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コロナ感染防止加速へ バスと電車を活用して効率的なワクチン接種を 

2021-06-28 | 地震防災談話室
東京五輪は、開会式まで一か月を切り、コロナ感染者数の下げ止まる中で、 “安全安心の大会” の御旗を掲げて突き進んでいる。

新型コロナワクチンの18~64歳を対象とした接種も、東京・大阪の大規模接種会場などで始まり、感染者の多い若者を対象とした大学での接種や職域接種に名乗りを上げる企業も増えてきた。

 ● 緊急出動で感染リスクの高い警察や消防関係者へのワクチンバスによる出前接種
事件、事故や火災などで緊急出動する感染リスクの高い警察や消防関係者ら、いわゆるエッセンシャル・ワーカーへのワクチンの接種がはじまっているが、都内で6万5000人もの人が一か所で接種を受けるとなるとたいへんだ。接種が行われている東京築地の会場は、五輪が始まると接種会場として使えなくなり二回目の接種ができなくなるという。
ワクチン接種会場として観光バスを活用しての、各警察署や消防署など近間で済めば効率的な接種ができ、特に、警察や消防関係者は緊急事態発生時の迅速な行動に備えることができる。

 ● 集客感染リスクの高い駅前商店街などで働く人たちのために 終電後にワクチン接種電車を臨時運転しては
職域接種する企業の大半は大手で、コンビニや薬局など駅周辺の商店街などで働いている人やバス・タクシーの運転手といった人たちは含まれていない。
こういう人を対象に、JRや私鉄の電車を活用し終電後の深夜に臨時運転して、最寄り駅でワクチン接種をすることができないか。

鉄道各社を中心に最寄り駅前の商店街や地元医師会が協力して、終電後に、駅のホームに止めた電車を接種会場として、駅前商店街で働いている人や駅前に停車しているバス・タクシーの運転手らを対象にワクチン接種をする。
電車の各車輛は受付、問診、接種、副反応の経過観察にそれぞれ利用でき、ワクチンの保管や準備に欠かせない冷凍・冷蔵庫も準備することができる。
接種は商店街等の閉店後の深夜になり、各人の接種日時を主催者側で柔軟に決めておけば、ワクチンも電車内に余裕をもって確保できるので無駄にすることもなくなり効率的な接種が可能になる。

わが国では、コロナ対策の出遅れで、1万4600人余りの方がすでに亡くなっており、長引くコロナ感染の防止で、国民は、マスク着用を強いられくたびれ果てている。
ワクチン接種による駅前ゾーンのコロナ感染リスクの軽減につながれば、安心して電車の乗り降りや買い物ができ安全安心ゾーンが広がる。


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