養いましょう(^O^)
3の2に続く.