愛の輝きとつぶやき

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「小田原駅前の署名活動」

2018-06-10 19:25:58 | 真実を知る

「小田原駅前の署名活動」

 9日に所用があって小田原駅を降りました。海側の駅階段を降りた所で署名活動をしていたグループがいました。約20人程で、年金生活者らしき70歳から80歳の方々でした。

何を呼び掛けているのかとプラカードを見ると、「憲法を守れ」、「平和憲法を守れ」、「改憲反対」でした。皆さんにこやかに呼びかけていました。どこかの組織に頼まれたのでしょうか。それとも自発的にやっているのでしょうか。

この方たちはこれまで、憲法のことなどあまり考えてこなかったのではないでしょうか。新聞は、A日新聞、М日新聞、Y売新聞、T京新聞でしょう。そして、テレビは、毎日習慣のようにスイッチを入れて朝昼晩と観ている。偏向報道されているとは疑ったことも無いし、自身がまさか洗脳されているとは気づいてもいない。お花畑の中だけで生きている。

これまで曲がりなりにも年金で生活できている。これまでの憲法で何がいけないのか、と思っているのではないか。現在の日本を取り巻く世界情勢の厳しさを知らないし、深く知ろうともしない。新聞、テレビがすべて正しいと思い疑ったこともない。一度思い込むとテコでも変えない。

思い込みの強さはスゴイものがある。そういう意味では、若い人はまだ柔軟性がある。ネットでの情報は玉石混淆ではあるが、自身で調べて考えることができる。

竹島が韓国に乗っ取られ、尖閣諸島や沖縄が中国に脅かされ、乗っ取ろうと狙っている。それでも、このままの憲法で良いと言う人々は次の寓話の中のカエルのようです。

「カエルの楽園」の物語の中で、南の崖をよじ登ってきたウシガエルに不安を抱くツチガエルたちに対し、ディブレイクやガルディアンは実に気味の悪い言葉を吐いています。

 ●「ウシガエルは虫を追っていて、うっかりと南の草むらに入ってきただけかもしれない。あるいは草むらが珍しくて、見学に来ただけかもしれない」

●「こんなところに我々が集まっていては、緊張を高めるだけです」

●「とことん話し合えば、必ず明るい未来が開ける」

 

この本が出された四か月後の2016年6月9日(単行本の刊行は2月)に、中国軍艦が初めて尖閣沖の接続水域に侵入した時、朝日新聞は社説に次のような文章を書きました。

●「今回の行動に習近平政権の意思がどこまで働いていたのか。(中略)軍艦の行動が意図的なものか、偶発的だったのかも不明だ」

●「事実関係がわからないまま不信が募れば、さらなる緊張を招きかねない」

●「対話のなかで、お互いの意図を理解し、誤解による危機の拡大を防ぐ」

 

奇妙なことにディブレイクたちの言葉とまったく同じなのです。偶然の一致なのでしょうか。

ちなみに現在、尖閣諸島周辺では毎日、中国艦船がきて数が増しているそうです。 メディアはそのことを報じません。

「思考を放棄した国家の運命」と「メディアの国体を弱体化へと導く恐ろしさ」

 はからずも小田原駅前でのお年寄りたちの嬉々とした、「憲法を守れ、改憲反対」の署名活動に接し、日本国民の命と安全を守ることの困難さに身の引き締まる思いがしました。

 


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