愛の輝きとつぶやき

写真、アート(絵画、書、詩)日記

感謝をするということの大切さ

2015-08-09 18:10:52 | 感謝の心

「感謝をする」ということの大切さ

感謝をするということが、エネルギー的、霊的に見てみると

どんなに大切かを今だからこそ実感しています。

十年前、仕事をし、趣味をしながら一人暮らしているころ、思うように生きられていない苦しさに

四苦八苦していました。毎年、年の初めに計画を立て、それに添って進もうと決心しても

なしくずし的に上手く行かないことに、苛立ちと諦めが支配していました。

周りを責め、結局は自分の能力の無さを嘆き、生き方の下手さを責めていたのでした。

ある時、仕事の計画の見直しと生活上の見直しをノートに書いていますと、

「感謝する」という言葉が浮かびました。

「そうだなぁ、これまで感謝をすることをあんまり考えてこなかったな…」と

思い至りました。周りの事柄に意識して感謝をしながら生きてこなかったことに

気づきました。

それからは、感謝の文字を手帳に書き、日めくりのカレンダーに感謝の言葉があるのを見つけ、

毎日意識するようにトイレに貼ったりしていました。

それからも溜め息が漏れることが時々ありましたが、「感謝」という言葉から

色々考えるきっかけになりました。

仕事の交渉や、日常に出会う人々のこと、電車やバス内での譲り合い、

暑さ寒さの中での工事現場の職人さん、数え上げれば切りがないほど感謝の思いから

行動することの大切さを思いました。

この世に産んでくれた両親への感謝、この土地に住まわせて頂いていること、

この地球に育まれて生きていられることをよくよく考えていくと、

これまでアタリマエにして生きていたことは、無くてはならないことだったと

思いました。

そうして生きていくと、色々と理解が広がっていき、心の凝りが段々融けていったように

思います。

この世に生まれてこのかた、どこかで目に見える、見えない多くの存在に助けられ生きて

きたし、決して一人では生きられないのだと心の底から分かったのです。

日常のうえで生じる様々な障害も、有り難い気づきの機会だと思えました。

これまで逃げてきた事柄にもどんなに苦しくても立ち向かおうと決めたとき、

そして、それらを一つひとつクリヤにしていった時、心が安定していきました。

 

それまでは、いつも根無し草のようだと自虐的な諦めに近い心境で何年も過ごしていましたが、

今は、自分の魂が肉体を借りてこの地球に生かされている有り難さに

日々感謝の思いが湧き上がってきます。

「感謝」を思い、言葉にすることの重要さをつくづく感じます。

日々の精神的、肉体的に「感謝」の思いの影響が大きく関わってくることを、

身を持って実感しています。