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コロナ感染急増にストップ 無症状感染者の把握・検査の徹底を

2020-12-19 | 地震防災談話室
第3波の襲来で、年末年始を前にした17日、新型コロナの日ごとの新規感染者が全国で3000人を超えた。
この日、新規感染者が822人と最多となった東京では、小池都知事が、一人一人の大切な命だけでなく周りの方々の命を守るための策を講じていきたいと訴えていた。

 ● 無症状感染者の早目の把握でコロナ・クラスター潰しを
都内では、最近は、新規感染者の感染経路がわかる人の多くに、家庭内や勤め先、老人施設などで感染を広げている例が目立つという。
勤め先から帰ってきた父親らが、本人が咳や発熱などの症状もなくコロナに感染していることに気付かぬまま、同居の家族にうつしている。
コロナ感染が疑われるときは濃厚接触者として把握し早目の検査が必要だ。

東京駅や新橋駅前の民間検査所やクリニックなどで自発的にPCR検査や抗原検査を受ける人がいて、コロナの症状がないのに陽性の、いわゆる無症状感染者も見つかっているという。
東京感染症対策センターiCDCは、これら無症状感染者の積極的な把握はできないか。日ごとの新規感染者の数が一時、急増しても、これにより人々はコロナに対する危機感を身近に感じて、コロナ退治に役立つのではないか。

 ● 感染予防で更なるコロナ情報の学習を
Webでの「コロナ」へのアクセス数が減少していると聞いた。GoToトラベルでコロナ感染リスクへの危機感が緩んできたのではないかと気になる。

長引くコロナ禍で、Webやテレビで新型コロナウイルスの情報を見る機会が多い。文章や番組の途中で関係のない広告が飛び込んでくると、情報の流れが止まり戸惑うことがある。コロナ情報は、地震災害や風水害などと同レベルの命を守る災害緊急情報として、差込み広告には節度ある対応をお願いしたい。

自粛で自宅待機時間の多い筆者は、変幻自在の新型コロナの感染リスクについて、Webや新聞などで理解している。テレビで、マスク着用や3密、手指消毒、換気…と日常の感染防止策を身近に学習し、特に、医療現場での医療従事者のご苦労を知って、自らの感染予防の行動に改めて注意しなければと思った。

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