神宮の博物館【神宮徴古館】
伊勢神宮の博物館へいってきました。平成29年12月20日、神宮各々ご参拝のあと、時間がゆったりあったので行ってきました。もちろん「倭姫宮」へ御参拝のあと道を隔てた、神宮博物館も空いていました。神宮美術館→神宮農業館→神宮徴古館→中央広場、いこいの広場の順に散策しました。
とくに神宮徴古館(じんぐうちょうこかん)の建物と展示物には心を奪われました。日本の古い歴史が連綿と継承されていること、日本人の技などの伝統を真のあたりにしました。日本とは、日本人とは…といろいろ思いが廻りました。
もっと早くくれば良かった。
伊勢の神宮では年間1500回を越えるお祭りが行われています。神宮徴古館では、
神宮のお祭りに関する資料や御装束神宝、農業館では、自給自足の伝統を守る神饌や農林水産関係の資料を展示。
通常の参拝だけではうかがい知ることのできない神宮の精神文化を体感していただけます。
【神宮徴古館】・・・式年遷宮で撤下された神宮の御神宝装束をはじめ、日本最高の技術で奉製された美術工芸品や国重要文化財の考古、歴史資料などを展示する総合博物館。ルネッサンス様式を取り入れた歴史博物館、レンガ造二階建。国の登録有形文化財。
【神宮農業館】・・・「自然の産物がいかに役立つか」をテーマにした日本最古の産業博物館。設計者片山東熊による徴古館、農業館の建物は平成10年に国の登録有形文化財に。
【神宮農業館】・・・「自然の産物がいかに役立つか」をテーマにした日本最古の産業博物館。設計者片山東熊による徴古館、農業館の建物は平成10年に国の登録有形文化財に。
遷宮後に撤下された御装束神宝は、かつては埋納または焼納されていましたが、現在では技術伝承のために保存し、式年遷宮の意義を紹介するためにその一部を公開しています。
※御装束神宝は収蔵品ではないため、展示風景のみ掲載しております。
博物館一体は、倭姫文化の森ー倉田山逍遥ーと呼ばれ、眩しい梢の光、苑内の多彩な植栽が楽しめます。
木々もこれから新年を迎えるにあたって、引き締まった輝きに満ちて観えました。
写真も以前よりは沢山撮りたいと思わなくなりました。
その場の空気、風、思い、感覚を大切にしたいと思っています。