「中古品に付着している磁気」
私たちが日常使っている道具や服、愛着のある品物には、使用者の思いの霊的磁気が
付着しているようです。
その中でも一番、思いが付着している物は、鉱物、宝石類です。
親の形見の宝石などは、本当に親の思いが閉じこもっています。
親子ならまだマシですが、他人から譲り受けた物は、持ち主の思いが負担になる場合が
あります。
私は以前、宝飾の石などの鑑定やリフォームを受け賜る仕事に携わっていました。
そこでよく遺産相続の宝石を鑑定して欲しいと依頼されました。
まず聞かれるのは、本物か偽物か、本物だったら幾ら位の価値があるかです。
指輪、ネックレス、ブレスレット、石入り時計などを遺産相続の分配に必要だとのことです。
価格のことはお答えしませんが、宝石などは偽物が結構あるようです。
昔から代々引き継がれている物でも真贋が分からず、買っているようです。
目の前に出された宝飾の数々は、暗く、陰鬱な感じを受け、あまり触りたくない物も
あります。持ち主の念が込められているようです。
また、お持ちになった人の思い、欲得が見えてしまうこともあります。
真贋や、値打ちを気にすることなく素直に受け取ればいいのにとは思います。
相続された品物と受け取った人の思いが上手く調和していけばいいなとは思います。
昔から海外では高価な宝飾は、人を選ぶと言われています。
合わなければ不幸が次々と見舞い、真の持ち主を求めて彷徨うようです。
どちらにしても、形見などは以前の所有者の霊的磁気が
付着していますが、新たな所有者の磁気が日々足されていきます。
結局は、中古品を持つことは多々ありますので、日々の自分自身の
思いの蓄積がどうか、ということになります。
その日に起きたマイナスの思いや出来事を寝る前に振り返り、
反省することは反省しクリアにして前向きに、明るく生きていくことが
マイナスの付着の磁気をプラスにしていけます。
日々上書き修正していくことが大切になります。